2017年04月 一覧

田んぼの学校2017-4月度(実施報告)

日時:2017年4月16日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:タンポポなど春の草
参加者:37名(12家族)+スタッフ11名

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今日は、29年度最初の田んぼの学校でした。初回なので、まずは、上田館長のあいさつです。
「田んぼの学校は、のんびり、ゆったりと楽しむ会です。疲れたら途中で引き返して休んでくだい。・・・・・」というようなゆるいあいさつをうけて、「タンポポなど春の草」が始まりました。

本日の参加者は、12家族37名。最年少は、ベビーカーに乗った0歳。最年長は10歳(5年生)。多くは6歳以下のお子さんと保護者の方でした。スタッフが11名で、総計48名でした。

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今日のめあては、みんなでたくさんの花を集めることです。どんな花にも名前があるんだなと知ることです。採って来た花の名前を教えてもらって、その中に「イヌ」とか「スズメ」とか動物の名前が入っていたらほめてもらえます。大人はちょっとマニアックな話も聞きます。スズメノテッポウで笛を作って吹いたりもしました。

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子どもたちは、野に咲く花をつんできては、目立った帽子をかぶるおじさんのところに来ます。そこで「これは今日初めて」「カラスが入ってた。おめでとう」なんて言ってもらえます。何度も来ている子が多いので、すでに名前を知っている子もいます。教えてもらった名前を間違えずにお母さんに伝える子がたくさんいました。

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子どもは動くものが大好きです。虫狙いの子もいました。

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1時間歩いて、文化館に戻って、仲間わけをしました。大まかに分けるとあとは子どもたちが保護者の方に手伝われて分ける仕上げをしてくれました。

170416-7今日の大鍋は、地元野菜と海の幸。ブリとアゴのつみれでした。

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新しく買った縁台が大活躍でした。

今日、子どもたちが集めた植物
数㎝くらいの大きさのが大半なのでちょっと怪しい名前もあります。

スギナ、ワラビ、ヨモギ、オオブタクサ、セイヨウタンポポ、雑種タンポポ(ニセカントウかな)、シロバナタンポポ、コオニタビラコ、オニタビラコ、チチコグサ、ノゲシ、ヨメナ、セイタカアワダチソウ、ニガナ、ノボロギク、ヒメオドリコソウ、カキドウシ、セリ、チドメグサ、スイバ、ミゾソバ、タネツケバナ、ミチタネツケバナ、オオバタネツケバナ、カラシナ、イヌガラシ、カラスノエンドウ、カスマグサ、シロツメクサ、クサマオ、ヤエムグラ、コハコベ、ヒメヨツバムグラ、オランダミミナグサ、ミミナグサ、オノマンネングサ、コモチマンネングサ、ヤブガラシ、ネノコノメソウ、タガラシ、ウマノアシガタ、ヘクソカズラ、オオバコ、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリ、ムラサキサギゴケ、トキワハゼ、カタバミ、ツボスミレ、ヒメスミレ、ノジスミレ、アリアケスミレ、ドクダミ、ヘビイチゴ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、シダの仲間1、スゲの仲間1
合計58種類

(文責:菅村)
 


第12回コウノトリ写真コンクール入賞作品展

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コウノトリファンクラブ主催の第12回コウノトリ写真コンクールの入賞作品展を開催します。

展示期間:2017年4月15日(土)〜5月19日(金)
     月曜日(休館日)を除く9時~17時(最終日は16時まで)
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)

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右から最優秀賞1点と優秀賞2点

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その他の入賞作品8点


コウノトリ自然観察会4月度(実施報告)

テーマ:コウノトリの抱卵と春の草 
日時:2017年4月9日(日)13:00〜15:00
天気:雨
参加者:5名
講師:高橋、菅村、石垣

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2017年度最初の、コウノトリ野鳥観察会改め、コウノトリ自然観察会はあいにくの雨でした。学習室で盆地内の11巣塔のコウノトリ営巣概要を説明したあと、フィールドに向かいました。4卵をカラスにとられて、2回目の産卵に向けて営巣中の祥雲寺巣塔の様子を見たあと、隣の三江小学校グランドにある庄境巣塔を観察。

満開の桜が美しく、すでに孵化していると思われる小さなヒナを親鳥があたためているところでした。講師の菅村自然解説員からサクラ、タムシバ、コブシなどの話を聞きました。

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福田巣塔に移動。ここの巣塔は。他の巣塔に比べて巣材を厚く積み重ねているのが特徴。すでに2羽のヒナが巣内にいることが確認されています。参加者の一人が、一瞬、ヒナのくちばしを確認したそうですが、まだヒナの観察は難しい段階です。

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菅村講師にヤブカンゾウの話を聞きます。奈佐川の土手には菜の花の黄色が広がっています。

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抱卵中の赤石巣塔を観察したあと、河口の戸島湿地を最後に観察して少し早目に解散となりました。

【今回観察した野鳥】
コウノトリ、ツバメ、イワツバメ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、ヒドリガモ、カワウ

 


サウンドストークコンサート開催のお知らせ

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Sound Stork Concert(サウンドストークコンサート)

日時:2017年5月7日 13時~14時30分
場所:コウノトリの郷公園内(雨天の場合は文化館多目的ホール)
入場:無料(どなたでも自由に来て下さい)

プログラム
▼文化館スタッフによるコウノトリの歌(一緒に歌いましょう)
▼豊岡総合高校吹奏楽部の演奏
▼せりかなライブ(福井県越前市出身のシンガーソングライター)

これまで9月に実施していた「みんなで歌おう」の屋外音楽ライブを、サウンドストークコンサートという名前で5月に実施することになりました。Sound Stork ConcertのSoundには「すこやかな」という意味があります。5月はコウノトリの子育ての時期にあたっており、ヒナがすこやかに育つようにと願ってコンサートの冠としました。

今回はスペシャルゲストとして、コウノトリ放鳥事業を進めている福井県越前市出身のシンガーソングライター・せりかなさんをお迎えします。筑波大学からリクルートに就職後、ミュージシャンに転向。せりかなさんのオリジナルソング「コウノトリ」を、コウノトリの郷で歌うという願いが今回叶います。みなさん、せりかなさんの楽しいライブステージをぜひ聞きに来てください。
せりかなさんのオフィシャルホームページはこちらから

※サウンドストークコンサートのチラシはこちらのPDFをダウンロードしてください


インバウンド対応文化館ポスター

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特に、城崎温泉を中心とする外国人旅行客のコウノトリ文化館への誘客を目的に、このたびバイリンガルのポスターを製作しました。目の前をコウノトリが飛ぶ「奇跡」を、世界中の人たちに知ってもらえればと思います。

このポスターを、但馬一円の観光施設などに貼ってもらいたいと願っています。ぜひご協力をお願いします。コウノトリ文化館の窓口でお声掛け頂ければ、必要枚数を無料でお分け致します。なおサイズはA1(594×841mm)です。