高橋 信 一覧

コウノトリキルト展

コウノトリキルト展看板

コウノトリキルト作家の河村小百合さんの作品展を開催します。

展示期間:2015年10月6日(火)〜10月31日(土)
※企画展示コーナーのほか、多目的ホールにも作品展示があります

河村小百合さんのプロフィール
・大阪府柏原市在住(豊岡市出身)
・(財)日本手芸普及協会認定パッチワークキルト指導員
・スカラップキルト教室主宰
・コウノトリキルト作家(作風はコウノトリ)
現在、岡本洋子氏に師事。第11回・12回キルト日本展入選、
日仏共催インターナショナルキルトコンテスト「ネイチャー」入賞、
インターナショナル・キルトウィーク横浜入賞他、国内外受賞作品多数


放鳥10周年ポスター制作

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2005年9月24日、コウノトリの郷公園から5羽のコウノトリが野外に試験放鳥されてから10年が経ちます。その記念すべき年にあたり、なにか足跡を残しておこうと話し合う中で、このポスターの構想が持ち上がりました。

故池田啓・初代コウノトリの郷公園研究部長の著書「コウノトリがおしえてくれた」(フレーベル館 2007年)の最後の見開きページの、46年ぶりに巣立とうとする百合地巣塔のヒナと六方田んぼの風景の写真、添えられた池田さんのメッセージ、これを放鳥から10年経った今、たくさんの人に伝えたい。そんな思いが自然発生的に募ってゆきました。そして出来上がったのがこのポスターです。掲示のしやすさを考え、A1縦位置のポスターとしました。

放鳥から10年経ち、5羽からスタートした野生復帰は、いまや80羽を越える野外個体数へと増えました。コウノトリを放す側の努力はもちろんですが、受け入れる側、すなわち私たち市民のコウノトリに対する思いやりが深まり、広がり、コウノトリ野生復帰を支えてきたことは紛れもないことです。

このポスターに記された故池田先生のメッセージを噛みしめ、コウノトリ野生復帰の次なるステップへと進んでゆきたいと思います。たくさんの人が、このポスターに目をとめて頂くことを期待しています。


放鳥10周年コウノトリウィーク イベントダイジェスト

2005年9月24日の放鳥式から、今年でちょうど10年を迎えます。今年は、たまたま五連休となったシルバーウィークを文化館では「コウノトリウィーク」と称して、5日間連続のイベントを打ちました。リアルタイムにはFacebookで情報を上げましたが、ダイジェストをホームページに記録しておきます。

▼みんなで語ろう・放鳥10年を語る会
9月19日(土)18:00〜20:30@多目的ホール kataro150919 2000年の文化館創立に関わった行政マン、コウノトリ野生復帰黎明期に理解と協力をして頂いた農家の方々、その他たくさんの市民の方々に集まって頂き、10年前を振り返る懇親会を行いました。松島興治郎コウノトリ文化館名誉館長の音頭で、祥雲寺地区の畷さんの無農薬育む米の新米オニギリで「乾米!」。50人ほどが懐かしい話や音楽で和やかな時間を過ごしました。

▼みんなで遊ぼう・田んぼの学校
9月20日(日)9:30〜12:00@コウノトリの郷公園内tanbo150920-4 コウノトリ市民研究所主催の田んぼの学校9月度「あぜ道でバッタ・イナゴ」を共催で実施しました。参加者54名。報告はこちらから。

▼みなんで見よう・豊岡盆地のエコツアー
9月21日(月)10:00〜12:30@豊岡盆地 150921-3 2組5名の参加者を、豊岡盆地のエコツアーにご案内しました。庄境(三江小学校)→野上→赤石→戸島→伊豆→百合地のコース。今年のコウノトリ繁殖巣塔を巡りながら、立地環境や、周辺で活動する野生コウノトリの様子などを見て頂きました。本プログラムは、今後レギュラー化を検討します。

▼みんなで学ぼう・市民研究発表会
9月22日(火)13:30〜15:30@学習室 150922-7 延べ20人ほどの人たちに集まってもらいました。「豊岡盆地の自然・この10年」というテーマで、野鳥、昆虫、植物、哺乳類の10年間の変化を、コウノトリ市民研究所の研究員がパワーポイントを使って発表しました。菅村研究員からは「失くす前に今の当たり前を写真記録しておくことの重要性」、稲葉研究員からは「これから人と獣の戦いが本格化する」、2つの記憶に残るメッセージを伝えてもらいました。

研究発表会という地味なイベントではありますが、いまの但馬の自然界で起きていることを都度レポートする大切な機会です。今後も続けていきますので、ぜひご参加下さい。

▼みんなで歌おう
9月23日(水)10:30〜11:30@芝生広場150923-4

この五連休は好天に恵まれたことも幸いでした。最終日は汗ばむ陽気でしたが、芝生広場でみんなでコウノトリの歌を歌ったり聴いたりして楽しみました。コウノトリの郷公園で音楽という試みは今回が初めてのようでしたが、これからも音楽イベントを企画してみなさんと楽しみたいと思います。ご期待下さい。

10周年の記念イベント、仕掛ける側は結構たいへんでしたが、文化館スタッフも一緒に楽しみました。終わってみればすべてがよい思い出になりました。ご参加いただいたすべての皆様へ、ありがとうございました。


田んぼの学校2015年9月

日時:2015年9月20日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:あぜ道でバッタ・イナゴ
参加者:親子45名+スタッフ9名

今月の田んぼの学校は、コウノトリウィークの連続イベントの一つとしても開催されました。連休中の親子を含め、たくさんの皆さんでバッタ採りをして遊びました。

tanbo150920-1 鎌谷川の土手沿いを、バッタを採りながら東公開エリアへ向かいます。

tanbo150920-2 東公開エリア周辺で網を振ります。遊歩道沿いではあまりバッタはいませんでしたが、沢沿いの土手付近付にはたくさんいました。

tanbo150920-3 文化館に戻ってから、採集したバッタの種類をみんなで確認します。

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この日確認したバッタは16種類。とくにクルマバッタとハネナガイナゴが目立ちました。これも、祥雲寺地区のコウノトリ育む農法の効果のひとつと考えられます。

tanbo150920-4 最後は、10年前に5羽のコウノトリが放鳥された、その場所で、捕まえたバッタを一斉に放してあげました。飛び立つバッタに、子供たちの歓声があがりました。好天にも恵まれ、楽しい観察会となりました。


振替休館日

連休による開館が続きましたので、この日を振替休館日とさせて頂きます。


開館日

「敬老の日」の祝日にあたるため、通常どおり開館しています


コウノトリウィークの催し案内

 kounotoriweekjpg チラシのPDFファイルはこちらからダウンロードできます。

【最終版】コウノトリウィークチラシ


自然観察講座 生きものの名前を調べよう

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8月21日(金)と8月22日(土)の午前中の2回、「生きものの名前を調べよう」の会を開催しました。3組の親子連れがそれぞれの興味のある生きものを、しっかりスタッフに教わりながら勉強してゆきました。

集合型の観察会とは違った、個別の指導を受けられるこの会は、科学少年・少女たちのサポートという意味で、意義深いものだと思います。本年のトライアルを糧に、来年度以降のプログラム開発に活かします。


田んぼの学校2015年8月

日時:2015年8月16日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:親子35名+スタッフ8名

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今月の田んぼの学校は、先月に引き続き、園内の鎌谷川で「小川の生きもの探し」です。

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今日は天気もいい分、日差しもきびしかったです。そんな中、川に入るのは、なかなか楽しいものです。

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採った生き物を観察します。魚や水生昆虫など、種類ごとに分けていきます。スタッフから、それぞれの生き物の名前や特徴などを聞きます。子どもたちだけでなく、親御さんも熱心に聞き入っておられます。

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オイカワ。中流域から下流域の代表的な魚です。

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ムギツク。中流域に多い魚です。

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クロゲンゴロウ。川ではあまり姿を見ないのですが、今日は3匹もいました。

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お昼の大なべは、地元産のシカと野菜でした。

今日採集した生き物のリストです。

▼魚類
カワムツ
オイカワ
カマツカ
ムギツク
モツゴ
タイリクバラタナゴ
シマドジョウ
キタノメダカ
ドンコ
ヨシノボリ

▼昆虫
クロゲンゴロウ
ミズカマキリ
タイコウチ
コオイムシ

▼ヤゴ類
オニヤンマ
ヤマトンボ型
サナエトンボ型

▼その他
モクズガニ
ミナミヌマエビ
アメリカザリガニ
カワニナ


小川で遊ぼう

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お盆の特別行事「小川で遊ぼう」を行いました。初めての企画でしたが、午前の部は当日参加で25名。県外からの参加もありました。

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「小川で遊ぼう」午後の部は、参加者があるかと心配しましたが、気がついてみると35人。飛び入り参加した子どもたちもいました。大きさベスト3はオイカワ、カワムツ、ドンコ。オイカワの逆転勝利でした。


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