活動2021 一覧

植物観察会2022年11月度(実施報告)

2022年11月27日(日) 
植物観察会
参加者4名 スタッフ1名

車の通りが多いせいかニホンジカによる食害が少なく、多くのシダが見られる但馬文教府でシダの観察会を行ました。
参加者が少ないのでコウノトリ文化館にある図鑑を貸し出して観察することができました。

 

イワガネゼンマイとイワガネソウの違いを図鑑の写真と比べて、「ああ、確かに」と納得していただけました。

ヤブソテツの仲間は、どうやら3つのタイプがあるなあと話し合いましたが、図鑑を見ても「よく分からないですねえ」というのが、みなさんの意見でした。

 

観察できたシダ
ベニシダ、トウゴクシダ、ヤマイタチシダ、シシガシラ、ヒロハイヌワラビ、ホソバイヌワラビ、フモトシダ、リョウメンシダ、ゼンマイ、イワヒメワラビ、オニヒカゲワラビ、ジュウモンジシダ、イノデ、シケシダ、セイタカシケシダ、コゲジゲジシダ、ホラシノブ、タチシノブ、ホシダ、ヤブソテツ、ナガバヤブソテツ、イワガネゼンマイ、クマワラビ、オクマワラビ、フユノハナワラビ、コシダ、ウラジロ、ヤワラシダ、クラマゴケ、トラノオシダ

 

 

スタッフ1名が4名のお客様をご案内しました。

 
 

植物観察会2022年10月度(実施報告)

2022年10月23日(日) 
植物観察会
参加者1名 スタッフ1名

 

 

10月植物観察会

コウノトリ保護増殖センターへのアクセス道で観察しました。

10月の初めに下見をした時にはたくさんあった草本が草刈りで無くなっている場所もありましたが、集落防護柵で囲われているので、多くの種類を観察することができました。
お客様は常連の方が1名だけなので、写真と検索表をじっくりと見ていただいていつもより充実した観察ができました。

観察した植物

メナモミ、ハキダメギク、ノササゲ、オオブタクサ、ヨメナ、イナカギク、イヌホオズキ、オニドコロ、カエデドコロ、ヤマノイモ、エノキグサ、クロバナヒキオコシ、アオミズ、アメリカタカサブロウ、イヌコウジュ、ヨシノアザミ、アオツヅラフジ、ヒメシロアサザ
 
 
 
 
 

植物観察会2022年6月度(実施報告)

2022年6月26日(日) 晴れ
植物観察会

高温になることが予想されたので室内の活動も準備しました。

まずは文化館の玄関横で、ネジバナ、コメヌカススキを観察しました。
側面に回って、アリノトウグサ、オオチドメ、チチコグサを観察しました。


アリノトオグサ


ホソバノヨツバムグラ、ゴウソ、コウガイゼキショウを観察中

花壇に行き、キンシバイの観察、ここのキンシバイはタイリンキンシバイです。

ビオトープに向かう道の斜面に咲くホタルブクロを観察しました。
ネザサやススキの草刈りに励ん結果、今年は複数の開花が見られました。
下見の時は4株あったのですが、シカに食べられたようで花は一輪しか見られませんでした。


室内に帰って、葉っぱの観察をしました。

まずは、香りで導入です。
クロモジ、ミズメで驚いていただきました。

ミズメ

ウオーミングアップでツバキ、サザンカ、チャで識別の訓練です。
図表、検索表の見方に慣れてもらって、いよいよ本番、ドングリの仲間の識別です。


カシワ、ミズナラ、コナラ、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、シラカシ、ウバメガシ、スダジイ、クリ、アベマキの観察をしました。

参加者2名、スタッフ1名

 

 

 

植物観察会2022年4月度(実施報告)

植物観察会4月

神鍋の溶岩流にお出かけしました。
雪の多い冬で春が遅れるのかなと思っていたらいきなり夏日が続き、一度に季節が進んでしまいました。

 

先週の下見の時には咲いていた花が終わっていたりして驚きましたがたくさんの花に出会うことができました。

スミレ
タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ナガバタチツボスミレ、ツボスミレ、アリアケスミレ、スミレ、スミレサイシン

白い花
イチリンソウ、ニリンソウ、セントウソウ、ノミノフスマ、ミミナグサ、オオバタネツケバナ、ニシノオオタネツケバナ

青い花
フデリンドウ、ヤマルリソウ、フラサバソウ

赤い花
トキワイカリソウ
黄色い花
ヤマザトタンポポ、ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ
などを観察しました。
昨年、見ることができたシュンランは、残念なことにシカに食べられたのか姿を消していました。

スタッフ2名で5名のお客様をご案内しました。

 


植物観察会2022年3月度(実施報告)

日時:2022年3月27日(日)13:00~15:00
天気:晴れ
参加者:11名
スタッフ:菅村、高橋

2021年度最後の観察会は、お客様11名、スタッフ2名の合計13名という盛会になりました。
春が遅れているので花は少なかったですが、ようやく葉の花が咲き始めました。
この菜の花は、セイヨウアブラナです。かつてはカラシナが一面に広がっていましたが、この場所はセイヨウアブラナばかりでした。隣には同じくアブラナ科の白い大きな花が咲いていました。どうやらダイコンのようです。もう少し下流になるとハマダイコンが出てくるのですが、ここのものは根が畑のダイコンと見まがうほどの太いものもあるので、投棄されたダイコン由来ではないかと思います。
2時間ほど植物観察をしました。
 
【観察した植物】
セイヨウアブラナ、ダイコン、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、シロバナタンポポ、クシバタンポポ、ヤマザトタンポポ、ノビル、アサツキ、ヤブカンゾウ、フキノトウ(フキ)、ツクシ(スギナ)、カキドオシ、タチタネツケバナ、ウマノアシガタ、ゲンノショウコ、ヤエムグラ、カワラマツバ、メマツヨイグサ、カラスノエンドウ、ヒメウズ、キンキエンゴサク、アケビ、ヒメオドリコソウ、シャク、ジャノヒゲ、ヒガンバナ、コゴメヤナギ


コウノトリを見に行こう2022年3月度(実施報告)

日時:2022年3月13日(日)13:00〜15:30
天気:薄曇り
参加者:8名
案内人:高橋、友田

当日参加6名があり、8名様をご案内しました。学習室で現時点でのコウノトリの繁殖状況を説明し、抱卵中の巣塔を含め何箇所かを巡回観察しました。

庄境巣塔にはコウノトリの姿はありませんでしたが、三江小学校のグランドの片隅をお借りして、双眼鏡の使い方をレクチャー。アオサギが飛んだので、サギとコウノトリの外見上の違い、コロニーを形成するするサギの繁殖との違いなどを説明しました。

福田巣塔に移動。青果市場前から双眼鏡とスコープで抱卵中のコウノトリを観察しました。ちょうど入れ替わりのタイミングで、ペアが巣塔に立つ姿も見てもらえました。

野上のコウノトリ保護増殖センターの駐車場に移動。野上巣塔も抱卵は未だのようです。ここでは、1965年にオープンした施設での保護増殖活動の話をしました。

赤石巣塔に移動。途中、野上堤外に野上ペアのオスJ0001を発見。赤石巣塔の産卵推定は2月12日で、今シーズンの最初の産卵です。現在、孵化直前の状態。立ち上がって転卵の様子を見てもらえました。北に玄武洞の一部が見え、豊岡盆地の成り立ちとコウノトリが日本で最後まで豊岡に生き残った理由などの説明をしました。また、赤石堤外のヨシ原環境の重要性も説明しました。

文化館に来て案内看板を見て参加を決められた皆さんは、思いがけず野外コウノトリの様々な姿を観察できてたいへん喜んでおられました。4月以降、コウノトリのヒナの成長の様子を観察する絶好の機会です。毎月第2日曜日の13時からの開催です。ぜひ参加して下さい。

 


庄境巣塔


福田巣塔


野上コウノトリ保護増殖センター駐車場


野上堤外のJ0001


赤石巣塔


用水路の土手沿いを疾走するニホンジカの若オス


アカガエル観察会2022年3月度(実施報告)

3月度第1日曜日生き物観察会
「アカガエル調査」
日時:2022年3月6日(日)13:00~15:00
天気:曇り時々雪
参加者:15名(大人10名+子供5名)
スタッフ:上田・大槻・宮垣・村田

今回は参加人数が多く、年齢層も幅が広かったので2班に分かれて活動しました。
1班は中学生以上6名で園外に調査に向かいます。
2班は小学生を主体とした親子11名で園内の調査に向かいます。
学習室で調査を始めたきっかけなど全体説明を聞いた後に班に分かれて調査開始。
1班は「今日は過酷な調査になると思います。」と少し脅されていましたが、かなりの数の卵塊が見つかったようで、帰ってきたスタッフは上機嫌だったそうです。

2班はアカガエルの写真と本物の卵塊で予習をしてから園内の卵塊探しに出発です。
最初に目に入った2卵塊にみんなはちょっと興奮気味。
その後もどんどんと見つけ、西ビオトープ゚では67個もの卵塊を見つけました。
これからまだまだ増えるはずです。


これから来館されるは、ビオトープの卵塊も見に行ってみてください。
 


 
 
 
 
 
 
 

植物観察会2022年2月度(実施報告)

日時:2022年2月27日(日)13:00~14:00
天気:曇り
参加者:2名
スタッフ:菅村

植物観察会 春を待つ植物たち「ロゼットの観察」


コウノトリの郷公園は、例年にない大雪で一面が真っ白でした。
日曜日に向けて木曜日から雪かきをしてお客様をお待ちました。


常連のお客様お二人とゆっくりと観察することができました。
最初は「小さくて分からないなあ。」と言われていましたが、終わる頃には8種類ほどの見分けができるようになられました。


観察した植物
ネジバナ、スズメノヤリ、ニワゼキショウの仲間、スズメノカタビラ、ニガナ、タネツケバナの仲間、ハハコグサ、チチコグサ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ブタナ、ハルジオン、ゲンノショウコ、タンポポの仲間

 

 


冬の里山で遊ぼう2022年2月度(実施報告)

第1日曜行事「冬の里山で遊ぼう」
日時:2022年2月6日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:8名(大人3名+子供5名)3家族
スタッフ:村田・稲葉
 


2月6日(日)、前日からの雪で郷公園の中にもかなりの雪、辺り一面真っ白です。


にぎやかな小鳥の声がします。この冬、最後まで残っていたわずかな柿の実にヒヨドリがやってきていました。
今日で柿の実はなくなることでしょう。



雪が深い所へはスノーシューを履いていきます。
子供達はすぐに馴れて、斜面も駆け回っていました。


東屋の側で拾ったのは、キリの実。柱にはテンの爪跡もついていました。


次はビオトープ奥の広場へ足跡を探しながら向かいます。
スノーシューを履いているので積もった雪でも沈まず歩けます。
なかなか足跡は見つかりません。
この雪で動物達も今日はあまり動いてないのかもしれません。

広場に着いたので雪だるま作り。家族ごとに雪だるまを作ってもらいました。
大きな手をした雪だるま、お休み中の雪だるま、今年の干支のトラ。
ちょっとした撮影スポットになりそうです。
コウノトリを見た後に写真を撮りに行っても、雪だるまを追加して作っても楽しそうです。

 


どこにあるかは、私達が歩いた跡を辿ってみてください。


 
 
 
 
 
 
 

植物観察会2022年1月度(実施報告)

日時:2022年1月23日(日)13:00~14:00
天気:曇り
参加者:3名
スタッフ:菅村

1月23日 植物観察会 常緑樹を観察しよう

当日申し込みで1家族が参加されました。

お子さんが小学1年生と保育園児ということなので、常緑樹を目の前にして、写真一覧から同じものを探すという活動にしました。


子どもさんたちが、集中できる時間を考えて30分で文化館に帰ってきました。
観察した植物は、ナンテン、ツバキ、カクレミノ、ソヨゴ、シラカシ、スギ、アセビ、アカマツ、ヒノキ、クスノキでした。小学1年生のお兄ちゃんは、なんと全問正解でした。素晴らしいです。

文化館に帰ってからは、展示している「冬芽」コーナーで「冬芽クイズ」をしてもらいました。
二人とも無事に合格して、景品のスダジイとアベマキの果実を持って帰ってもらいました。
合計1時間の活動でした。

スダジイは試食、アベマキはコマになるそうです。


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