開館日
「敬老の日」の祝日にあたるため、通常どおり開館しています
高橋 信一覧
8月21日(金)と8月22日(土)の午前中の2回、「生きものの名前を調べよう」の会を開催しました。3組の親子連れがそれぞれの興味のある生きものを、しっかりスタッフに教わりながら勉強してゆきました。
集合型の観察会とは違った、個別の指導を受けられるこの会は、科学少年・少女たちのサポートという意味で、意義深いものだと思います。本年のトライアルを糧に、来年度以降のプログラム開発に活かします。
日時:2015年8月16日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:親子35名+スタッフ8名
今月の田んぼの学校は、先月に引き続き、園内の鎌谷川で「小川の生きもの探し」です。
今日は天気もいい分、日差しもきびしかったです。そんな中、川に入るのは、なかなか楽しいものです。
採った生き物を観察します。魚や水生昆虫など、種類ごとに分けていきます。スタッフから、それぞれの生き物の名前や特徴などを聞きます。子どもたちだけでなく、親御さんも熱心に聞き入っておられます。
オイカワ。中流域から下流域の代表的な魚です。
ムギツク。中流域に多い魚です。
クロゲンゴロウ。川ではあまり姿を見ないのですが、今日は3匹もいました。
お昼の大なべは、地元産のシカと野菜でした。
今日採集した生き物のリストです。
▼魚類
カワムツ
オイカワ
カマツカ
ムギツク
モツゴ
タイリクバラタナゴ
シマドジョウ
キタノメダカ
ドンコ
ヨシノボリ
▼昆虫
クロゲンゴロウ
ミズカマキリ
タイコウチ
コオイムシ
▼ヤゴ類
オニヤンマ
ヤマトンボ型
サナエトンボ型
▼その他
モクズガニ
ミナミヌマエビ
アメリカザリガニ
カワニナ
お盆の特別行事「小川で遊ぼう」を行いました。初めての企画でしたが、午前の部は当日参加で25名。県外からの参加もありました。
「小川で遊ぼう」午後の部は、参加者があるかと心配しましたが、気がついてみると35人。飛び入り参加した子どもたちもいました。大きさベスト3はオイカワ、カワムツ、ドンコ。オイカワの逆転勝利でした。
夏休み中の子供たちを対象に、8月7日(金)〜9日(日)の3日間、自由研究講座を開催しました。1日目は4組の親子連れ5人の小学生が集まりました。
まずはビオトープに上がって、水生生物や陸生生物を採集します。
館内に持ち帰った生きものを一緒に観察しながら、ひとつひとつの名前を教えてもらいます。 自宅周辺での生きもの観察の方法などを伝授して解散。今回は、標本作りまで実習する時間がなかったのが残念でした。
2日目は参加者がありませんでした。3日目は里山で昆虫採集。暑くて生きものが少なかったけど、採れた虫の名前調べをしました。ネブトクワガタが見つかりました。トカゲも捕獲してきました。
豊岡市立田鶴野小学校の児童会の皆さんが、集めたお金をコウノトリ基金に寄付してくれました。上田館長が受取り、お礼にオリジナル缶バッジなどをプレゼントしました。 お預かりしたお金は、コウノトリの餌場作りのために役立てます。田鶴野小学校の子供たち、ありがとうございました。
コウノトリの郷公園のおひざ元の三江小学校は、校庭にコウノトリの人工巣塔があることでも有名です。今年もここから2羽のヒナが巣立ってゆきました。校長室から見たグランドの様子。矢印のところに巣塔があります。 営巣中は、校舎の3階と4階の廊下に望遠鏡を設置して、児童たちが代わる代わる覗いては観察記録を残してきました。
そんな三江小学校の児童会から、7月23日に予定されている千葉県野田市でのコウノトリ放鳥式典に向けエールを送ろうと、コウノトリ文化館オリジナルのコウノトリ折り紙を全員で折ってくれたものを託されました。
300羽の折り紙コウノトリと子供たちからのメッセージを、上田館長が受取りました。三江小学校からのエール、確実に野田市にお届けします。野田市の放鳥コウノトリたちが、エールに送られ元気に空に飛び立つよう願っています。三江小学校のみなさん、ありがとうございました。