自然観察講座・キノコ入門(実施報告)
日時:2015年10月12日(月)13:30〜16:15
天気:曇り
講師:関西菌類懇話会・平山さん、浅見さん
但馬幼菌の会・稲葉さん、古澤さん
参加者:7名
コウノトリ市民研究所の稲葉主任研究員のコーディネートで、郷公園内のキノコ観察会を実施しました。但馬幼菌の会から古澤さんをお招きしたのと、スペシャル講師として、関西菌類懇話会の平山さんと浅見さんの強力な助っ人にもお越し頂き、とても質の高い観察会を実施することができました。
文化館を出発し、東に移動しながら道々でニッチなキノコたちの解説を受けます。
草陰にひっそりと小さなキノコが出ています。たくさんの目でキノコ探しに集中すれば、思いがけずたくさんのキノコたちと出会うことができます。
東自然観察路を登ります。ここのところ雨が少ないせいで、山が乾燥しています。キノコを見ながら、賑やかに散策。
ウラベニホテイシメジ
これは、、、なんだっけ?
山頂の東屋から祥雲寺の田んぼを見下ろします。下山時には「幻のヘビ」シロマダラが道を横断して行くのを目撃しました。
文化館に戻ってから、採集してきたキノコすべてに名札を付けてもらい、ひとつひとつのキノコの説明を受けました。
本日確認した41種のキノコです。
菌根菌:18種
・アカショウロ
・コツブタケ
・シロカノシタ
・ヒナチチタケ
・ハツタケ
・オウギタケ
・ケロウジsp
・ミネシメジ
・ウラベニホテイシメジ
・ヌメリイグチ
・アミタケ
・ドクベニタケ
・ホウキタケsp
・フウセンタケsp
・ハダイロガサ
・シロオニタケ老菌
・クチベニタケ
・キツネタケ
・キシメッジsp
分解菌:23種
・シラタマタケ
・オオミノコフキタケ
・ヒメホコリタケ
・オオゴムタケ
・ニッケイタケ
・ハカワラタケ
・オトメノカサ
・アカヤマタケ
・オオヒメノカサsp
・ミイロアミタケ
・ウラムラサキ
・イタチタケ
・アセタケsp
・サマツモドキ
・ウスキモリノカサ
・シロヒナノチャワンタケsp
・ホウロクタケ
・ヒイロタケ
・モエギビョウタケ
・ヤケイロタケ
・ヒメヒガサヒトヨタケ
・ハナウロコタケ
・モミジタケ
4人の講師の方にたくさんのキノコを教えてもらい、有意義な観察会となりました。ありがとうございました。来年の秋も、タイミングを図りながら、より多くの参加者とキノコに出会える集まりにしたいと思います。