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植物観察会2025年3月(実施報告)New!

日時:2025年3月23日(日)13:00〜14:00
天気:晴れ
参加者:2家族5名
スタッフ:1名

花が咲くことを期待していましたが、思いの外、季節が進行していませんでした。

そこで前月用資料を使ってロゼット観察を行いました。5、6、7歳の子どもたちが自力で探します。途中からは疲れてきたようなので、実物を指さして、これはどれかな? と資料から探してもらうようにしました。しっかり観察していました。小学校の1時間授業は40分です。45分頑張った子どもたちに拍手です。

観察した植物

ネジバナ、スズメノヤリ、ニワゼキショウ、スズメノカタビラ、ニガナ、ミチタネツケバナ、ハハコグサ、チチコグサ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、オオイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ブタナ、ヒメムカシヨモギ、ヨモギ、タチイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ
植物観察会は、4月からは郷公園外で行います。
4月は神鍋山です。現地集合、現地解散になりますのでよろしくお願いします。

田んぼの学校2025年3月(実施報告)New!

2025年3月16日(日)9:30~11:00
テーマ:早春のビオトープ
参加者:4家族14名、スタッフ4名、計18名



今日は雨がよく降ります。ひょっとして、誰も参加者はいないのではないかと心配していたのですが、4家族もお越しくださいました。

悪天候なので生きものの採集は短時間で終えて、館内の展示実習室に持ち帰って観察をしました。



傘を差しながら採集をしました。



館内の展示実習室に持ち帰って観察をしました。アカガエルの卵塊がたくさんありました。
短時間ということもあり、見つけた生きものは、あまり多くはありませんでした。

今日見つけた生き物 合計7種
ニホンアカガエル、キタノメダカ、マルタニシ、ミナミヌマエビ、トビケラ類の幼虫、カゲロウ類の幼虫、スジブトハシリグモ



今日の大鍋は、白身魚のつみれ汁でした。
出汁がしっかり出ていて、美味しかったです。


コウノトリ野鳥観察会2025年3月度(実施報告)New!

日時:2025年3月9日(日)13:00〜14:30
天気:くもり
参加者:10名
案内人:高橋、桐島

当日参加者を含め、10名の皆さんで園内を観察しました。10分間のコウノトリ定時解説のあと、希望者に双眼鏡を貸与して出発。最初は西ビオトープで産卵確認されているアカガエルの卵塊を見に行きました。

祥雲寺巣塔にはJ0083オスが戻っており、ペアの営巣の初期行動について説明をしました。オスが産座の具合を確かめることや、愛情確認のためのマウンティングなどのお話。

続いて、祥雲寺ペアの縄張りである祥雲寺地区の水田について、コウノトリ育む農法の生まれた経緯や、無農薬米の拡販の話、環境と経済の共鳴についての話をしました。

東公開エリアに入ると、すぐに祥雲寺ペアのメスJ0273が餌をとっている様子を近くで観察できました。説明中、別の1羽が谷に飛来し、ドーム型ケージの上に止まりました。最初は繁殖ペアのオスが飛んできたのかと思いましたが、足環確認で森尾巣塔から巣立ったJ0319メス5歳と分かりました。ドーム内のペアや、近づいてきたJ0273などから弱いクラッタリング威嚇を受けていましたが、強い威嚇は受けませんでした。

野鳥の出現は少なく、いよいよ冬鳥も北に帰ってしまう季節になりました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ハシブトガラス(声)、ハシボソガラス、トビ、カワラヒワ(声)、エナガ

 

 

 


アカガエル調査New!

2025年3月2日(日)13:00~15:00
参加者12名 スタッフ3名 計15名

カエルの資料を説明している間に雨も上がり、調査に出発。ビオトープをのぞくと、カエルの卵塊が一つもありません。今年は雪が多くまだ産卵していないようです。

そこで、越冬場所を突き止めることにしました。

溝や斜面を掘り返すと、出てきたのはドジョウとイシガメ。カエルは出てきせん。雨足が強くなったので、早めに終了。今夜あたり産卵があるかもしれません。


植物観察会2025年2月(実施報告)

日時:2025年2月23日(日)13:00〜14:00
天気:晴れ
参加者:1名
スタッフ:2名

大雪の中、どうなるのか心配しましたが、市広報を見て予約されたというお客様が来られました。冬芽に近づけないので室内開催です。

午前中、高枝切ばさみで集めてきた冬芽が役立ちました。まずは簡単に冬芽の働きを説明したあとで仲間集めをしていただきました。ごちゃ混ぜになった冬芽の山を前に「同じ仲間が4本ほどあります。仲間を見つけてください」と言って見守っていました。

最初に見つかったのはコブシでした。白い毛が生えた小さな筆みたいな形をしています。毛が生えているので、セーターみたいに空気をまとって寒くないという解説をしました。コブシには毛の生えている冬芽と生えていない冬芽があります。花になる冬芽と葉になる冬芽です。

次はイヌシデです。これも花になる冬芽と葉になる冬芽がついています。

その次はヤマボウシです。これも花になる冬芽と葉になる冬芽がついています。その後、ガマズミ、コバノミツバツツジと見つかっていきます。カエデも特徴的なので見つけることができました。

つぎからはとても難しくなります。意地悪なことによく似たヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラ、ソメイヨシノが混じっています。「芽鱗に毛があるのがソメイヨシノ」のヒントで見分けることができました

本日、観察した冬芽たち
コブシ、イヌシデ、ヤマボウシ、ガマズミ、ヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラ、ソメイヨシノ、イロハカエデ、ケヤキ、エノキ、エゾエノキ、ムクノキ、コバノミツバツツジ


田んぼの学校2025年2月(実施報告)

2025年2月16日(日)9:30~11:00
テーマ:冬のビオトープ
参加者:27名、スタッフ6名、計33名

2月の田んぼの学校は冬のビオトープです。
一見静かに見える冬のビオトープ。一体どんな生き物が採れるでしょうか。

曇り空の日が多い豊岡の冬ですが、幸いにも今日は青空が広がり、暖かい日でした。
生き物を捕まえたあとはみんなで観察をします。

今日はメダカがたくさん見つかりました。
また、ヤゴやゲンゴロウの仲間といった昆虫もたくさんいました。

オニヤンマのヤゴ

マルガタゲンゴロウ(下)とクロゲンゴロウ(上)

今日は合計21種類の生きものが見つかりました。
魚類 :メダカ、ドジョウ
昆虫 :クロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、
    ガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ、オニヤンマ、コサナエ、
    シオカラトンボ、イトトンボの仲間)、
    マツモムシ、タイコウチ、コオイムシ、カワゲラの仲間、
    トビケラの仲間
その他:ヌマエビ、ヒル、ミズムシ、カワニナ、スジブトハシリグモ

今日の大鍋はカレースープでした。仄かな辛さが冷えた身体に染みわたります。


コウノトリ野鳥観察会2025年2月度(実施報告)

日時:2025年2月9日(日)13:00〜14:30
天気:くもり
参加者:11名
案内人:高橋、桐島

大雪の影響で事前申込2組のキャンセルがあり、開催が危ぶまれた2月度の観察会ですが、当日参加最大11名で賑やかにスタートすることが出来ました。

スタート時の祥雲寺巣塔ではたくさんのお客様と一緒に、目の前の祥雲寺巣塔の上で休息中のJ0083♂を双眼鏡とスコープでじっくり観察しました。

東公開エリア入口の東屋でコウノトリ育む農法の話が終わった時点で、バスの出発時間の都合で5名が帰られて、その後は1名のバーダー女子の方を最後までご案内しました。

折り返し地点のドーム型ケージ前、西の山際を祥雲寺ペア♀J0273が餌を探しながら近づいてきました。北に少し飛んで、池の中を歩きながら小さな餌を捕まえていました。

山頂東屋入口付近で、青い鳥ルリビタキ♂が登場。ジョウビタキ♂がすぐに出てきて追い回していました。ジョウビタキはメスもしっかり観察できましたし、ツグミも見ることができました。何よりも、祥雲寺ペアのオスもメスも、それぞれの行動を観察することができてよかったと思います。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ハシブトガラス(声)、セグロセキレイ、ツグミ、アオサギ、ジョウビタキ♂♀、ルリビタキ


J0083♂


ツグミ


アオサギ


J0273♀


セグロセキレイ


ジョウビタキ♀


ジョウビタキ♂


ルリビタキ♂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


田んぼの学校2025年1月(実施報告)

田んぼの学校

2025年1月19日(日)9:30~11:45
参加者:11家族33名
スタッフ:7名
 


今日の田んぼの学校のテーマは「冬の動物・足跡さがし」。いいお天気に恵まれました。
 
 
初めに文化館2階の剥製ルームに園内にいる生き物を見に行きました。哺乳類は昼間に見られることはあまりないので、足跡でどの生き物がいたのかを判断します。脚を見てもらい、足跡と歩行パターンもちょっと勉強しました。
さあ、いよいよ足跡探しに出発です。始めに見つけたのはシカの足跡。足跡のめり込み具合で進行方向もわかりました。コウノトリの祥雲寺ペアが巣塔にいたので、みんなで順番に望遠鏡で観察しました。
 
その後も、キツネやテン、コウノトリの足跡などもたくさん見つけました。
 
それから、湿地に降り積もった雪の上を歩いたり、水たまりに張った氷を割って集めたり冬ならでは遊びもしました。
 
 
帰ってきたらおいしいシカ汁が待ってました。たくさん食べて満足、満足。

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会2025年1月度(実施報告)

日時:2025年1月12日(日)13:00〜14:30
天気:晴れ
参加者:4名
案内人:高橋

新年最初のコウノトリ野鳥観察会は雪晴れの好天に恵まれ、4名の参加者で実施しました。多目的ホールの定時解説で10分間のコウノトリの繁殖について説明したあと、東公開エリア目指してスタート。

左に祥雲寺巣塔、右にアオサギの集団営巣跡を望める地点で、それぞれの営巣方法の違いを説明しました。

野鳥が現れるたびに足をとめ、各自の双眼鏡やスコープでターゲットを確認します。積雪量が増えると餌を求めて林から野鳥が道路沿いに出てきます。東公開エリアではとくにツグミの仲間の数が多くみられました。

ドーム型ケージでペアのコウノトリを見たあと折り返します。祥雲寺地区の北側で野外コウノトリが雪の中で採餌しているのを観察しながら、多目的ホールに戻って今回の確認種のおさらいをしました。その間に祥雲寺巣塔にペアが帰巣し、デッキに出て観察。上空を別のコウノトリが飛来し、祥雲寺ペアや公開飼育コウノトリが一斉にクラッタリング。侵入個体は写真判定でJ0500袴狭ペアのオスと確認できました。普段は郷公園まで飛来することのない個体ですが、大雪で餌探しに困っているのかもしれません。コウノトリ野鳥観察会らしいラストシーンで締めくくりました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、アオサギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、トビ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、タヒバリ、タシギ、ツグミ、ハチジョウツグミ、シロハラ、イカルチドリ、イソヒヨドリ、ジョウビタキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


法花寺万歳披露と新春落語

法花寺万歳と新春落語
2024年1月5日(日)

今年初めてのイベントは、豊岡市法花寺地区の伝統芸能「法花寺万歳(まんざい)」と「新春落語」でした。
法花寺万歳は兵庫県重要無形民俗文化財に指定されています。江戸時代から続く伝統芸能で、子孫繁栄、お家繁栄を願う祝福芸です。
法花寺万歳保存会の皆様にご披露していただきました。

 

その後、新春落語会を開催し、「春歌亭丹馬」さんと「春乃そよかぜ」さんに出演いただきました。

 

 


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