▼田んぼの学校 一覧

田んぼの学校2023年11月度(実施報告)New!

2023年11月19日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:里山探検
参加者:8家族28名、スタッフ4名、計32名

今日はいい天気で、里山探検にもってこいの日でした。文化館裏や東公開エリアで、ドングリやシイの実を拾ったり、カキの実を採ったりもしました。

空気は冷たいですが陽が差すと暖かく、外でも活動しやすい日でした。

焼き芋です。サツマイモを焼きました。いい感じに美味しく焼けました。

お昼の鍋は、いわしのつみれ汁でした。


田んぼの学校2023年10月度(実施報告)

2023年10月15日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:5家族16名、スタッフ4名、計20名

今年は第3日曜日が秋祭りの日に当たり、参加者も少ないだろうと大鍋も縮小して準備していました。曇りの天気予報でしたが日差しもあり、例年になく朝からアカトンボが飛んでいます。

スタッフを含めて20人で文化館を出発しました。建物の周りでもうアカトンボの姿が見えます。

草刈りが終わった河川敷にたくさんのアカトンボがいます。小さな虫が飛んでいるので摂食活動のようです。

そのまま歩いて東ビオトープと山裾の池に到着。池の周辺で金色のアカトンボが飛んでいました。キトンボです。

オニヤンマが捕まったと大騒ぎ。よく見ると少し小さい。あまり特徴がないヤンマ。一瞬なんだろうと思案するスタッフ。ミルンヤンマでした。ここでは珍しい渓流のヤンマです。

ミルンヤンマ 雌

文化館に帰って採れたトンボのまとめ。アカトンボはアキアカネ、ナツアカネ、キトンボ。その他のトンボはミルンヤンマなど。この後みんなで種類を確認しながら逃がしました。

今日の鍋はイワシのつみれ。おいしかったです。


田んぼの学校2023年9月度(実施報告)

2023年9月17日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:バッタ・イナゴ探し
参加者:5家族16名、スタッフ5名、計21名

コウノトリ文化館から東ビオトープ一周コース。川沿いの草地からスタートです。9月になっても暑い日が続く毎日、昆虫の姿も少し少ないように思えます。歩いていると道の上にハンミョウがいました。今年9月に入ってからよく見かけます。やがてカマキリが姿を現しました。ハラビロカマキリ、ヒメカマキリ、オオカマキリなどです。

東ビオトープのトイレ周辺の道はバッタの宝庫。今年もトノサマバッタ、クルマバッタがたくさん飛び出し、子どもたちは元気に追いかけました。

やがて池の周りでトンボ採りが始まりました。ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、たくさん飛んでいます。山際の水路にオニヤンマがいました。

学習室で見つけたものを確認しました。クルマバッタとトノサマバッタの違いを確認。オニヤンマの複眼が印象的でした。

川の土手でバッタを飛ばしました。ここはちょうどコウノトリを放鳥した場所です。トノサマバッタとクルマバッタ川を越えて飛んで行きます。

今日の鍋は魚のつくね入りの味噌汁。熱かったですが、とてもおいしかったです。

 その他に確認したもの。エンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、クダマキモドキ、ハグロトンボ、キイトトンボ、キタノメダカ、ミノムシの1種。

 


田んぼの学校2023年8月度(実施報告)

2023年8月20日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:11家族32名、スタッフ6名、計38名

8月の田んぼの学校は、小川の生き物探しです。園内を流れる鎌谷川に入りました。先日の台風による増水もおさまり、ちょうどいい水量でした。

まだまだ暑い日が続きます。こんな日は、やっぱり川に入るのは楽しいですね。この写真のように胸まで浸かっている子もたくさんいました。

捕まえた生き物の説明と観察をしました。

カワムツ。ここでは一番多い魚です。

ニシシマドジョウ。

 

ドンコ。

コヤマトンボとコオニヤンマのヤゴ。

今日の結果
両生類:ヌマガエル
魚類:カワムツ、オイカワ、タモロコ、ドジョウ、ニシシマドジョウ、ドンコ、キタノメダカ
水生昆虫:タイコウチ、コオイムシ、ヘビトンボ幼虫、ヤゴ(コヤマトンボ、コオニヤンマ、コシボソヤンマ、イトトンボ科)
甲殻類:ミナミヌマエビ、スジエビ、サワガニ、モクズガニ、アメリカザリガニ
貝類:カワニナ、マシジミ(タイワンシジミ?)

合計22種類の生き物が見つかりました。

今日の大鍋はカレー鍋です。あっさりとしていながら、野菜の味がしっかりと味わえるおいしい鍋でした。

 


田んぼの学校2023年7月度(実施報告)

2023年7月16日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者: 12家族1団体49名、スタッフ6名、計55名


7月の田んぼの学校は、小川の生き物がテーマです。コウノトリの郷公園内を流れる鎌谷川で生き物を捕まえます。
今月のパスポートのスタンプはヨシノボリ。小川に棲んでいるハゼの仲間です。


入る場所まで、少し移動します。観察道具を載せたリヤカーが先頭です。


今日は水も澄んでいて、水量もしっかり流れています。とても暑いですが、冷たい水がちょうどいいです。たも網を手に川に入ると、子どもも大人も夢中になって生き物を捕まえました。


ニシシマドジョウとドジョウ。茶色い小さい方がドジョウで、大きめの2匹がニシシマドジョウです。

タモロコ

ドンコ

ヒラテテナガエビ。鎌谷川では今回初採集です。川と海を行き来するエビです。南方系の種類で、近年北上しているようです。この5年ほどの間に但馬でも見かけるようになりました。

今日の結果
両生類:ヌマガエル、トノサマガエル
魚類:カワムツ、モツゴ、タモロコ、フナ、キタノメダカ、ムギツク、ニシ シマドジョウ、ドジョウ、ドンコ
水生昆虫:コオイムシ、タイコウチ、ヤゴ(ハグロトンボ、コヤマトンボ、サナエトンボの仲間、ギンヤンマの仲間)ヘビトンボ幼虫、ゲンゴロウ類幼虫
甲殻類(エビ、カニ):モクズガニ、ミナミヌマエビ、ヒラテテナガエビ

今日は合計23種の生き物を見つけることができました。

来月の田んぼの学校も、小川の生き物探しです。

 

 

 


田んぼの学校2023年6月度(実施報告)


2023年6月18日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:初夏のビオトープ
参加者: 17家族54名、スタッフ8名、計62名

6月の田んぼの学校です。西ビオトープにたくさんの子どもたちの歓声が上がって、賑やかな観察会になりました。



シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシがたくさんいました。先月の田んぼの学校ではアカガエルのオタマジャクシが多かったのですが、今月はほとんど上陸していました。小さなアカガエル達が飛び跳ねていました。



ビオトープで子どもたちが採集してきた生きものを仕分けし、スタッフが説明を行いました。

今日の結果
両生類:オタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル、ツチガエル、アカガエル)、アカハライモリ
魚類:ドジョウ、メダカ
水生昆虫:タイコウチ、コオイムシ、マツモムシ、マメガムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、ヤゴ
その他:マルタニシ、ミナミヌマエビ、ヒル、モリアオガエルの卵



今日の大鍋は鹿肉鍋でした。

 

 

 

 


田んぼの学校2023年5月度(実施報告)

2023年5月21日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:春のビオトープ
参加者:8家族 22名、スタッフ7名、計29名

5月の田んぼの学校はビオトープ。アカガエルのオタマジャクシが大きく育っています。シュレーゲルアオガエルは産卵を終え、もうすぐモリアオガエルの産卵が始まります。
恒例の大鍋も復活。メニューは鹿肉入りの野菜たっぷり味噌汁でした。

行事が重なり参加者が少なめ。それでも時間がたつと少しずつ集まってきました。
文化館奥の西ビオトープへ。

畔の周りから網ですくいます。オタマジャクシがたくさんはいります。
ゲンゴロウの仲間やコオイムシも見られます。イモリもたくさんいました。

今日の結果
オタマジャクシ(ニホンアカガエル、シュレーゲル) ニホンアカガエル成体 トノサマガエル成体 アオダイショウ コオイムシ タイコウチ コミズムシ クロゲンゴロウ マルガタゲンゴロウ シマゲンゴロウ コシマゲンゴロウ クロズマメゲンゴロウ マルケシゲンゴロウ ガムシ ヒメガムシ イトトンボ型ヤゴ ヤンマ型ヤゴ(クロスジギンヤンマ) シオカラヤゴ コサナエヤゴ メダカ ドジョウ ミナミヌマエビ スジブトハシリグモ アカハライモリ ヒル 合計26種類


田んぼの学校2023年4月度(実施報告)

2023年4月16日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:春のあぜみち
参加者:5家族 17名、スタッフ5名、計22名

2023年度の田んぼの学校のスタートです。今回から大鍋も復活します。4月度のテーマは「春のあぜ道」。祥雲寺の田んぼ周辺でタンポポなどの観察を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サギゴケ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンポポ。

 

 

 

 

 

 

 

今日は、あぜみちに生える春の花を探して、ビンゴゲームもしました。どれだけ見つかったかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

                         

ビンゴの景品は水晶です。

                          

 

 

 

 

 

今回は久しぶりの大鍋でした。鹿肉メインの味噌仕立てです。今回から復活ですので、来月も大鍋はあります。

 

 


田んぼの学校2023年3月度(実施報告)

2023年3月19日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:早春のビオトープ
参加者:8家族1団体 42名、スタッフ3名

今月の田んぼの学校は「早春のビオトープ」です。ちょうど今の時期、ふ化したアカガエルのオタマジャクシが沢山います。水草の陰には水生昆虫が潜んでいます。

いい天気になりました。今日は3か所のビオトープを回りました。東公開エリアの池、ビオトープ、文化館裏ビオトープです。

 

東公開エリアの池。ここは予想より生き物が少なかったです。

東公開エリアのビオトープ

 

 

 

 

文化館裏ビオトープ。やっぱりここが一番生き物が多いです。

 

採集した生き物は展示実習室に持ち帰って観察しました。

メダカ

 

ドジョウ

 

ドンコ。川の魚ですが、ビオトープに登ってきたようです。

アカハライモリ

 

クロゲンゴロウ

【見つけた生き物】

魚 類 :ドジョウ、キタノメダカ、ドンコ

両生類 :オタマジャクシ(アカガエル、ツチガエル)、アカハライモリ

水生昆虫:コオイムシ、マツモムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヤゴ(サナ  

     エトンボ型、イトトンボ型、ギンヤンマ)

陸生昆虫:ケラ

甲殻類 :ミナミヌマエビ、ミズムシ

 今日は18種類の生き物を見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


田んぼの学校2023年2月度(実施報告)

2023年2月19日(日)9:30~10:30
天気:雨
テーマ:冬の田んぼ
参加者:10名、スタッフ2名

今月の田んぼの学校は「冬の田んぼ」です。豊岡周辺では、数日前からアカガエルの産卵が始まっています。ビオトープでアカガエルの卵塊を数えました。

今月のパスポートのスタンプはコウノトリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めに、隣にある大学院裏の水路で探しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんありました。この水路だけでも40個ほどありました。右は水中カメラで撮ったものです。まだ膨らんでいない、小さな卵塊が多かったことから、昨夜あたりに産卵したのかもしれません。                     

 

                                 

 

 

 

 

 

 

続いてビオトープで探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは親ガエルも見つけました。背中の筋の特徴からして、ニホンアカガエルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ビオトープだけでも200個以上の卵塊がありました。今日数えた卵塊は合計260個でした。まだこれから産卵すると思われるので、さらに増えることでしょう。

 

 

 

 


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