稲葉 一明 一覧

キイトトンボ


キイトトンボ

田んぼビオトープに6月になると現れます。初めは少しくすんだ色ですが、成熟すると、すごくきれいなレモン色になります。

蛍光ペンのように発光しているように見えるよ。そのレモン色が、水辺の草の間をついついと飛んでいる。

草に止まっていて、しばらくするとついついと飛ぶよ。速くは飛ばない。ついついと平行移動するよ。


おしりもついついと持ち上げていたよ。

光のすけたレモン色を初めて見るときっとびっくりするよ。


臨時田んぼの学校07,07,01港西小学p


臨時田んぼの学校07,07,01港西小一年生学p
参加者約50人 曇り
一年生なので、あまり田んぼに入らないのではないかと思っていたが大間違い。みんながんがん裸足で田んぼの中に入っていく。泥んこになって、大喜び、水路の水で助け合って泥を落とす。子供だけでなく、お母さん方も熱心に生き物採集、子供のころよく捕まえたといっておおはしゃぎ。パワーがある。

定例の田んぼの学校でも、初めのうちは田んぼの中に入るのをためらう子や、お母さん方は横で見学を兼ねておしゃべりに専念というパターンも多い。
学pだと、学年全員だから、さらに生き物に興味のない子もいるはずなのだが、そんなことはまったくなかった。
港西は、近くの川でよく遊んでいるらしい。港町ということも関係するのだろうか、お土産にワカメもいただいたし、もともと生き物と密接な生活をしている地域なのだろう。大人も子供も頼もしい限りである。なぜか田んぼの学校に熱心なお母さん方は美人が多い。ひとつ不思議なのはお父さん方の参加が非常に少なかったのである。1名だけだったように思う。どうもお母さん方が圧倒している。

生き物は、トンボが成虫ヤゴともに多数。タイコウチ成虫、ゲンゴロウ幼虫、トノサマガエルオタマ、イモリの幼生多数。
イモリの幼生はえらが外に出ていてウーパールーパーのようである。



田んぼの学校の常連さんもたくさんいらっしゃるので、大鍋もするとのこと。おいしい鍋もできました。


オオイトトンボ


野上の田んぼビオトープ、6月になるとオオイトトンボが目立ちます。
オスの少し白を混ぜたような青色がきれいです。
オスとメスがつながって、タンデムになって飛んでいます。
形がハート型になるときがあります。

アジアイトトンボはあぜの草むらによくいますが、オオイトトンボは水面の上や水面から出ている植物に止まっていることのほうが多いように思います。

トンボが水の中に入って行う潜水産卵も観察できます。


コウノトリのひよこの成長など

5月20日百合地の人口巣塔でオスJ0275とメスJ0228のカップルから待望の自然下でのひよこが誕生した。
高い人口巣塔の上なので、コウノトリを刺激しないように少し離れた下から見上げても何も見えない。
6月17日、ようやく見えるようになった。僕は土日しか見にいけないので仕方がない。

6月23日、1週間で見違えるようにたくましくなっている。
これだけ大きくなったらもう大丈夫。

ひよこがお尻をあげて、何をするのかと思ったら糞をぴゅっと外に飛ばした。巣の中を汚さないように、よく分かっているね。

こちらは、野上の増殖センター奥のヒマラヤスギのてっぺん。
J290と生き別れにされたJ362がとまっている。アオサギとのツーショット。
現在野上のこのエリアは赤石で産卵したJ384とJ389のペアが、制圧しているようである。J290も彼らが戻ってきたら追い払われるらしい。
ハチゴロウの時代は遠くなってしまった。


臨時田んぼの学校07.06.17


臨時田んぼの学校07.06.17
国府小3年学Pの田んぼの学校。参加者約100名

先週の定例田んぼの学校から一週間しか経っていないのに、生き物の様子がかなり変わっていました。
ゴンゴロウ類がほとんどいなくなって、トンボはショウジョウトンボが多くなり、ギンヤンマも出てきました。
トノサマガエルのオタマジャクシも大分大きくなってきました。
学pの子供たち、生き物を触るのを嫌がっている子もいましたが、興味心身でいらいまくっている子もいました。
お父さん方や先生にも張り切っている人がたくさんいました。

当然のことではありますが、道具運びや後片付けもみんなでしてもらいました。
田んぼの学校の常連さんもいるので、大変スムーズに行き助かりました。
前日から泊り込みで夜間観察会をしていたので、上田、鳴海、稲葉のスタッフは疲れていたのです。

いつものことですが、生きのもたちは最後に放流しています。
学Pを通じて、田んぼの学校の輪が広がっていくとよいと思いました。
難しいことではないので、いろんなところでいろんな主体が実施するようになれば。


シオカラトンボ


なじみの深いシオカラトンボ。でもシオカラトンボにはよく似たオオシオカラトンボやシオヤトンボコフキトンボとかがいる。
6月初めの田んぼビオトープではシオカラトンボが主流のようだ。シオヤトンボも見られるが、道端でじっとしているのが多いようだ。
で、シオカラトンボの飛んでいる写真を撮りました。







たくさん産卵もしています。


田んぼの学校07.06.10


参加者約230名、子供150名
晴れ


コープ自然派約30名、中筋小学P約70名が加わり大人数になりました。
鍋のときはもっと多かったかもしれません。
ニホンアカガエルが上陸しているが、ヤマアカガエルのオタマジャクシがまだ多数いて、今年は気温がいまいち上がらない関係か、アカガエルの成長がおくれているようです。

脱皮直後のオオコオイムシ

クロゲンゴロウ

トビゲラの一種の幼虫。穴の中にいます。家ごと歩きます。

水アブの幼虫
モリアオガエルの卵がたくさん。ショウジョウトンボが出てきました。イシガメが出ません。クロゲンゴロウが多数。メダカ多数。
マツモムシにかまれて泣く子が一人出ました。たまにこんなことがあります。
天気がよく暑いので、水の中を走り回る子もたくさんいました。


観察風景

人数が多すぎて、荷物を運んでもらうとか、洗ってもらうとか、なかなか統制が取れません。
鍋の野菜は学Pの方にしてもらい、うまく行ったようです。

鍋に長蛇の列、自分のおわんを持ってきてくれた人がたくさんいて助かりました。
終了後に地元のIさんがジムグリを捕まえてきました。まだ幼蛇で美しい蛇です。


市松模様が美しい
終了後も川で遊んだり、たくさんの人がのんびりと過ごしていました。
5月の含めて、捕獲生物一覧などコメントお願いします。>上田さん


アジアイトトンボ

アジアイトトンボ

春先すぐに出てくるイトトンボ。
田んぼビオトープの常連です。

夏に一時期いなくなるが、9月初めごろに2回目の羽化をする。
春に産んだ卵が秋に大人になって、また卵を産んで、そのヤゴが越冬して春先に出てくる。

オスは緑と青、メスは赤褐色、小さくてきれいなイトトンボです。弱々しく田んぼのあぜとかを飛んでいるよ。


シカ肉料理講習会


6月3日10:00-14:00
篠山市民センター
市民研究所のシカ肉料理の技術向上を図るためニホンジカ有効活用研究会設立準備会が主催した講習会に鳴海と稲葉が参加した。
講師は北イタリア エミリアロナーニャ出身のイタリア人のシベリ・ファウスト氏である。

丹波産シカ肉を使って、背ロースのカルパッチョ、サラダ、コリアンダー風味のリゾット・シカ肉カレー添えを作った。
鳴海理事指揮の下、日ごろから短時間に仕上げることに気をつけている我々は、スムーズに料理を完成させた。
2,3、シベリさんの事前の指導と違うところもあったがまったく問題なく料理を完成させた。
あくまでも私の評価であるが。カルパッチョは大変やわらかくておいしい。癖がなく柔らかなシカ肉のロースの特徴が十分に満喫できる。グレープシードオイルが良いのかもしれない。

リゾットとカレーも十分においしかったが、シカ肉がやや硬い。これも鹿肉ゆえのことであるからいいのかもしれないが、、鳴海理事はその点を指摘していた。コリアンダーとローズマリーの風味が効いている。

サラダも私としては合格。

で、今日学んだ料理は、なかなかお昼の鍋などには生かしにくいだろうなあというのが正直な感想である。ただ、いつもの味噌仕立ての鍋に代えて、洋風のシチューにすることはできるかなと思った。いろいろな香辛料とか使って。
白鷺畜産の社長がシカ肉のミートローフ、シシ肉の焼き豚?を持て来られて、こちらもいただいた。しし肉焼き豚は非常に美味。100点満点。
ソーセージなどのシカ肉加工食品はおいしいのはおいしいのだが、シカ肉であるという特徴がなくなってしまう。確かにおいしいのだからいいのだが、香辛料のせいか、ただの食品になってしまうように思うのだ。


田んぼの学校07.05.13


田んぼの学校。
参加者約90名
本年度正式なスタート。田んぼの学校も6年目に突入。
スタートしたときの常連の子供たちもほとんど卒業し、少しづつ常連の子供たちも変化していく。
現在放鳥拠点としてフェンスで囲まれているビオトープで、6年前に10人ほどで始めた公開生き物調査。
それ以降、30回以上は田んぼビオトープに入っているのだから、述べ2000人ぐらいの子供たちが参加したことになる。
開校式。

観察風景


FMジャングルの取材もありました。
土曜日の夕方と再放送がもう一回、子供の野生復帰大作戦で放送されます。つきに2回程度?

バットに入れて観察と説明

シマゲンゴロウ

マルガタゲンゴロウ

スジブトハシリグモ

ムカシヤンマ

トンボ型(ショウジョウトンボ?)やご

大鍋もやりました。シシ肉です。


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