高橋 信 一覧

田んぼの学校2014年6月度

田んぼの学校2014年6月度「田んぼでトンボやカエルやメダカ」
実施日:2014年6月15日(日)
天気:晴れ
参加人数:135人(府中小学P101人,一般24人,スタッフ10人)

梅雨の晴れ間に恵まれました。豊岡市立府中小学校2・3年生の学Pの参加があり、たくさんの子供たちで賑やかな田んぼの学校となりました。

ビオトープ周辺にはモリアオガエルの卵塊がたくさんぶら下がっています。

採集した生き物を仕分けし、それぞれの名前を教えてもらいます。

泥んこになった体は、前の川に入って洗い流します。素っ裸で泳ぐ子もいました。

大鍋は地元野菜とシジミ。暑い時期の鍋もいいものです。
今回確認した西公開ビオトープの生き物リスト:
ドジョウ、キタノメダカ、ニホンイシガメ、オタマジャクシ、トノサマガエル、モリアオガエル卵塊
タイコウチ、オオコオイムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメガムシ
ゲンゴロウ類幼虫、ヤゴ(オニヤンマ、シオカラトンボ、イトトンボ型、ヤンマ型、トンボ型)
ヌマエビ、チスイビル、ウマビル
シオカラトンボ、シオヤトンボ、ヤマサナエ、ムカシヤンマ、ショウジョウトンボ、オオイトトンボ、キイトトンボ、モートンイトトンボ


広報とよおか連載開始

市広報に「生きものイキイキ観察記」という連載コラムを、コウノトリ市民研究所が担当することになりました。
2014年5月25日発行第219号をご覧下さい。
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1400551931265/http://kounotori.org/blog/files/05251213.pdf
年4回ということなので、今後、夏、秋、冬と、季節ごとの生きものを紹介してゆきます。ご期待下さい。


田んぼの学校2014年4月度

タンポポ探し、春の草を食べる
日時:2014年4月20日(日)9:30-12:00
天気:曇り
人数:80名(スタッフ込)

2014年度「田んぼの学校」が始まりました。4月の活動は「タンポポ探し、春の草を食べる」。70名もの参加者が集まり、にぎやかに始まりました。

鎌谷川の土手沿いを歩きながら、菅村主任研究員の植物の説明に耳を傾けます。芽吹きの山はコバノミツバツツジが美しく彩を添えていますが、林床の緑はシカに食い尽くされて、シカが食べないアセビの白い花だけが目立ちます。

田んぼでは代掻きが始まり、トラクターが掘り起こすミミズなどの虫を狙ってサギやコウノトリが集まっています。

草花の勉強をしながら田んぼ道を戻ります。

天ぷらの食材は以下のとおり。人が多くて、天ぷらを揚げる作業が間に合いません。
コゴミ、タラノメ、ユキノシタ、ヨモギ、ハナウド、ノアザミ、フジの花、タケノコ、蕎麦団子、イノシシ肉

大鍋は地元野菜にフグ。あっというまに空っぽになりました。
本日観察した植物:
スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、タチツボスミレ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、トキワハゼ、チドメグサ、スズメノヤリ、スズメノテッポウ、ヘビイチゴ、ウマノアシガタ、タガラシ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ、アセビ、コバノミツバツツジ、ヒノキ、スギ、アカマツ、カスミザクラ


豊岡盆地の冬鳥観察会

日時:2014年2月9日 9:30~11:00
集合場所:コウノトリ文化館
観察場所:円山川右岸立野堤防
参加人数:約20名(スタッフ込み)
円山川下流域がラムサール条約湿地に指定され、国際的にも重要な湿地として認知度が高まりつつあります。市民のみなさなんに、そんな湿地環境に生息する冬鳥の状況を、特にカモを中心に見てもらおうと企画しました。

コウノトリ文化館では、ちょうど「冬のカモ」企画展を実施中で、展示中のパネル写真と剥製を使って、大きさ、オスとメスの違い、識別ポイントなど、22種類のカモの説明を行いました。

文化館での予習をもとに、円山川堤防の上から、実際にカモの観察を行います。最初に、双眼鏡の使い方を説明。

ミゾレ模様の中でしたが、時間が経つにつれて晴れ間も覗きました。3日間ほど雪が続いた後で、田んぼを餌場にするカモたちは雪のない場所へ移動してしまった様子。見られたカモの数は少なかったです。観察されたのは、カモではマガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモの4種類。カモ以外ではカワウ、コウノトリ、ヒバリ、カワラヒワ、トビ、ウミネコなどでした。
越冬中のコハクチョウ11羽は、この雪の影響で移動してまったようで、予定していたコハクチョウの観察はできませんでした。

(参考までに、2月5日に撮影した、安良地区のコハクチョウです)
参加者の皆さんには、今回のカモ観察をきっかけに、豊岡盆地の野鳥への興味を高めてもらう機会となれば幸いです。

写真:北垣和也 文:高橋 信

アカガエルの卵塊初認


本日2月4日、コウノトリの郷公園内の西公開ビオトープにて、アカガエルの卵塊を確認しました。堪水田1枚に3つの卵塊がありました。

おそらく、休園日だった昨日2月3日に産卵したものと思われます。先週末は季節はずれの陽気が続いたので、気の早いアカガエルが産卵行動に至ったのでしょう。本日から真冬に逆戻りで、しばらくカエルもおとなしくしているでしょう。


田んぼの学校1月度(2013.1.20)

実施日:2013年1月20日
参加人数:約20人
天気:曇り

ちょうど第3回の企画展「冬の猛禽類」の展示準備が大方終わっていたので、最初に展示写真を見ながら猛禽類の説明をしました。ホームステイ体験のニュージーランドの学生を引率する先生方の、飛び入り参加もありました。
そのあと、雪の残る園内を一周して、野鳥観察を行いましたが、昨年同様、ほとんど鳥がいない状況でした。見た鳥の写真を載せておきます。撮影は稲葉主任研究員。

アオサギ

ヒヨドリ

トビ

セグロセキレイ

カワウ

コウノトリ

ホオジロ
10種類の鳥しかみれませんでしたが、帰ったあとに食べたカニ汁はとっても美味しかったです。


生物多様性企画展開催中


県立コウノトリの郷公園内にある、豊岡市立コウノトリ文化館の玄関ホールにて、NPO法人コウノトリ市民研究所による企画展が開催中です。
◆統一テーマ 「コウノトリが暮らす 豊岡盆地とその周辺の生物多様性」
◆第1回展示テーマ 「森の蝶・ゼフィルス」 写真・文:友田達也主任研究員 
◆第1回展示期間 2012年9月11日(火)~10月8日(月)
◆展示内容(案内文より抜粋)
 豊岡盆地の周辺部から、但馬の山地帯にかけて、日本のゼフィルス25種中の20種が生息しています。但馬の豊かな生物多様性を示す一例といえるでしょう。その中から今回17種を紹介します。
今後、コウノトリ市民研究所の研究員が様々な生きものを順次紹介することになっています。どうぞ御期待ください。


ホタル観察会


2012年6月20日(水)コウノトリの郷公園内で豊岡市主催のホタル観察会が開催されました。コウノトリ市民研究所の上田代表が観察会の講師。
コウノトリ文化館ホールで、ホタルについて15分ほど勉強をしました。参加者は150名あまり。

8時過ぎに文化館前を出発。東公開の東屋まで、歩きながらホタルの観察をしました。

鎌谷川沿いにゲンジボタルが飛んでいます。数は例年より少なめ。

東公開湿地ではヘイケボタルの群れが見られました。


ビオトープの整備


GW初日は、観光客も少なく郷公園内は落ち着いた雰囲気。萌黄の里山が美しく、キビタキの囀りが聞こえてきます。しばらくするとシュレーゲルアオガエルが一斉に合唱を始めます。
スタッフでビオトープの水管理のための力仕事を少しやりました。

水の中にはアカガエルのオタマがいっぱい。メダカやアメンボが泳いでいます。1時間ほど、爽やかな汗をかきました。
5月20日の田んぼの学校では、こどもたちの歓声が聞こえることでしょう。


田んぼの学校1月度

日 時:2012年1月15日(日)9:30~12:00
テーマ:里山観察、足跡や野鳥など、雪遊び
天 気:曇り
参加者:20名

昨年よりは積雪量は少ないですが、今年も雪の中での野鳥観察となりました。出発する前に、倉庫の横の斜面でホオジロとアオジの観察ができました。

田んぼに下りたアオサギやコウノトリをスコープで観察しました。雪の上にはシカの足跡がたくさん残っていて、山からおりて川をわたる様子などが分りました。タヌキかアナグマか、別の動物の足跡もありました。

東公開の湿地にはカワウとクサシギがいました。カモは1羽もいませんでした。

観察した鳥は、トビ、アオジ、ホオジロ、クサシギ、エナガ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、カワウ、コウノトリ、ヒヨドリの11種類。
今年の冬は鳥がとても少ないです。

お昼はカニご飯のオニギリが出ました。

あつあつのカニ汁で暖まりました。


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