シカ肉料理講習会
6月3日10:00-14:00
篠山市民センター
市民研究所のシカ肉料理の技術向上を図るためニホンジカ有効活用研究会設立準備会が主催した講習会に鳴海と稲葉が参加した。
講師は北イタリア エミリアロナーニャ出身のイタリア人のシベリ・ファウスト氏である。
丹波産シカ肉を使って、背ロースのカルパッチョ、サラダ、コリアンダー風味のリゾット・シカ肉カレー添えを作った。
鳴海理事指揮の下、日ごろから短時間に仕上げることに気をつけている我々は、スムーズに料理を完成させた。
2,3、シベリさんの事前の指導と違うところもあったがまったく問題なく料理を完成させた。
あくまでも私の評価であるが。カルパッチョは大変やわらかくておいしい。癖がなく柔らかなシカ肉のロースの特徴が十分に満喫できる。グレープシードオイルが良いのかもしれない。
リゾットとカレーも十分においしかったが、シカ肉がやや硬い。これも鹿肉ゆえのことであるからいいのかもしれないが、、鳴海理事はその点を指摘していた。コリアンダーとローズマリーの風味が効いている。
サラダも私としては合格。
で、今日学んだ料理は、なかなかお昼の鍋などには生かしにくいだろうなあというのが正直な感想である。ただ、いつもの味噌仕立ての鍋に代えて、洋風のシチューにすることはできるかなと思った。いろいろな香辛料とか使って。
白鷺畜産の社長がシカ肉のミートローフ、シシ肉の焼き豚?を持て来られて、こちらもいただいた。しし肉焼き豚は非常に美味。100点満点。
ソーセージなどのシカ肉加工食品はおいしいのはおいしいのだが、シカ肉であるという特徴がなくなってしまう。確かにおいしいのだからいいのだが、香辛料のせいか、ただの食品になってしまうように思うのだ。