▼Blog 一覧

田んぼの学校2014年9月度

田んぼの学校9月
「バッタ調査」
9月21日(日) 晴れ 参加者34名

各地で運動会が実施される中、ちょうどよい人数になりました。最初はバッタが少なく、どうなるかと思いましたが時間が経つにつれ、少しずつ飛び始めました。イナゴ・バッタ類は8種類。イナゴが23匹、トノサマバッタ11匹、クルマバッタ14匹、クルマバッタモドキ7匹でした。他にもいろいろな生物がいたので、子どもたちは楽しそうでした。

観察した生物
トノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキ、イボバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ
エンマコウロギ、ハラビロカマキリ、ウスイロササキリ
キイトトンボ、シオカラトンボ、チョウトンボ、ハグロトンボ、オオイトトンボ、ウスバキトンボ、アキアカネ
トノサマガエル、カナヘビ
ハンミョウ、カドマルエンマコガネ

写真の上がコバネイナゴ、下がハネナガイナゴ。ハネナガは翅が後ろ足のすねより確実に長い。コバネの長翅型もいるが、長くてもお尻のあたりまで。
ハネナガイナゴとコバネイナゴの両方がいましたが、ハネナガの方が多い傾向にありました。これは初めてです。最近急激にハネナガが増えています。周辺の田んぼでも同じ傾向にあります。


田んぼの学校2014年8月度

田んぼの学校2014年8月度「ビオトープの生き物調査」
実施日:2014年8月17日(日)
天気:雨
参加人数:70人(子供30人、大人30人、スタッフ10人)
※新田小学校2年の学Pの児童23名含む
夜半に激しい雷雨に見舞われ、警報の出る中での田んぼの学校開催でした。予定していた川遊びを中止し、西公開ビオトープの生き物調査に変更しました。

スマホで雨雲の動きをモニターしながらの行事進行です。結局最後まで、大降りに遭わずに済みました。

雨模様のビオトープですが、子供たちの元気な声が響きます。谷川は増水して早く流れています。

採集した生き物をみんなでチェックします。以下の20種類をチェックしました。
ヒル、ギンヤンマのヤゴ、イトトンボ型ヤゴ、トンボ型ヤゴ、ガムシ、ヒメガムシ、メダカ、ドジョウ、ミズカマキリ、タニシ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、タイコウチ、ミナミヌマエビ、マツモムシ、コミズムシ、オオコオイムシ

早めの鍋は、地元野菜と猪肉。とてもよい出汁が出ていておいしかったです。


田んぼの学校2014年7月度


田んぼの学校2014年7月度「小川で魚とリ」
実施日:2014年7月20日(日)
天気:晴れ
参加人数:80人(子供35人、大人35人、スタッフ10人)

夏休みに入って最初の日曜日の田んぼの学校です。真夏の7月と8月の田んぼの学校は川遊び。たくさんの親子が川に入って遊びました。

川で取った生き物を集めて、みんなで名前を確認します。

魚は、専用のアクリルケースに入れて観察するのがよいです。

下流から子供たちが横一列になって追い込み漁もしました。
以下、今回の観察種です。
魚類:
メダカ、カワムツ、モツゴ、カマツカ、ドンコ、シマドジョウ、ヨシノボリ類
その他:
モクズガニ、ヌマエビ、スジエビ、カワニナ、タイコウチ、ヤゴ類、ゲンゴロウ類幼虫

ドンコ

メダカ

カマツカ(左)、ドンコ(右)

カワムツ

モツゴ

お昼の鍋は、野菜はカボチャ、ニンジン、ジャガイモ、肉はイノシシでした。イノシシの脂身が溶け込んで、コクのある洋風な鍋に仕上がりました。とってもおいしかったです。


生物多様性企画展第11回「春から夏の鳥」開催


田んぼの学校2014年6月度

田んぼの学校2014年6月度「田んぼでトンボやカエルやメダカ」
実施日:2014年6月15日(日)
天気:晴れ
参加人数:135人(府中小学P101人,一般24人,スタッフ10人)

梅雨の晴れ間に恵まれました。豊岡市立府中小学校2・3年生の学Pの参加があり、たくさんの子供たちで賑やかな田んぼの学校となりました。

ビオトープ周辺にはモリアオガエルの卵塊がたくさんぶら下がっています。

採集した生き物を仕分けし、それぞれの名前を教えてもらいます。

泥んこになった体は、前の川に入って洗い流します。素っ裸で泳ぐ子もいました。

大鍋は地元野菜とシジミ。暑い時期の鍋もいいものです。
今回確認した西公開ビオトープの生き物リスト:
ドジョウ、キタノメダカ、ニホンイシガメ、オタマジャクシ、トノサマガエル、モリアオガエル卵塊
タイコウチ、オオコオイムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメガムシ
ゲンゴロウ類幼虫、ヤゴ(オニヤンマ、シオカラトンボ、イトトンボ型、ヤンマ型、トンボ型)
ヌマエビ、チスイビル、ウマビル
シオカラトンボ、シオヤトンボ、ヤマサナエ、ムカシヤンマ、ショウジョウトンボ、オオイトトンボ、キイトトンボ、モートンイトトンボ


広報とよおか連載開始

市広報に「生きものイキイキ観察記」という連載コラムを、コウノトリ市民研究所が担当することになりました。
2014年5月25日発行第219号をご覧下さい。
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1400551931265/http://kounotori.org/blog/files/05251213.pdf
年4回ということなので、今後、夏、秋、冬と、季節ごとの生きものを紹介してゆきます。ご期待下さい。


田んぼの学校2014年5月度


田んぼの学校20140518 田んぼでオタマやタイコウチなど
天気晴れ、参加者80名
良いお天気でにぎやかな田んぼの学校になりました。
みんなで田んぼビオトープの生き物を掬って、観察しました。

確認された生き物
ドジョウ、メダカ、
トノサマガエル、アマガエル、アカガエルオタマ、アマガエルオタマ、トノサマガエルオタマ、
ヤゴ(ヤンマ型、トンボ型、イトトンボ型)、オオイトトンボ、カワトンボ類、
オオコオイムシ、タイコウチ、コミズムシ
ガムシ、ヒメガムシ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、
ハシリグモ類、コモリグモ類、ミナミヌマエビ、カワニナ、チスイビル
(抜けているものがあったらご指摘ください。>スタッフ)

メダカとアカガエルのオタマ

マルガタゲンゴロウ

鍋は地元野菜とトビウオのつみれ


田んぼの学校2014年4月度

タンポポ探し、春の草を食べる
日時:2014年4月20日(日)9:30-12:00
天気:曇り
人数:80名(スタッフ込)

2014年度「田んぼの学校」が始まりました。4月の活動は「タンポポ探し、春の草を食べる」。70名もの参加者が集まり、にぎやかに始まりました。

鎌谷川の土手沿いを歩きながら、菅村主任研究員の植物の説明に耳を傾けます。芽吹きの山はコバノミツバツツジが美しく彩を添えていますが、林床の緑はシカに食い尽くされて、シカが食べないアセビの白い花だけが目立ちます。

田んぼでは代掻きが始まり、トラクターが掘り起こすミミズなどの虫を狙ってサギやコウノトリが集まっています。

草花の勉強をしながら田んぼ道を戻ります。

天ぷらの食材は以下のとおり。人が多くて、天ぷらを揚げる作業が間に合いません。
コゴミ、タラノメ、ユキノシタ、ヨモギ、ハナウド、ノアザミ、フジの花、タケノコ、蕎麦団子、イノシシ肉

大鍋は地元野菜にフグ。あっというまに空っぽになりました。
本日観察した植物:
スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、タチツボスミレ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、トキワハゼ、チドメグサ、スズメノヤリ、スズメノテッポウ、ヘビイチゴ、ウマノアシガタ、タガラシ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ、アセビ、コバノミツバツツジ、ヒノキ、スギ、アカマツ、カスミザクラ


1 46 47 48 49