2006年03月 一覧

ニホンミツバチ


庭の暖地桜桃が開花した。例年より1週間ほど遅い。
この花が咲くと毎年ニホンミツバチがやってくる。


花に顔を突っ込み蜜腺から蜜を吸う。

花粉を集める時、めしべに花粉がくっつけられる。このおかげでうちの庭のサクランボが結実する。

腕一本でぶら下がりせわしなく何かしている。どうも体にくっついだ花粉を足でこそぎ集めて後ろ足の花粉袋に詰め込んでいるようだ。巣に持って帰って花粉団子として幼虫とかの餌になるのだ。

ミツバチの観察は面白い。ミツバチは働き者だ。
なお、ニホンミツバチは養蜂家が飼っているセイヨウミツバチよりも少し小柄で、おなかの部分の筋の黄色が白っぽい。
蜜や花粉集めの時はそれに夢中で、ミツバチに囲まれて撮影していても刺されることはない。
珍しく撮影データを書いておく。
3月26日
オリンパスE-300に往年の名玉 タムロンSP90F2.5ポートレートマクロ(初代)
F5.6で絞り優先オート WBは曇っていたので6000K サクランボの花に囲まれて全体が赤みがかっているが、実際もこんな感じ。
昭和54年ごろ、学生の時に買ったレンズで20年以上眠っていたが、昨年自分で分解して石鹸で洗ってカビを落とした。
さすが良く写る(^^;)。
これはおまけ、シグマの55-200ズームでオートフォーカスで撮りました。
25日の青空で、これがうまくいかんのでタムロンSPを使ってみたのですが、やっぱりマニュアルのほうがええわ。


段階的放鳥


段階的放鳥でJ0262が放鳥された。
ハチゴロウのお見合い相手ということで、羽を負傷しそれは癒えたという事だが、
飛ぶ姿は痛々しい。
10時過ぎに飛び立つとすぐにハチゴロウと290が追跡、野上増殖センター前のビ
オトープ近くの山際に不時着。フェンスに首を突っ込みへたり込んでいる。やがて立ち上が
ったが、ハチゴロウと290は立ち去る。

へたり込む262の様子を見るハチゴロウ。290はハチゴロウがいるので近づかない。
12時前に日本対キューバ戦を見るために家に帰り、3時過ぎに様子を見に行く
が、262はいない飼育員さんに尋ねると12時半ごろにハチゴロウが攻撃し、再
びへたり込んだだめ回収したとのこと。アマチュアカメラマンの話によると、ハ
チゴロウが乗りかかって行ったので早速交尾かと喜んだが、そうではなく、やっ
つけに行ったようである。難しいものである。
飼育員さんは、「ハチゴロウの性格も直してもらわんと、、、」とのこと。
しかし、あのぼろぼろの姿では、なかなか気に入ってくれないのではなかろうか
と思いました。
ということで、今回の段階的放鳥は失敗のようです。
290はせっせと巣作り


田んぼの学校3月 活動記録

田んぼの学校3月 アカガエル産卵調査 
◆実施日 2006年3月12日(日)9:30~12:30
◆参加者 約50名
この時期に産卵するのはアカガエルの仲間です。ここにはニホンアカガエルもヤマアカガエルも生息しています。早いものはオタマジャクシになって泳いでいました。産卵直後と思われるピンポン玉大の卵塊や、大きくひろがったものなど、様々でした。あいにくの雨の中でしたが、よい調査ができました。合計で472卵塊を確認しました。誤差はかなりありますが、すくなくとも約500匹のカエル(メス)が産卵したことになります。残念ながら風と雨がきつくなり、田んぼの方には出ることができませんでした。
今日の調査で最も感動したことは、カエルではなく、朝、雨が降っていてしかも、これから寒冷前線が通過し雪混じりになるという中で、たくさんの子どもたちが参加してくれたことです。


コウノトリ文化館裏
水路        6卵塊
西公開ケージ側のビオトープ 
4枚の田んぼ 185卵塊
中間の谷の小さなビオトープ
水路と池?    卵塊確認できず
東公開ケージ側のビオトープ  
6枚の田んぼ  128卵塊
屋外トイレ横のビオトープ
3枚の田んぼと1つの池  119卵塊
東観察路入り口のビオトープ
数枚の棚田跡   34卵塊

途中で吹雪になり、少し早く帰ってきたので、鍋が出来上がるまで紙工作で時間をつぶしました。今日の鍋はカキとカニとイカが入っていましたが、観光客のみなさんに予想外に人気で、鍋にありつけなかったり、お代わりができない市民研メンバーが続出しました。


J0290


 巣を復活させて誇らしげなJ0290
 彼は偉大だ。すぐに立ち直って、もうこんなに巣材を運んでしまった。
 彼にここでの営巣をあきらめさせることは容易ではなさそうだ。
 2回目の巣の撤去について、彼はどう思ったのだろうか、昨日はしょげているように見えた。前向きな性格なのか、もう忘れてしまったのか、人間の基準で考えても仕方が無い。


野上のJ0290


午前中は、野上上空で4羽飛んでいるとのことで、僕が行った時はハチゴロウ
のみが帰還中でした。
 午後3時過ぎに行くと、290とハチゴロウがいて、290は元気なく巣の取
り払われたところにたたずんでおり、やがて1回だけ枝を運びました。
 毎日見に来ているというおばさんが、290はめっきり小さくなってしまった
とのこと。
 人間側の気持ちの加減でしょうが、僕も290が小さく見えました。
ハチゴロウもなぜか午後の食事に5時前になっても降りてこず、巣に降りました。
写真は元気なく枝を運ぶ290。


放鳥コウノトリ(2006.02.26) 


J0232(♂)7歳 J0296(♀)4歳
2006.02.26 兵庫県豊岡市
人工巣塔にはまだ興味が無いようでした


放鳥コウノトリ(2006.02.25)


24日に人工巣塔が建てられ、25日は朝早くから報道陣が大集合でした。
霧が出ていましたが、皆さんお元気です。

J0232(♂)7歳 J0296(♀)4歳
2006.02.25 兵庫県豊岡市
午後には天気が良くなりました。
いつもの湿地に2羽が来ていました。


放鳥コウノトリ(2006.02.21)






J0232(♂)7歳 J0296(♀)4歳
2006.02.21 兵庫県豊岡市
代休がたまりましたので休みをとりました。
暇なので、放鳥コウノトリに遊んでもらいました。


放鳥コウノトリ(2006.02.18)


J0232(♂)7歳 J0296(♀)4歳
2006.02.18 兵庫県豊岡市
六方田んぼの西よりにある電柱がお気に入りです。
豊岡市街地をバックに。

J0232(♂)7歳 J0296(♀)4歳
2006.02.18 兵庫県豊岡市
農協のカントリーエレベーターをバックに。


放鳥コウノトリ(2006.02.12)


J0232(♂)7歳
2006.02.12 兵庫県豊岡市
雪の降りしきる中、しきりに餌を探していました。
コウノトリは餌を捕るのが非常にへたのように思います。
前日と同じく台風23号の時に堤防が決壊した時に出来た湿地です。

J0232(♂)7歳
2006.02.12 兵庫県豊岡市
巣材を咥えて電柱に向かいました。
感電死しないでね!。


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