2021年03月 一覧

植物観察会3月度(実施報告)

 

テーマ:植物観察会
日時:2021年3月28日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:5名
スタッフ:菅村・山下


少し雨の残る中、スタッフ2名で5名のお客様をご案内しました。
春にはたくさんのタネツケバナの仲間が出てきます。よく似た種類が多くて見分けるのに苦労しますが、2種類にしぼって観察しました。
タネツケバナとミチタネツケバナです。


タネツケバナは在来種です。湿った場所に生えます。田んぼの中はタネツケバナです。植物体に毛があります。花の時期には根生葉はありません。一方、ミチタネツケバナは外来種です。乾燥した場所に生えます。芝生の中はミチタネツケバナです。植物体に毛はありません。花の時期に根生葉があります。
いくつか見ると違いが分かってきます。花の大きさや果実の出方も違います。両方とも生えている場所もあります。みなさん、区別ができるようになりました。

 


 


田んぼの学校2021-3月度(実施報告)


2021年3月21日(日)9:30〜11:00

天気:雨
テーマ:アカガエル・冬のビオトープ
参加者:19名(8家族)+スタッフ2名

雨の中、参加してくれた子どもたちは、みんなとてもたくましくて、「雨なんて関係ない」って感じでした。カッパを着て傘をさしてビオトープに向かいました。

カラカラカラというシュレーゲルアオガエルの軽やかな鳴き声が聞こえてきます。ビオトープにはアカガエルのオタマジャクシがいっぱい。ゲンゴロウの仲間がたくさんいました。

今日はコロナの関係もあり恒例の鍋はなしでしたが、楽しく過ごせました。
また4月からはいつも通りの田んぼの学校に戻したいですね。


スタンプはコハクチョウ

見つけた生きもの
ニホンアカガエル 成体、オタマジャクシ
シュレーゲルアオガエル 鳴き声
ドジョウ
メダカ
タイコウチ
コオイムシ
マルガタゲンゴロウ
ヒメゲンゴロウ
ガムシ
マツモムシ
コミズムシ
ヤゴ(オニヤンマ、ギンヤンマ、カワトンボ型、イトトンボ型、サナエトンボ型、シオカラトンボ型)
カゲロウ類、トビケラ類
チスイビル、タニシ類
ミナミヌマエビ

 


コウノトリ自然観察会3月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと北に帰る鳥
日時:2021年3月14日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:5名(3組)
案内人:高橋、渡辺

2月度は開催中止となり、2ヶ月ぶりの観察会となりました。早春の好天に恵まれ、5名の参加者の皆さんとコウノトリの繁殖巣塔を巡りました。祥雲寺→庄境→百合地→河谷→赤石→野上の6ヶ所。

駐車場を出たところで、祥雲寺ペアの今期の繁殖状況を、祥雲寺地区で活動中のコウノトリを遠望しながら説明しました。

三江小学校グランドにある庄境巣塔、あいにくコウノトリは留守でした。

百合地巣塔では抱卵が始まったようです。1羽が伏せていました。

河谷地区の水田にはオオハクチョウ1羽とコハクチョウ2羽の幼鳥が残っていて、渡去前のハクチョウの観察をしてもらいました。また、近くの水田でコチドリ5羽を初認しました。

赤石巣塔を観察。ここは豊岡盆地の繁殖巣塔の中で、もっとも早い抱卵に入っています。この後、野上の保護増殖センターでコウノトリ野生復帰への道のりをお話し、現地解散としました。