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植物観察会9月度(実施報告)

 

テーマ:秋の植物~ミズオオバコ、スブタなど~
日時:2020年9月27日(日)9:30〜12:00
天気:曇り時々雨
参加者:6名
スタッフ:菅村

今日の植物観察会は、ゲリラ的にいきなり降り出す雨の中、傘を広げたり閉じたりしながらのんびりと駐車場を中心に観察しました。

ツユクサは、花弁の様子、雄しべ雌しべのの様子を詳しく見ていただきました。雄しべは6本あって、形は3種類あります。主に花粉を作る0型雄しべ、主に昆虫を誘うY型雄しべ、X型(私はπ型の方が似ていると思います。)の形と機能の違いをお話ししました。

ハイブリッドタンポポのでき方などのお話をしました。

写真のコブシには、実にたくさんの果実が付いていました。

観察した植物
ヨモギ、ヤブツルアズキ、ツユクサ、チカラシバ、スズメノヒエ、キンエノコロ、アキノエノコログサ、メヒシバ、コメヒシバ、コニシキソウ、オオニシキソウ、ブタナ、ハイブリッドタンポポ、ヒメムカシヨモギ、ヤブガラシ、ワラビ、コブシ、コナラ、アメリカネナシカズラ、オオオナモミ、オオブタクサ、ヒナタイノコヅチ、エノキグサ、ヒメクグ、クグガヤツリ、ヒメシロアサザ、タコノアシ、ミズトラノオ、レモンエゴマ、イボクサ、ヒメジソ、ヤハズソウ、キクモ、メドハギ、クサマオ、ダンドボロギク、コミカンソウ

菅村が6名のお客様をご案内しました。


田んぼの学校2020-9月度(実施報告)

2020年9月20日(日)9:30〜11:30

天気:晴れ
テーマ:バッタ、イナゴ探し
参加者:121名(39家族)+スタッフ6名

今日は田んぼの学校9月。連休の日曜日で、コロナ前を思い出すような人出で、朝から活気があふれています!!


虫取り網と虫かごを持って出発。缶バッジも網とかご!


虫が少なくて心配しましたが、子どもたちは元気に遊んでいました。クルマバッタ、クルマバッタモドキ、トノサマバッタ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ,コバネイナゴ、カマキリなどが採集できました。ハンミョウも少し見ることができました。


お鍋はシカ肉


今回のスタンプはバッタ。

 


新サイトの運用開始について

9月8日(火)より、豊岡市立コウノトリ文化館は新しいドメインでのSSL認証サイトに切り替えを行いました。これに伴い、新しいURLでのブックマークに更新して頂きますよう、お願い致します。

新サイトURL
https://kounotoribunkakan.com

旧サイトURL
http://kounotori.org/bunkakan/

また代表メールアドレスも変更となりますので、よろしくお願い致します。

新代表メールアドレス
info@kounotoribunkakan.com

旧代表メールアドレス
bunkakan@kounotori.org

 


植物観察会8月度(実施報告)

テーマ:夏の植物~ミズアオイ、ヒメムカシヨモギなど~
日時:2020年8月23日(日)9:30〜12:00
天気:晴
参加者:10名
スタッフ:菅村、村田

10名のお客様を2名のスタッフでご案内しました。

樹木の復習です。昔はニレ科だった3種の木が並んで植えてあります。エノキとムクノキはアサ科になりました。ニレ科に残ったのはケヤキだけです。かつてはムクノキの葉がサンドペーパーの代わりに使われたことを触って実感していただきました。エノキはオオムラサキやゴマダラチョウの食草です。最近、近畿にもアカボシゴマダラという特定外来生物である蝶が見られるようになってきているというお話もしました。

県立大学の授業で伐採された樹木を見ました。細い木には萌芽更新が起きていましたが、太い木には枝が出てきていませんでした。枯死するのでしょう。裸地にはダンドボロギクが生えてきていました。こんな場所がダンドボロギクの本来の生育地であり、数年で姿を消すのが普通だが、近年はシカの食害で各地に繁茂し、消えることがないこと、白い綿毛が飛んで行って洗濯物について嫌われることなどをお話ししました。

ネムノキ、タラを見ました。果実が付いていて、豆の仲間であることが一目でわかること、タラはこの花の少ない時期には虫たちのよい蜜源になっているというお話をしました。

朝から暑い中、日陰で休みながら、クロモジの芳香に癒されながら目的地に着きました。
そこにはミズオオバコがたくさん咲いていました。純白の花がほとんどですがピンクも含まれていました。

ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクを比較して、ヒメムカシヨモギの花には短いけれども白い花弁があることを見ていただきました。

今日観察した植物
エノキ、エゾエノキ、ムクノキ、ダンドボロギク、ホタルイ、ネムノキ、タラ、キツネノマゴ、クロモジ、ヘクソカズラ、ヤマハゼ、ヒメキンミズヒキ、コケオトギリ、ハシカグサ、ミズオオバコ、ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク、ヤマノイモ、ニガナ、カタバミ、ヒメクグ、メドハギ、ヤハズソウ、スブタ、ヤナギスブタ


田んぼの学校2020-8月度(実施報告)

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2020年8月16日(日)9:30〜11:30

天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:48名(17家族)+スタッフ6名

今日もとても暑くなりました。今月の田んぼの学校は、先月に続き、コウノトリ文化館前の鎌谷川に入りました。

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毎年この時期は、鎌谷川の水量も減って水温が上がり、ぬるま湯のようになります。しかし、今年は梅雨が長引いたため、水量も豊富で水温もひんやりとしてて、ちょうどいい冷たさです。
子どもも大人も一緒になって、川に入りました。

新型コロナ感染予防のため、今回、大鍋は無しでした。

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【今日確認できた生きもの】
●魚類 : カワムツ、オイカワ、ムギツク、タイリクバラタナゴ、カマツカ、ドジョウ、シマドジョウ、ドンコ
●カエル類 : トノサマガエル、ヌマガエル
●昆虫 : タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(コヤマトンボ、コシボソヤンマ、ギンヤンマ、コオニヤンマ、サナエ   トンボ科、カワトンボ科)、カゲロウ類幼虫
●甲殻類 : モクズガニ、スジエビ、ミナミヌマエビ
●貝類 : マシジミ(タイワンシジミ?)、カワニナ

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今回のスタンプはスジエビ。

 


巣塔めぐり(実施報告)

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コウノトリ文化館開館20周年夏休み特別企画
「コウノトリの巣塔めぐり」

日時:2020年8月15日(土)9:30~11:30
天気:晴れ
参加者:7名
スタッフ:高橋

夏休み特別企画最終日は「コウノトリの巣塔めぐり」を7名の親子で実施しました。

最初に展示実習室で今年のコウノトリの繁殖状況の話をした後、外に出てコウノトリの巣の模型を使って繁殖のお話しをしました。最初の巣塔観察は歩いてすぐの祥雲寺巣塔。ちょうど10時の給餌の時間となり、たくさんのコウノトリを目の前で見て頂くことができました。

準備をした後、各自の車で盆地内の巣塔をめぐりました。まず、野上巣塔。ちょう繁殖ペアがビオトープで活動中。コウノトリ保護増殖センターの歴史や、コウノトリの飼育のお話をしました。

次に赤石巣塔に向かいました。8月10日に豊岡周辺では今期最後となる1羽の幼鳥が巣立ったところです。あいにく、コウノトリは見つかりませんでしたが、赤石堤外のツバメのねぐら入りの話題などを聞いてもらいました。

ここから南に移動。六方田んぼ百合地、河谷、森尾の順に巣塔をめぐりました。ちょうど2時間が経過したところで、森尾地区で現地解散としました。
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小川で遊ぼう(実施報告)

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コウノトリ文化館開館20周年夏休み特別企画
「小川で遊ぼう」

日時:2020年8月14日(金)9:30~12:00
天気:晴れ
参加者:59名
スタッフ:北垣

夏休み特別企画3日目は「小川で遊ぼう」。文化館前の鎌谷川で川遊びでした。50名もの参加者があり、とても賑やかでした。タイコウチやミズカマキリ、ヤゴなどの水生昆虫や、ドンコやタナゴ類などの魚を捕まえた子もいました。

今年は梅雨が長かったので、川の水もしっかりとあり、ぬるすぎず、ちょうどいい冷たさでした。川遊びにはちょうどよかったです。

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昆虫採集(実施報告)

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コウノトリ文化館開館20周年夏休み特別企画
「昆虫採集」

日時:2020年8月13日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
参加者:22名
スタッフ:上田、他2名

夏休み特別企画2日目は昆虫採集。参加者22名とスタッフ3名。ピクニック広場とビオトープで遊びました。トンボやバッタを追いかけて楽しく過ごしました。途中で小学生の参加者5名とスタッフ2人名で自然観察路1周グループを編成、森の昆虫探検をしましたが、成果はカブトムシの死骸のみ。山は虫が少なかったですね。

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森の観察会(実施報告)

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コウノトリ文化館開館20周年夏休み特別企画
「森の観察会」

日時:2020年8月12日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
参加者:10名
スタッフ:菅村、稲葉、村田

ビオトープ、自然観察路を歩きながら、植物やキノコ、昆虫類などの観察をしました。
植物の匂いの観察では、クロモジ、ヒノキ、ダンドボロギクの匂いをみんなで嗅ぎました。クロモジのいい匂いにびっくり。

ビオトープでは、シオカラトンボ、キイトトンボ、ショウジョウトンボ、オオイトトンボなどいろいろなトンボが飛び交っていました。ちょうどその時、コウノトリたちもたくさん僕たちの上を飛んでいました。メダカも観察できました。

希少植物では、スブタ、ヤナギスブタ、クサレダマ、サンショウモなどを観察しました。また、シカの食害などを勉強しました。

山道では、ニホンアカガエル、モエギザトウムシ、ミヤマカミキリ、サワガニなどの動物にふれあい、キノコではカワリハツ、ビョウタケ、カワラタケ、ハナビラダクリオキン、アリノタイマツなど、粘菌ではシロウツボホコリを観察しました。

豊岡は相変わらずの猛暑ですが、山の中は直射日光が当たらないのでほんの少しだけ助かりました。約2時間の観察会でしたが、皆さん楽しんでいただけたようです。

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サンショウモ

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ミヤマカミキリ

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ニホンアマガエル

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ホオの葉っぱで


コウノトリ自然観察会8月度(実施報告)

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日時:2020年8月9日(日)9:30~12:00
テーマ:コウノトリとメダカ
天気:晴れ
参加者:8名(3組)
案内人:北垣

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sizenkansatu200809-3最初は河谷巣塔に向かいました。途中、六方田んぼの農機倉庫の前に河谷の幼鳥J0325がいるのを見つけて、しばし観察。

sizenkansatu200809-4 sizenkansatu200809-5 sizenkansatu200809-6その後、河谷巣塔へ到着。巣塔には幼鳥J324がいました。ちょうどその時、親鳥のJ0178が帰ってきまして、続いて先ほどのJ0325も帰ってきました。J0178からエサをもらっていました。

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sizenkansatu200809-8河谷巣塔を後にして、次は六方めだか公園に到着。公園を管理されている岡本氏よりお話を聞いた後、メダカの採集と観察をさせてもらいました。

その後、加陽湿地でコウノトリを探しましたが、アオサギが数羽いたのみでした。ここで時間となり、解散しました。


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