夏の昆虫採集(実施報告)
テーマ:夏の植物 ニワゼキショウ、ヒナギキョウなど
日時:2019年7月20日(土)9:30〜11:40
天気:晴れ
参加者:34名
講師:上田尚志
今日のメインはトンボ。川沿いの草地からスタート。ハグロトンボがまず子どもたちのターゲット。湿地に入るとシオカラトンボ、池につくとチョウトンボとショウジョウトンボ。ギンヤンマが1頭採れましたが、子どもたちのあこがれの的になっていました。日本最小のトンボ、ハッチョウトンボも観察でき、元気いっぱいの昆虫少年・少女たちでした。
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テーマ:夏の植物 ニワゼキショウ、ヒナギキョウなど
日時:2019年7月20日(土)9:30〜11:40
天気:晴れ
参加者:34名
講師:上田尚志
今日のメインはトンボ。川沿いの草地からスタート。ハグロトンボがまず子どもたちのターゲット。湿地に入るとシオカラトンボ、池につくとチョウトンボとショウジョウトンボ。ギンヤンマが1頭採れましたが、子どもたちのあこがれの的になっていました。日本最小のトンボ、ハッチョウトンボも観察でき、元気いっぱいの昆虫少年・少女たちでした。
テーマ:夏の植物 ネジバナ、チチコグサの仲間など
日時:2019年7月28日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
参加者:6名+スタッフ2名
6名の方と文化館周辺、ビオトープなどを見て回りました。
9時30分スタートにもかかわらず気温は高く、汗まみれになりながらの観察会でした。
オオチドメ、ノチドメの見分け方、郷公園に最近入ってきたウラジロチチコグサの下部の葉の観察、サンカクイ、カンガレイの見分け方、シカの不嗜好植物が集中的に生えているところで、サンショウ、ワラビ、イワヒメワラビ、ベニバナボロギク、ダンドボロギク、レモンエゴマの観察、オトギリソウ、サワオトギリ、コケオトギリ、ヒメオトギリの見分け方、絶滅危惧種3種、サンショウモ、ミズオオバコ、スブタの観察などをしました。
オオチドメ、ノチドメ、チチコグサ、ウラジロチチコグサ、フジバカマ、サンカクイ、タコノアシ、マダイオウ、オトギリソウ、コウガイゼキショウ、カンガレイ、サンショウモ、ミズオオバコ、スブタ、ヤナギスブタ、エゴノキ、サルトリイバラ、サワオトギリ、ヒメオトギリ、ヒルムシロ、イ、イヌホタルイ、シカクイ、ヘクソカズラ、ミツバアケビ、アキノエノコログサを観察しました。
2019年7月21日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:初夏の田んぼ・トンボやカエル
参加者:参加者:120名
田んぼの学校7月。今月は川遊びでした。スタッフを入れて120名の参加がありました。夏休みとあって、コネチカット、ニューヨーク、中国から帰国中の子どもたちなど、国際色豊かな田んぼの学校でした。
川遊びは楽しいと子どもたちも大人もけっこう夢中になって活動しました。
魚はカワムツやムギツク、タモロコなどですが、メダカもいました。いろいろな種類のヤゴが見られました。
今日の鍋は地元野菜たっぷりのカレースープ。
【確認できた生きもの】
魚:カワムツ、タモロコ、ムギツク、カマツカ、ドンコ、メダカ
虫:タイコウチ、コオイムシ、ヒメゲンゴロウ、アメンボウ、ミズアブ幼虫
ヤゴ:コヤマトンボ、コオニヤンマ、ギンヤンマ、カワトンボsp、サナエトンボsp
エビ:ムナミヌマエビ、スジエビ、ザリガニ、サワガニ
カエル:トノサマガエル、アマガエル
貝:カワニナ
パスポートのスタンプはカワムツ
テーマ:夏の植物 ニワゼキショウ、ヒナギキョウなど
日時:2019年7月20日(土)9:30〜11:40
天気:雨
参加者:6名
講師:稲葉一明
小雨が降るあいにくのお天気でしたが、かっぱを着てフィールドへ出ることにしました。結果オーライで、徐々に雨もおさまり、良い観察会になりました。お母さん二人、小学生二人、小学生未満一人、キノコにかなり詳しい男性一人という参加者。天候条件の良くない中で、小さな子供さんもいたので、少し心配でしたが、さすがにキノコ観察会行こうという参加者だけあって全く問題はありませんでした。子供たちは大人よりも目線が低いので、キノコをどんどん発見していきます。また、キノコ通の参加者は、講師よりも詳しいくらいで、私もいろいろと勉強になりました。以下に個人的感想、特記事項を列記します。
・ 確実に食べられるキノコとして、アラゲキクラゲが確保。
・ チチタケ系が数種類あり、乳状液の滲出に参加者感動。
・ 個人的に気になっていた2種のキノコについて、キイロアセタケ、ヒノキオチバタケと確信をもって同定。
・ 粘菌関係で、タマツノホコリを参加者へ紹介。
・ アシボソノボリリュウタケを初めて確認。
確認できたキノコ(ラフな分類、表記です。ざっくりした分類は「仲間」、種名に疑問の残るものは「?」をつけています。)
アシボソノボリリュウタケ、アラゲキクラゲ、ウツロイイグチ?、ウロコタケの仲間、エゴノキタケ?、カイガラタケ、カワリハツ?、キイロアセタケ、キツネタケ、クロハツ?、コウジタケ?、ザラエノハラタケ?、サルノコシカケ科未同定2種、シロカイメンタケ、スエヒロタケ、チチタケ、チチタケの仲間、ツノフノリタケ、ツノマタタケ、ツルタケ、ドクベニタケの仲間、ヌメリツバタケ、ハナオチバタケ、ヒイロタケ、ヒノキオチバタケ、
計26種以上(未同定種を含む)
その他(粘菌類)タマツノホコリ
粘菌類から、タマツノホコリを観察
ツノフノリタケ
ハナオチバタケ
夏の恒例コンサート、今年も3人のボーカリストにピアニストを加え、楽しいステージを披露して頂きます。八代保育園園児による和太鼓演奏もあります。
日時:2019年8月25日(日)17:30〜19:00
場所:コウノトリ文化館多目的ホール
入場無料(直接会場にお入り下さい)
テーマ:夏の植物 ニワゼキショウ、ヒナギキョウなど
日時:2019年6月23日(日)13:00〜14:30
天気:曇り
参加者:7名+スタッフ2名
今月は花が少ないので、樹木を中心に観察会が行われました。
樹木は葉や木肌で見分けができます。
葉はつき方、切れ込みの様子、葉脈の出かたなど。木肌は凸凹している、筋があるなど。少し難しいですが見慣れてくると、見分けるポイントが分ってきます。ただ、ちょっとした違いなのでやっぱりちょっと難しい。何回も見て、比べてみましょう。
7,8月は日中の暑い時間を避けて観察時間を午前9時半~11時半に変更します。
2019年6月16日(日)9:30〜12:00
天気:曇り時々雨
テーマ:初夏の田んぼ・トンボやカエル
参加者:参加者:52名(18家族)+スタッフ6名
今日は小雨交じり、雨宿りも交えつつの田んぼの学校でした。
ビオトープ活動の時には、水の中に入るのは当たり前。服の下に水着を着てきている準備万端の子、着替えを持ってきているので汚れも気にせず生きもの探しに没頭する子、今回もみんな思う存分泥んこになっています。
まだ生き物に触れない子もいますが、探すのはだんだん上手になってきています。今日はトンボの羽化の様子も見ることができました。
お鍋はヒラマサのつみれ汁。美味しくいただきました。
【確認できた生きもの】
メダカ、ドジョウ、ゲンゴロウ(クロ、ヒメ、マルガタ、コシマ、クロズマメ、コツブ)、ヒメガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ、シオカラ、イトトンボ、マルタンヤンマ)、マツモムシ、コオイムシ、タイコウチ、コミズムシ、アメンボ、ミナミヌマエビ、スジブトハシリグモ、ヒル、オタマジャクシ、アカガエル
屋根の上でコウノトリが見送ってくれました。
寒いと震えながらも、水の中の生きもの探しに夢中です。
採ってきた生きものの名前を教えてもらったあと、種類別のバットに分類します。
確認した生きもの一覧。羽化直後のマルタンヤンマが見つかりました。
パスポートのスタンプは伊藤スタッフ作のシュレーゲルアオガエル
日時:2019年6月14日(金)19時30分~21時
場所:コウノトリ文化館~コウノトリの郷公園
主催:豊岡市立コウノトリ文化館
共催:兵庫県立コウノトリの郷公園、ふるさと三江を愛する会
参加者:約200人
夕方近くから雨の天気予報でしたが、観察会が終了するまで雨に降られることはありませんでした。19時30分から、ピアニストの岡本順子さんのMCで会が始まりました。ベトナムで作ってきたと說明された素敵なコウノトリのドレスを着て演奏されました。
演奏が続くなか、次々と参加者の方々が入って来られて、最終的には昨年度と同じくらいのおよそ200人に集まって頂きました。美しいピアノの音色を聴きながらホタルが光りだすのを待つということを毎年やってきています。最後はちびっ子にマイクを渡してドラえもんの歌をみんなで歌って30分のステージを終えました。岡本順子さん、素敵なドレスと演奏の披露、ありがとうございました。
20時ちょうどにホタル観察会が始まり、最初にコウノトリ市民研究所の上田尚志代表よりホタルの見分け方、生態、観察時の注意事項などの說明を受けました。
観察コースは例年どおり、コウノトリの郷公園内の鎌谷川沿いを歩き、東公開エリアを一周して文化館に戻ってくる周回コースです。雨は降りませんでしたが風が強めに吹いていて、ホタルがフワフワと飛ぶにはコンディションが悪かったです。それでも、川の上や山際にたくさんのゲンジボタルが光っていて、子どもたちが菜種殻の箒で捕まえたり、手の中で光らせたり、思い思いに楽しんでいました。帰着後、文化館前で上田代表より捕まえたホタルの種類と雌雄の判定をしてもらい、その場ですべてのホタルを逃してあげました。
今年もたくさんの皆さんにコウノトリの郷公園内でホタル観察をしてもらえてよかったです。
テーマ:巣立ちコウノトリと野山の鳥
日時:2019年6月9日(日)13:00〜15:30
天気:くもり
参加者:7名
案内人:高橋
5月度に巡回した巣塔を6月度も巡ってみました。一ヶ月経って各巣塔の繁殖状況がどのように変化したのかをチェックするのも、ひとつの目的としました。
祥雲寺(ヒナ3羽巣立ち済)→庄境(ヒナ3羽巣立ち済)→百合地(育雛1羽)→野上(育雛2羽)→赤石(孵化した模様)→戸島(育雛3羽)
巣塔周辺の野鳥も今回はたくさん観察できて、参加者の皆さんの関心をひいていました。特に、近くからカワセミが見られたのは良かったですね。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ダイサギ、アオサギ、キジ、カルガモ、ヒバリ、スズメ、ツバメ、ハシブトガラス、サンショウクイ、キビタキ、カワセミ、オオヨシキリ、カワウ、ミサゴ
ご案内:
7月度、8月度、9月度のコウノトリ自然観察会および植物観察会は、暑さ対策のため午前中に実施いたします。9時30分~11時30分の予定で、参加者各自の車で市内の巣塔周辺を巡回観察します。参加希望の皆様は時間をお間違えきようお願いいたします。
庄境巣塔は空っぽで、最後に残っていたヒナ1羽も巣立った様子でした。近くの電線で親鳥と思われる1羽が止まっているのを観察し、少し離れた電柱に別のメスの59番が大きな巣を作っている様子もスコープで見ました。
百合地巣塔ではヒナ1羽が巣立ちの時期を迎えています。普通、この時期のヒナはしきりにジャンプを繰り返して巣立ちのタイミングを図るのですが、どうもここのヒナはその様子が見られず少し心配です。
百合地巣塔の親子。左がヒナ、右がお父さんです。
野上巣塔では2羽のヒナが順調に育っています。足環装着時の体重測定では2羽ともが2kg台と小さな個体で、1羽の足環が通常の金属リングでは大きすぎて、初期に使われていた樹脂リングを足首に装着したそうです。たまたま今回の参加者に郷公園の飼育員の方がいたので、コウノトリにまつわるエピソードをお聞きすることができました。
右はお父さん。小ぶりのヒナ2羽が寝ています。
野上のヒナの1羽、左足関節の上にリングが見えません。
赤石巣塔では1度目の繁殖に失敗し、2度目の抱卵が続いていました。
別の親が帰巣し、吐き戻した餌を食べ直しするのを確認しました。おそらく巣内に生まれたばかりのヒナがいるはずです。
ヒバリです。
ラッキーなことに、カワセミとスズメが一緒にいるところを全員が双眼鏡やスコープで観察することができました。このあと、カワセミは飛び出して水路の上でホバリングを見せてくれました。
最後は戸島湿地管理棟からの観察。
戸島巣棟では足環装着も終わった3羽のヒナが元気に育っています。
眼の前のヨシの穂先にオオヨシキリが止まりました。