上田 尚志 一覧

2009年のコウノトリ


新年になって、冬らしい天候が続く。雪も降ったがまだ本格的に積もってはいない。野外のコウノトリたちにとっては厳しい季節が続く。ここを乗り切れば、すぐに繁殖期が待っている。
1月3日、六方田んぼの放鳥拠点のフレームにたたずむコウノトリ。じっとあたりを見回している。

1月4日、河川敷にある東浦ビオトープ。工事中の河川敷にぽつんと一羽。

しばらくするともう一羽飛んで来て近くに降り立つ。

そして、よく見るとさらにもう一羽いる。この後、三木の放鳥拠点で二羽。この日はここに五羽いたことになる。
絶滅する前のコウノトリは、豊岡盆地のどこで、何を食べて冬を過ごしていたのだろう。そこは、どんな環境条件に支えられていたのだろう。今となっては、なかなか見えてこない。


田んぼの学校 12月

12月14日
今年もリースを作りました。
参加者50人(子ども30人)

クズとアケビのツル。飾りはマツボックリとアベマキ、サクラ、イチョウなどの落ち葉、ヘクソカズラの実、トベラの赤い実、シャリンバイの藍色の実、途中からスギの葉やガマズミの実、ソヨゴの実が加わった。

毎年やっているので、参加者は慣れたもの。


山にある材料でものづくり。小さな木切れが、いろいろなものに変わっていく。子どもたちの発想がおもしろい。
プラスチックの文化とちがった、木の文化をもっと大切にしたい。
今日の鍋は、カニの出汁。ダイコンが柔らかく、おいしかった。


コウノトリの近況


コウノトリの写真はひさしぶり。あいかわらず、コウノトリの郷公園で、サービス精神を発揮している。観光客のみなさんはカメラや携帯で撮影。

彼らは彼らなりに、いろいろ考えもあり、ここで暮しているのだろう。これから繁殖期を迎えるとどんな行動をとるのだろう。


カエルくんが仲間に。

コウノトリ文化館のクラフトコーナーに新顔が登場しました。カエルくんです。

お尻を押さえると、ぴょんと跳ねます??
でも、あまり人気者にはなっていないみたい。
がんばって作ってね。
このクラフトコーナーの作成者はコウノトリ市民研究所です。


田んぼの学校 11月

里山で落ち葉集め、焼き芋
参加者35名
のんびりした楽しい会でした。落ち葉を拾って、シイの実をさがして帰ってきました。芋を洗って焼き芋。その間にカキの実を採りに行く子が数名。
今日の鍋は、魚のつくねとカニ、たくさんの野菜。美味しかった。
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落ち葉拾いの間に、生き物発見。
ニホンアカガエル、ムカデ、コバネイナゴなど。
 


森のクラフト展

森の工作教室の季節がやってきました。そろそろ材料集めです。文化館の展示コーナーに昨年の試作品を並べミニクラフト展を実施しています。今年はどんな作品ができるか、今から楽しみです。


ドングリ12種。今年も集めました。アベマキは郷公園、カシワは神鍋山、ミズナラとアカガシは来日山、ウバメガシは校庭のもの。

リースも作るけど、ドングリや木の葉の工作も楽しいよ。

これはコブシの実

かごも編めるけど、材料集めが大変。これはアケビのツル。できあがったときは、緑と茶色で美しかったけど、乾燥するとまた感じが違う。


カエル調査

報告が遅くなりました。なかなか、楽しい調査でした。コシマゲンゴロウやコガムシ、ヒメガムシ、アカトンボ型のヤゴもたくさん見られました。カイエビ、ホウネンエビ、カブトエビの3点セットも確認できました。
カエルでは、もともと出石(三木)にはヌマガエルが多く、今回も、多くの個体を見ることができました。今回は六方でもヌマガエルが見られました。最近圃場整備した赤石の田んぼでは極端にカエルが少なく思われました。六方でもオタマジャクシは多いとはいえません。近づくと音をたてて逃げるぐらい密度が高かったのは、河川工事の土置き場に隣接する田圃。ここでは、トノサマガエルがとくに多く、草地と隣接する水辺(田圃)という組み合わせが、トノサマガエルにとって、好適な環境なのかもしれません。

オタマジャクシがいっぱい。

ここもたくさんいる。


ヘビのような顔とアザラシのような顔。アマガエルとトノサマガエル。どっちかわかるかな?


田んぼの学校  4月

田んぼの学校  タンポポ調査
4月13日(日)
参加者 60名 

ひさしぶりにたくさんの参加者があり、楽しかった。


タンポポ以外にもいろいろな草花を観察。
 
クシバタンポポ

在来種のように見えるが雑種タンポポ

シロバナタンポポ


スミレが咲く

昼休み、歩いて食事に出かけた。街の中でスミレをみつけた。歩くと良いこともある。多分コスミレだと思う。花の色が薄い、葉が少し丸いなどの特徴は、ヒメスミレやノジスミレではない。花期が早いことや花の数が多い傾向もコスミレの特徴だ。



アカガエルの産卵

3月の1・2日の土日、ビオトープでアカガエルが産卵しました。先週はなかったので、まだ産卵したばかりのようです。


今年は、産卵が遅れています。気温が高かったわりには2月に雪が多く、アカガエルは産卵のタイミングを逃したのでしょうか。

カエルの成体を探して網で探ると、メダカがたくさん入りました。


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