田んぼ2024 一覧

田んぼの学校2025年3月(実施報告)New!

2025年3月16日(日)9:30~11:00
テーマ:早春のビオトープ
参加者:4家族14名、スタッフ4名、計18名



今日は雨がよく降ります。ひょっとして、誰も参加者はいないのではないかと心配していたのですが、4家族もお越しくださいました。

悪天候なので生きものの採集は短時間で終えて、館内の展示実習室に持ち帰って観察をしました。



傘を差しながら採集をしました。



館内の展示実習室に持ち帰って観察をしました。アカガエルの卵塊がたくさんありました。
短時間ということもあり、見つけた生きものは、あまり多くはありませんでした。

今日見つけた生き物 合計7種
ニホンアカガエル、キタノメダカ、マルタニシ、ミナミヌマエビ、トビケラ類の幼虫、カゲロウ類の幼虫、スジブトハシリグモ



今日の大鍋は、白身魚のつみれ汁でした。
出汁がしっかり出ていて、美味しかったです。


田んぼの学校2025年2月(実施報告)

2025年2月16日(日)9:30~11:00
テーマ:冬のビオトープ
参加者:27名、スタッフ6名、計33名

2月の田んぼの学校は冬のビオトープです。
一見静かに見える冬のビオトープ。一体どんな生き物が採れるでしょうか。

曇り空の日が多い豊岡の冬ですが、幸いにも今日は青空が広がり、暖かい日でした。
生き物を捕まえたあとはみんなで観察をします。

今日はメダカがたくさん見つかりました。
また、ヤゴやゲンゴロウの仲間といった昆虫もたくさんいました。

オニヤンマのヤゴ

マルガタゲンゴロウ(下)とクロゲンゴロウ(上)

今日は合計21種類の生きものが見つかりました。
魚類 :メダカ、ドジョウ
昆虫 :クロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、
    ガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ、オニヤンマ、コサナエ、
    シオカラトンボ、イトトンボの仲間)、
    マツモムシ、タイコウチ、コオイムシ、カワゲラの仲間、
    トビケラの仲間
その他:ヌマエビ、ヒル、ミズムシ、カワニナ、スジブトハシリグモ

今日の大鍋はカレースープでした。仄かな辛さが冷えた身体に染みわたります。


田んぼの学校2025年1月(実施報告)

田んぼの学校

2025年1月19日(日)9:30~11:45
参加者:11家族33名
スタッフ:7名
 


今日の田んぼの学校のテーマは「冬の動物・足跡さがし」。いいお天気に恵まれました。
 
 
初めに文化館2階の剥製ルームに園内にいる生き物を見に行きました。哺乳類は昼間に見られることはあまりないので、足跡でどの生き物がいたのかを判断します。脚を見てもらい、足跡と歩行パターンもちょっと勉強しました。
さあ、いよいよ足跡探しに出発です。始めに見つけたのはシカの足跡。足跡のめり込み具合で進行方向もわかりました。コウノトリの祥雲寺ペアが巣塔にいたので、みんなで順番に望遠鏡で観察しました。
 
その後も、キツネやテン、コウノトリの足跡などもたくさん見つけました。
 
それから、湿地に降り積もった雪の上を歩いたり、水たまりに張った氷を割って集めたり冬ならでは遊びもしました。
 
 
帰ってきたらおいしいシカ汁が待ってました。たくさん食べて満足、満足。

 

 

 


田んぼの学校2024年12月(実施報告)

2024年12月15日(日)9:30~11:30
テーマ:ネイチャークラフト
参加者:14名4家族、スタッフ5名、計19名


今日は、生きものも活動を控える本格的な冬になる前に、秋の恵みの木の実と落ち葉を使ってマスコットやミニリースを作ります。初めに見本は見てもらいますが、発想は自由です。みんなそれぞれ作りたい物を作ります。


定番の松ぼっくりツリーにミニリース。

   

 
そして今年は、ヘラクレスや新種、新人類など様々な作品が出来上がりました!!クラフトは作っている時も夢中になり、帰ってからも飾れるのがいいですね。作品を掲載しておくので、じっくりご鑑賞ください。

 

 
今日のお鍋は、えびつみれ。熱々でおいしかったです。

 


田んぼの学校2024年11月(実施報告)

2024年11月17日(日)9:30~11:30
テーマ:里山探検
参加者:21名、スタッフ6名、計27名


今月の田んぼの学校は、里山探検です。キノコやドングリを探したり、焼き芋を焼きました。


探検に出発する前に焼き芋の準備をします。サツマイモを新聞紙で包んで濡らし、さらにアルミホイルで包んで焚火に入れます。


東公開エリアに向かいます。山沿いには、ガマズミの実や、キノコ類があります。

 ホコリタケの仲間
 ツチグリの仲間

 
なんとシマヘビが這っていました。まだ気温が高い証拠ですね。

 
東公開エリアのカキの木には熊棚がありました。熊棚とは、ツキノワグマが木の枝を折って作った座る棚のことです。ここに座ってカキを食べていたようです。


ドングリを拾いました。
 
椎の実です。

 
探検から戻ると焼き芋ができあがっていました。焼きたては美味しいですね。


今日の大鍋は、いわしのつみれ鍋でした。


田んぼの学校2024年10月(実施報告)

2024年10月20日(日)9:30~11:30
テーマ:アカトンボ探し
参加者:30名、スタッフ6名、計36名


今月はアカトンボを探しました。


文化館から東公開エリアに向かって歩きました。
今日はとても寒く、トンボの姿もなかなか見当たりません。今日のような天気の悪い日は、昆虫類の姿を見つけることは難しいです。


かろうじて、アキアカネとナツアカネを見つけることができました。


今日のお昼は、鹿肉鍋でした。寒い中の温かい汁ものは、とても美味しいです。


田んぼの学校2024年9月(実施報告)

2024年9月15日(日)9:30~11:30
テーマ:バッタ・イナゴ探し
参加者:38名、スタッフ8名、計46名


今月の田んぼの学校は、バッタ・イナゴ探しです。


まだ暑い日が続きますが、田んぼや川沿いは秋の気配になりつつあります。周辺の田んぼは、稲刈りが半分ほど終わりました。バッタやイナゴなどの姿をよく見かけるようになりました。

文化館前から東エリアへ、川沿いを歩きながら採集しました。バッタ類の他、トンボ類もいました。


途中、川にオオカマキリが落ちているのを子どもたちが見つけました。引き上げて観察していると、お尻の先から寄生虫のハリガネムシが出てきました。

ここでハリガネムシの話をしました。カマキリのお腹の中に寄生するハリガネムシは川に産卵します。産卵が近づくと、寄生されたカマキリはハリガネムシに操られて川に飛び込みます。そこでハリガネムシはカマキリの体内から川に出て産卵します。ふ化したハリガネムシは最初にカゲロウの幼虫に寄生し、そのカゲロウが羽化してカマキリに食べられることでカマキリに寄生します。

宿主を操るという、ハリガネムシの巧みな戦略に、子どもたちのみならず、大人も興味津々でした。


文化館の展示実習室に戻って、採集したものの種類を調べました。


トノサマバッタ


ショウリョウバッタ

今日つかまえた生き物
バッタ類   :トノサマバッタ、クルマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、
        マダラバッタ、ハネナガイナゴ、コバネイナゴ
コオロギ・
キリギリス類 :エンマコオロギ、オカメコオロギ、クサキリ、ウスイロササキリ
カマキリ類  :オオカマキリ、ハラビロカマキリ
トンボ類   :ウスバキトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、チョウトンボ、アジアイトトンボ
カエル類   :トノサマガエル、ヌマガエル、ニホンアマガエル

合計22種の生き物を見つけました。


お昼の大鍋は「いわしのつみれ汁」です。いわしと野菜の旨味がしっかりと出ていて美味しかったです。


田んぼの学校2024年8月(実施報告)

2024年8月18日(日)9:30~11:30
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:26名、スタッフ6名、計32名



先月に引き続き、8月の田んぼの学校も鎌谷川で生きもの観察でした。
お盆を過ぎると、日差しが少し和らいだように感じますが、まだまだ暑いです。


晴れの日が続いていたこともあり、川の水はいつもより少なめでした。
先月のように泳ぐことはできませんが、年少の子どもたちにとっては入りやすかったでしょう。


捕まえた生きものを観察します。種類ごとにケースに入れて、スタッフが説明します。


今日は合計20種類の生きものが見つかりました。

魚類  :タモロコ、カマツカ、オイカワ、カワムツ、ムギツク、ドジョウ、キタノメダカ、ドンコ
両生類 :ヌマガエル
水生昆虫:タイコウチ、マルガタゲンゴロウ、ヤゴ(コヤマトンボ、コオニヤンマ、ハグロトンボ、コシボソヤンマ)
甲殻類 :ミナミヌマエビ、スジエビ
貝類  :シジミ類、カワニナ
昆虫  :オニヤンマ


今日の大鍋もカレー味でした。野菜の出汁もしっかり出ていて美味しかったです。
暑い中でも、カレーは美味しいですね。


田んぼの学校2024年7月(実施報告)

2024年7月21日(日)9:30~11:00
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:44名、スタッフ6名、計50名


7月の田んぼの学校は、小川の生きもの探しです。文化館前を流れる鎌谷川に入りました。


今月のパスポートはドジョウのスタンプです。


やっぱり夏は川遊びが楽しいですね。
今日の豊岡市は37℃超えのとても暑い日になりました。
大人も子どもも、網を持つと夢中になります。


水深があるところでは、泳ぐ子もいました。


捕まえた生き物をバットや水槽に入れて、みんなで観察しました。合計24種の生き物がみつかりました。
スミウキゴリやテナガエビなど、海から上ってくる生き物もいました。

今日みつけた生き物
魚類 :カマツカ、フナ、ドジョウ、メダカ、カワムツ、オイカワ、タモロコ、モツゴ、ムギツク、ドンコ、スミウキゴリ
昆虫 :ガムシ、タイコウチ、ミズカマキリ、ヤゴ(ハグロトンボ、コオニヤンマ、サナエトンボ類、ヤンマ類)
甲殻類:ミナミヌマエビ、アメリカザリガニ、スジエビ、テナガエビ
貝類 :カワニナ、シジミ


今日の大鍋はカレースープでした。暑い中のカレーも美味しかったです。


田んぼの学校2024年6月(実施報告)

2024年6月16日(日)9:30~11:00
テーマ:初夏のビオトープ
参加者:37名、スタッフ6名、計43名


6月の田んぼの学校はビオトープです。
日ごとに暑さが増してきました。ビオトープの生き物も、季節によって種類が変化します。


大人も子どもも夢中です。


捕まえた生き物を集めて全員で観察します。説明を担当したスタッフは、湿地の生き物のプロフェッショナルです。


今日はドジョウとアカハライモリがたくさん見つかりました。


トノサマガエル。


今日は27種類もの生き物がみつかりました。

両生類:アカハライモリ、ニホンアカガエル、トノサマガエル
    オタマジャクシ(トノサマガエル、シュレーゲルアオガエル、アカガエルの3種?)
魚類 :ドジョウ、メダカ
昆虫 :シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ(成虫と幼虫)、
    ヒメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、ガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ、
    マツモムシ、コオイムシ、タイコウチ、ゲンジボタル、ケラ
    ヤゴ(シオカラトンボ、サナエトンボ、イトトンボ)
その他:ハシリグモの仲間、ヌマエビ、ヒル、マルタニシ、カワニナ

先月とくらべて、オタマジャクシの種類が増えたのと、ゲンゴロウ類の幼虫も見られました。


今月の鍋は「いわしのつみれ汁」でした。


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