植物観察会2024年3月度(実施報告)

日時:2024年3月24日(日)13:00〜14:30
天気:小雨
参加者:2名
スタッフ:1名

寒さが続いて春が進みません。例年だと3月の観察会は「春が始まります」というテーマで咲き始めた花を見るのですが、今年は花がありません。仕方がないので例年なら2月に行うロゼット観察の準備をしました。雨も降るし、花もないしと心配しましたが、大阪から来られたご夫妻が申し込まれました。郷公園には何度も来ているが、植物観察会は初めてといわれていました。傘をさしての観察でしたが楽しんでいただけました。まずは、館内でロゼットと何かのお話をして、外に出て「なぜ、ここにはシバが生えているのか」をお話しました。次からはシバの中に生えている植物を見て、図鑑と照らし合わせます。
この写真には3種類以上の植物が写っています。赤で囲まれているスズメノカタビラ、青で囲まれているオランダミミナグサ、の外にコメツブツメクサ、シロツメクサが広がっています。
以後、スズメノヤリ、ニワゼキショウ、ネジバナ、ミチタネツケバナ、ニガナ、チチコグサ、ハハコグサ、ブタナなどを観察しました。
 

スズメノヤリ

ネジバナ

ニガナ

チチコグサ

ハハコグサ

ブタナ
 
最後にカキドオシの香りをかいでいただいて、「和製ハーブです」と紹介して終わりました。

カキドオシ