上田 尚志 一覧

ネーチャークラフト

籠編みの材料がなくなったので、今度はドングリや木切れで工作。来年度の田んぼの学校のクラフトでやってみようと思う。

これはアベマキの葉の蝶

これもアベマキ

これはカシワのドングリ。クズの蔓の胴体とマツボックリのスカート。


田んぼの学校2008年

田んぼの学校2008年度の予定
田んぼの学校は、来年度も、今年とほぼ同じ内容で続ける予定です。
共同で遊ぶという位置づけですので、スタッフも楽しみます。気楽にやりますから、遊びに来てください。毎月第二日曜日です。スタッフとしての参加も大歓迎です。
◎田んぼの学校 年間スケジュール(予定・変更あり)
 4月13日 タンポポ探し、春の草を食べる
 5月11日 田んぼでオタマ、タイコウチなど
 6月 8日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
 7月13日 小川で魚とり
 8月10日 里山探検
 9月14日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月12日 秋の田んぼでアカトンボ
11月 9日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月14日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月11日 野鳥観察
 2月 8日 ソバ打ち、雪遊びなど
 3月 8日 早春の田んぼ、アカガエル調査
 *田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
◎豊岡盆地の生き物調査・予定
(研究員が随時行なうか、あるいは市民参加型行事として) 
 タンポポ調査 
 ホタル調査
 円山川の湿地・ワンドの生物調査 
 小川の魚類調査 
 雑木林のゼフィルス調査
 カエル調査   
 水辺ビオトープの生き物調査 
 豊岡盆地の野鳥調査
 他
2月の田んぼの学校の雪遊びの写真です。
雪だま製造機を初めて見ました。これはすごいです。


蔓で工作

田んぼの学校で余った材料を使い籠を作成しました。最初から誰かに教わり完全なものを作るのではなく、適当に作ってみるというのが市民研のやり方です。会員の方で作ってみたい人がありましたら、文化館で作りましょう。
  
花瓶はヘクソカズラ。花はノリウツギ。今回このノリウツギが入手できたのが収穫だった。山に行くと毎年こんなのがあるのだろうか。
たまたま偶然見つけました。ノリウツギの花は初夏なので、そのまま木に残り、ドライフラワーのようになっているようだ。そういえばアジサイもそのまま残っていることがある。

アケビの一輪挿し。栄養ドリンクのビンがピッタリ入る。

これは、クズのバスケット。
かつては、様々なものを里山から供給していました。今もう一度それを取り戻すことは困難かも知れません。しかし、いろいろなものを作ってみることで、そういう文化があったのだということが実感できます。


野菊

今回はもう少し秋らしい話題。
野菊にヨメナを入れてもよいのだろうか、それともシマカンギクやリュウノウギクをさすのだろうか。後者の方がいわいゆる菊の仲間なんだろうが、ヨメナやノコンギクの方がなじみがある。

田んぼの畦のあちこちにヨメナが咲いている。

ノコンギクは田んぼには少ない。海岸や川岸、丘陵地で見かける事が多い。


ウシガエル

こんな時期にカエルはないだろうと思われそうだが、ウシガエルがいたので報告。どこにでもいるんだけど、大物の撮影になかなか成功しない。これは今年成体になったばかりだろう。そばにメダカがたくさんいた。ところで、ウシガエルのオタマジャクシは越冬するのだが、成体はどこで越冬しているのだろう。やはり土の中?


ヌマガエル

豊岡盆地のヌマガエルとツチガエルの分布状況はよくわかっていません。田んぼの学校の調査ではヌマガエルは出てきませんし、六方田んぼなど豊岡盆地ではほとんど見かけないカエルです。豊岡盆地のカエル調査で出石に近い田んぼでヌマガエルが見つかったことがあるぐらいです。その後、小坂小学校の近くの水田はヌマガエルが非常に多いことがわかりました。今年初めて六方田んぼでヌマガエルの発生地を見つけました。ヌマガエルの生息する条件は、他のカエルとどのようにちがうのでしょう。

ヌマガエルは温かい地方に多いカエルで、豊岡盆地の個体は背中に線が入らないタイプです。ツチガエルとは腹側が白いことで区別ができます。


コウノトリ放鳥2007

午前中は城崎(楽々浦)で放鳥。午後はじばさんでフォーラム。

フォーラムで市民研パネル展示と生き物地図などの販売をした。

3年目でも、たくさんの見物人でにぎわった。コウノトリはやはり華がある。
1羽目は元気に飛び出した。

2羽目は、出てくるのが遅い・・。そして田んぼに入ってきょろきょろ。愛嬌があった。


動物の糞??

コウノトリ郷公園の前の田んぼのあぜ道を、イナゴを見ながら歩いていると、なにやら黒い物体がかたまって落ちていた。動物の糞のようで、あまり気にせず通り過ぎようとして、「糞」が動いているのに気が付いた。

よく見ると、黒い甲虫だ。仰向けで足を動かしているものや、ごそごそ這っているものもいる。形の特徴からカドマルエンマコガネという糞虫のようだが、いったいどうして集団でいるのかわからない。ざっと数えると数十匹の塊が2箇所隣り合っている。
 
カドマルエンマコガネは平地に多くいろいろな獣糞に来る。甲虫にの中では小さいが、形はとてもユニークだ。前足や頭は糞の中にもぐったり固めたりするのに都合よくできているらしい。


田んぼの学校7月

7月8日 田んぼの学校 小川で遊ぼう
参加者 約50名
夏は、やはり魚捕りが楽しい。しかし、小川の魚たちは、小学校低学年の子どもたちに簡単に捕られるほど、のんびり泳いではいない。多分まともでは捕れない。田んぼと違って、個人プレーではほとんど無理で、チームプレーでやっと魚が捕れる。そんな体験もまた意味があるだろう。
今回は、4箇所網をはり、逃げ道をふさいだ。その中で、子どもたちは網で探る。網を並べて水草の中から追い出すと、網の中に飛び込んでくる魚がいた。きれいな婚姻色のオイカワが仕切り網にひかかった。果たして、魚が捕れるかと心配したが、子どもたちは、けっこう楽しんでいた。もちろんずぶぬれ。
採れた魚は・・
オイカワ、カワムツ、モツゴ、タモロコ、フナ、カマツカ、メダカ、ドジョウ、シマドジョウ、ヨシノボリ。
個体数が多かったのはカワムツ。
鍋はトビウオ。
今回は写真がない。スタッフが少なくて、写す暇がなかった。


コウノトリ市民研究所 
ニュースレター <2007-6月号> 2007.6.1
6月に入り、田植えの終わった田んぼのイネも、少しずつ成長しています。カエルも毎晩鳴いています。そろそろホタルの季節を迎えます。
6月は雨になるかもしれませんが、田んぼの学校は中止はありません。参加・不参加は各自で判断してください。ただし、雨の場合は、傘をさして散歩をするか、工作で時間をつぶすぐらいです。鍋はあります。
/// 6月の行事案内 ///
★田んぼの学校・6月 
6月10日(日) 
集合 コウノピア 9:30
田んぼでトンボやカエル、メダカ
★6月の生き物調査 
6月14日(木)
  水路のゲンジボタル調査
集合 豊岡高校前 20:00
  
6月16日(土) 
  市街地水路のヘイケボタル調査
集合 市役所前  20:00
  
6月X日
  ゼフィルス分布調査(プレ)
  ハンノキ林にミドリシジミを捜しに行きます。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。


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