活動2023 一覧

春の鶴見茶屋New!

2023年5月21日
春の鶴見茶屋を開催しました。
ご来店約110名、スタッフ(豊岡高校茶道部)18名

天気もよく、過ごしやすい日になりました。
兵庫県立豊岡高等学校 茶道部の皆様によるお点前です。

110名ほどのお客様にお越しいただきました。

11月には秋の鶴見茶屋もあります。皆様、どうぞ秋もお越しください。


コウノトリ野鳥観察会2023年5月度(実施報告)New!

日時:2023年5月14日(日)13:00〜15:00
天気:くもり
参加者:2名
案内人:高橋

 5月度のコウノトリ野鳥観察会は、2名の参加者でじっくりと青葉揺れる園内を観察して回りました。4月度観察会時に孵化したばかりだったヒナの、1ヶ月経過後の成長した姿を、山頂東屋から直接観察してもらうことが第一目的でした。すでに3羽のヒナだけでお留守番できるようになった祥雲寺巣塔を、スコープ越しにしっかり観察できました。

 夏鳥観察には時間帯が遅い午後の観察会ですが、いろんな鳥が姿を見せたり鳴いたりして、都度説明をして興味を持ってもらいました。散策中に目についた植物も、わかる範囲で説明をしました。スコープがあると、遠くのスダジイの花や、ホオノキの花の咲きようも観察できて楽しかったです。

 東公開エリアで折り返し、人家の屋根の上に残されたコウノトリの巣材の説明をしかけたとき、タイミングよくこの巣を作っていた「エヒメ」が飛んできて地上に着地し、スコープ越しに足環のないことも確認してもらいました。

 来月の観察会では、祥雲寺巣塔のヒナが巣立っているかもしれません。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、オオルリ♀、シジュウカラ、ヤマガラ、サンショウクイ、ホオジロ、カワセミ、ダイサギ、アオサギ、キビタキ、カワウ、ヒヨドリ、スズメ、ツバメ、イソヒヨドリ

 

 

 

 


生き物観察会2023年5月度「キノコ・粘菌観察会」(実施報告)New!

2023年5月7日(日)13時~15時
天候:雨
参加者10名 スタッフ2名

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨天でしたが熱心な参加者のおかげで楽しい観察会となりました。
まずは学習室で標本を用いて変形菌の観察方法の基本を学んでもらい、その後、外へ出て観察を行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すぐに6歳の女の子がツチグリを見つけてくれました。コブリマメザヤタケ、ホコリタケ、スジオチバタケ、ミズゴケノハナの仲間などが見つかりました。今回も子供たちが活躍してたくさん見つけてくれました。雨天のため変形菌を探すのは難しいのでキノコ観察中心となりましたが、変形菌の出そうな環境や倒木などの説明も行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コブリマメザヤタケ(アナモルフ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホコリタケ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アカヤマタケ属の仲間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アミスギタケ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学習室に戻って、見つかったキノコを分類して名前の分かるものを確認しました。
見つかったキノコ:
ツチグリ、コブリマメザヤタケ、ホコリタケ、スジオチバタケ、アミスギタケ、アカヤマタケ属の仲間、ツヤウチワタケ?、その他ハラタケ目複数種、多孔菌類複数種。
雨に濡れた小さなキノコたちが美しかったです。

植物観察会2023年4月度(実施報告)New!

日時:2023年4月23日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:8名 スタッフ2名

令和5年度初めての植物観察会
予定では、スミレの観察だったのですが、2週間ほど春が早く進んでしまい、スミレは3種類しか残っていませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見つけた花は全部見たので少しも前に進みません。玄関先だけでドウダンツツジ、カラスノエンドウ、スズメノヤリ、ヒメスミレ、フジ、ハルジオン、スイバ、アカオニタビラコ、ミツバアケビ、アオスゲ、タチイヌノフグリがあって、15分くらいかかりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フジ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハルジオン
 
 
少し進んで、ジシバリ、ワラビ、アカミタンポポ、セイヨウタンポポ、ノミノフスマ、ノミノキンチャク
保護上重要な植物を保全しているエリアでは、ミツガシワ、ヒメシロアサザ、サデクサ、クサレダマ、マダイオウ、フジバカマ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
谷を進んで、ウツギ、ナガバノモミジイチゴ、サワオグルマ、ヘビイチゴ、サギゴケ、マツバスゲ、ムラサキケマン、オオバタネツケバナ、タニギキョウ、サワハコベ、キランソウ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文化館に帰って、ハハコグサ、チチコグサ、スズメノエンドウ、カスマグサを見ました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カスマグサ

コウノトリ野鳥観察会2023年4月度(実施報告)

日時:2023年4月9日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:6組9名
案内人:高橋,西垣

 2023年度最初のコウノトリ野鳥観察会は、前日とは打って変わって好天に恵まれました。さらに、本日朝に祥雲寺巣塔のヒナの孵化を確認したばかりの観察会となり、当日参加もふくめ、たくさんの皆さんと一緒にコウノトリの郷公園内を楽しくご案内できました。

 前年度までは参加者の自家用車で、盆地内の繁殖巣塔を巡りながら野鳥観察をする方法を続けてきました。今年度からは、自家用車以外の方法で来園された皆様にも気軽に参加頂けるよう、園内ガイドウォークと同様の案内スタイルで実施することになりました。参加費も従来の100円から無料に変更しています。

 13時、コウノトリの10分間の定時解説のあと、お貸しした双眼鏡の使い方を練習しました。西ビオトープで春の里山の様子、猛禽に襲われたと思われるアオサギの残骸などにまつわるお話をしました。

 今回のハイライトは、生まれたばかりのコウノトリのヒナを、山頂東屋から直接観察することでしたが、東屋滞在の14時まで、残念ながら親鳥が立ち上がることがありませんでした。待ち時間を利用して、聞こえてくる野鳥の声から種の名前を伝えたり、祥雲寺地区のコウノトリ育む農法の歴史を伝えました。自然観察路には、オオイワカガミ、トキワイカリソウ、スミレsp、ニシキゴロモなどが開花しており、歩きながら野草を楽しむことができました。

 東公開エリアに移動。飼育施設の概要や目的、ゲート横のドーム型ケージペアにまつわるエピソードなどをお話し、折り返しました。祥雲寺巣塔が近くなるころ、親鳥が立ち上がってヒナの世話か転卵するのを観察できました。山頂東屋でこのタイミングに出会えればよかったのですが、参加者の皆さんからは、今回の観察会を十分楽しんで頂けたことが伝わり、新しい観察スタイルの幸先として好スタートとなりました。
毎月第2日曜日、皆様のご参加をお待ちしております。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワラヒワ、ヤマガラ。

 

 

 

 


生き物観察会2023年4月度「ギフチョウ観察会」(実施報告)

2023年4月2日(日)13時~15時
天候 晴れ時々曇り
参加者9名 スタッフ3名
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天気があまり良くなくて、気温も低いので望み薄でしたが、近くの山に向かいました。
ギフチョウの食草であるカンアオイを保護している所やよく出現するポイントを回りましたが、残念ながら確認することは出来ませんでした。雪のせいか倒木などがあり、歩きにくい所が何箇所かありました。小型チェーンソウで倒れている木や竹を切り、通りやすくしてきました。(土地所有者の了解を得て作業をしました。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カンアオイを守っている所で写真を撮り、終了としました。