コウノトリ放鳥2007
午前中は城崎(楽々浦)で放鳥。午後はじばさんでフォーラム。
フォーラムで市民研パネル展示と生き物地図などの販売をした。
3年目でも、たくさんの見物人でにぎわった。コウノトリはやはり華がある。
1羽目は元気に飛び出した。
2羽目は、出てくるのが遅い・・。そして田んぼに入ってきょろきょろ。愛嬌があった。
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午前中は城崎(楽々浦)で放鳥。午後はじばさんでフォーラム。
フォーラムで市民研パネル展示と生き物地図などの販売をした。
3年目でも、たくさんの見物人でにぎわった。コウノトリはやはり華がある。
1羽目は元気に飛び出した。
2羽目は、出てくるのが遅い・・。そして田んぼに入ってきょろきょろ。愛嬌があった。
コウノトリ郷公園の前の田んぼのあぜ道を、イナゴを見ながら歩いていると、なにやら黒い物体がかたまって落ちていた。動物の糞のようで、あまり気にせず通り過ぎようとして、「糞」が動いているのに気が付いた。
よく見ると、黒い甲虫だ。仰向けで足を動かしているものや、ごそごそ這っているものもいる。形の特徴からカドマルエンマコガネという糞虫のようだが、いったいどうして集団でいるのかわからない。ざっと数えると数十匹の塊が2箇所隣り合っている。
カドマルエンマコガネは平地に多くいろいろな獣糞に来る。甲虫にの中では小さいが、形はとてもユニークだ。前足や頭は糞の中にもぐったり固めたりするのに都合よくできているらしい。
田んぼの学校バッタ調査2007.09.09
晴れ~曇り 参加者 約60名
コウノトリ文化館前の芝生広場と東公開の方とでみんなでバッタ類を捕まえました。
河井主任研究員と奥さんがバッタ類に大変詳しく、有意義な調査となりました。
バッタやコオロギの種類でその場所の環境が分かる。
郷公園ではたくさんの種類がいました。
シバスズとかマダラスズがこんなに大量に捕獲できるのは珍しいそうです。
僕にはコメントはようしませんが、とりあえず図鑑風に写真を載せます。
非常に楽しい調査でした。
ヒシバッタ類。種までの同定はできていません。このほかにも数種類いるようです。
マダラバッタ
マダラスズ 足がマダラ、小さいけどちゃんと鳴くよ。
シバスズ 小さい鈴虫
ハラオカメコオロギ そういえば、昔図鑑でオカメコオロギというのを見たことがある。
トノサマバッタ 懐かしいですな。
クルマバッタモドキ 頭の上に×印。
クルマバッタ トノサマに良く似ている。頭が丸い。羽広げると色。
キリギリス 立派なメスです。
コバネイナゴ 昔食べたことがあります。
ショウリョウバッタ ちょっと褐色の混じったタイプ
エンマコオロギ 顔が閻魔様のようだそうですがそれほど怖い顔ではない。
オンブバッタ よく見ないとどこにいるか分からない。
イボバッタ 地味なバッタ
オオカマキリ ゲスト出演です。
ヒゲシロスズ ひげが白い鈴虫です。
クマコオロギ いろいろいるんですね。
クサキリ 子供のころ、ちょっと珍しかった。
クビキリギス幼 昔これに噛まれて痛かった。
あと、ウスイロササキリも捕獲されましたが写真に撮ることができませんでした。
その他鳴き声だけ確認できた種もありました。
アオウミウシ
もう夏も終わりになりましたね。
磯に行くといろんな生き物がいるけれど、ブルーがきれいな生き物はアオウミウシだと思うな。
別に珍しい生き物ではなく、但馬海岸にも普通にいます。ウミウシの中ではもっとも普通に見ることができると思うよ。
模様は個体ごとにいろいろなパターンがあるけれど、どれもきれいだよ。
鮮やかな青に白から黄色の模様が入っている。
頭のほうから赤い触角が2本出ていて、背中から赤と白の鰓が円形に並んでいる。
軟体動物、貝の仲間だよ。
人が少なくなった海に出かけて、磯を覗いてみよう。
海の生き物はカテゴリーがなかったので、ビオトープ観察日記に入れました。
海岸は豊岡盆地ではないから本来は市民研究所の活動範囲外かもしれません。
でも夏なので載せました。
お盆の田んぼの学校、猛暑のため上流を変更して日差しを避けれる郷公園入り口付近で橋の下を基地にして行った。
参加者は、スタッフ入れて約50人。受付を通った時点では30人ほどだったが、その後の飛び込みも多くてだんだん増えてきた。
全体的に見て、生き物豊富。
魚類12種 アカザ、カワムツB、オイカワ、ムギツク、ドンコ、ヨシノボリ、タモロコ、ドジョウ、カマツカ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、フナ
レッドデータAのアカザが出た。川谷川では時々出ます。
アカザ
カワムツ
トノサマガエル
ゲンゴロウ幼、タイコウチ、アメンボ
ヤゴ(カワトンボ類、コヤマトンボ、コオニヤンマ、コシボソヤンマ、サナエ類)
成虫(ウチワヤンマ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、キイロサナエ)
ハグロトンボ
キイロサナエ
モクズガニ、アメリカザリガニ、ミナミヌマエビ
タイワンシジミ、チスイビル
レッドデータAのオオアカウキクサがたくさん流れていました。上流の田んぼやビオトープで大量に発生しているものです。
オオアカウキクサ
暑くて僕も含めて泳いでいる子も4人ほどいました。
水着とTシャツで水につかると涼しいです。足は運動靴を履いたまま川に入るとよろしい。
カワガキ
サンテレビとFMジャングルの取材がありました。
シカとイノシシの鍋をしました。おいしかったです。結構人数が増えたので、具が少し足りませんでした。
赤とんぼよりも真っ赤なトンボ。
真夏の光の中で見るせいか、初めて見たとき驚きの赤であった。
6月からぼちぼち出始めて、7月8月に田んぼビオトープを飛んでいます。
シオカラトンボなどと一緒に飛んでいることが多い。
アキアカネなどよりも大きいので、赤に迫力があります。
田んぼの学校参加者およびスタッフの皆様へ
コウノトリの郷公園は、来場者も増加し、駐車場が不足しています。
コウノトリの郷公園および豊岡市から、田んぼの学校のときの駐車について依頼がありました。
1 田んぼの学校参加者は、郷公園管理棟の前および職員駐車場の空いているところへ置いてください。
2 駐車場の警備員がその旨案内します。
3 田んぼの学校が終了した後は速やかに車を移動してください。
田んぼの学校などの行事参加については、大人数で比較的長時間の滞在になるためです。
お昼を食べてからもしばらく郷公園でゆっくりしようという方は、一度一般駐車場へ車を移動してください。
8月12日は、お盆の帰省もあり、ニッタンの巣立ちなどでかなりの来場者が予想されます。
絶対的な駐車場スペースが不足しているため、皆様のご協力をお願いいたします。
巣立ち直前
本日仕事の関係で、夕刻現地へ赴くことができた。
もう巣立っているかと思ったがまだ粘っている。親も待ちきれないのか雛を置いてどこかへ行ってしまった。聞くところによると、夜も巣に戻らず雛だけで夜を明かすこともあるようだ。
雛に粘られて大変なのは報道陣と郷公園関係者、連日張り付いている。報道各社は地元だけでなく神戸や大阪のほうからも応援に来ているらしい。ご苦労さんなことである。
日曜日になれば参議院選挙があるし、8月2日にはすぐ横で花火大会がある。それらを考えると明日巣立ちという可能性が高い。コウノトリたちはなぜかそのあたりは周りの期待に応えてくれることが多いのだ。ここまで引き伸ばし、これまでもかなり報道されている。本番でのタイミングを外さずに巣立つかどうか、本日の様子から行くといつでも大丈夫、後はひよこの勇気だけであろう。
明日巣立つと僕はそう思うのです。明日は僕は見に行けないし、あさっての土曜日まで粘ってくれると見に行けるのですがね。
排泄シーンも撮れました。
5月19日に生まれたひよこもすっかり大きくなって、もう巣立ち間近。
お父さんが近くの電柱にとまって速く飛んで来いと巣立ちを促しているようだよ。
お母さんが戻ってきました。
吐き出した餌をもらっています。あんまりたくさん吐き出したようには見えなかったよ。
18日から20日ぐらいに巣立つのではないかと予想されています。
たくさんの報道陣が巣立つのを待ち構えていたよ。
7月8日 田んぼの学校 小川で遊ぼう
参加者 約50名
夏は、やはり魚捕りが楽しい。しかし、小川の魚たちは、小学校低学年の子どもたちに簡単に捕られるほど、のんびり泳いではいない。多分まともでは捕れない。田んぼと違って、個人プレーではほとんど無理で、チームプレーでやっと魚が捕れる。そんな体験もまた意味があるだろう。
今回は、4箇所網をはり、逃げ道をふさいだ。その中で、子どもたちは網で探る。網を並べて水草の中から追い出すと、網の中に飛び込んでくる魚がいた。きれいな婚姻色のオイカワが仕切り網にひかかった。果たして、魚が捕れるかと心配したが、子どもたちは、けっこう楽しんでいた。もちろんずぶぬれ。
採れた魚は・・
オイカワ、カワムツ、モツゴ、タモロコ、フナ、カマツカ、メダカ、ドジョウ、シマドジョウ、ヨシノボリ。
個体数が多かったのはカワムツ。
鍋はトビウオ。
今回は写真がない。スタッフが少なくて、写す暇がなかった。