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田んぼの学校アカガエル卵調査


田んぼの学校2008.03.09
晴れ 参加者約25名

日が陰るとまだ寒いが、お天気でぽかぽかとすっかり春という感じでした。
9時半になっても参加者のよりが悪く、常連が来なくてスタッフだけの調査になるかと思いましたが、結局25名ほどのよい人数になりました。
休耕田ビオトープで目合わせをしてから、祥雲寺、栄町の冬季湛水水田などを7班に分かれて調査。
今年は2月に雪が多く寒かったせいか、産卵が遅く、休耕田ビオトープなど山際に大量に卵塊があるが、ほ場整備田中央部では少ない。遅くなった産卵で、山から降りてきてすぐに産んだのでしょうか。
橋を渡ったところ、水路近く、山の近く、卵塊のある場所には傾向があるようです。いろいろな推察ができるのですが、科学的には証明なかなかできません。産卵を目で見てみたいですね。
データ的な面からコメントあればお願いします。>上田代表


大鍋はシカの肉団子汁、春めいて、温かく、観光客もたくさん。みんななべに興味津々、配りだすととまらない。たくさんの方に有害駆除で捕らえたシカをおいしく食べるということをお伝えしながら食べてもらいました。
今日の人たちはみんな筋がよかったです。おいしく喜んでいただきました。
*当初の予定では、2月にアカガエル卵調査、3月にそば打ちとしておりましたが、産卵状況等により2月にそば打ち、アカガエル調査を3月とさせていただきました。本日そば打ちがあると思ってきてくださった方、まことに申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。


アカガエルの産卵

3月の1・2日の土日、ビオトープでアカガエルが産卵しました。先週はなかったので、まだ産卵したばかりのようです。


今年は、産卵が遅れています。気温が高かったわりには2月に雪が多く、アカガエルは産卵のタイミングを逃したのでしょうか。

カエルの成体を探して網で探ると、メダカがたくさん入りました。


ネーチャークラフト

籠編みの材料がなくなったので、今度はドングリや木切れで工作。来年度の田んぼの学校のクラフトでやってみようと思う。

これはアベマキの葉の蝶

これもアベマキ

これはカシワのドングリ。クズの蔓の胴体とマツボックリのスカート。


田んぼの学校2008年

田んぼの学校2008年度の予定
田んぼの学校は、来年度も、今年とほぼ同じ内容で続ける予定です。
共同で遊ぶという位置づけですので、スタッフも楽しみます。気楽にやりますから、遊びに来てください。毎月第二日曜日です。スタッフとしての参加も大歓迎です。
◎田んぼの学校 年間スケジュール(予定・変更あり)
 4月13日 タンポポ探し、春の草を食べる
 5月11日 田んぼでオタマ、タイコウチなど
 6月 8日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
 7月13日 小川で魚とり
 8月10日 里山探検
 9月14日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月12日 秋の田んぼでアカトンボ
11月 9日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月14日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月11日 野鳥観察
 2月 8日 ソバ打ち、雪遊びなど
 3月 8日 早春の田んぼ、アカガエル調査
 *田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
◎豊岡盆地の生き物調査・予定
(研究員が随時行なうか、あるいは市民参加型行事として) 
 タンポポ調査 
 ホタル調査
 円山川の湿地・ワンドの生物調査 
 小川の魚類調査 
 雑木林のゼフィルス調査
 カエル調査   
 水辺ビオトープの生き物調査 
 豊岡盆地の野鳥調査
 他
2月の田んぼの学校の雪遊びの写真です。
雪だま製造機を初めて見ました。これはすごいです。


田んぼの2008.2.10学校食べる会


食べる会2008.2.10
天気くもり、霙
参加者25名
天候も悪い加減か、常連ばかりで子供が12名、親とスタッフ入れて25名ほどの参加でした。
メニューは、そば、団子、てんぷら。
そば粉は、中谷営農組合、団子の子は栃江の宮垣主任研究員持参のもの、てんぷらはコウノトリ朝市のヤーコンと、津居山のワカメ、一般野菜のたまねぎ、ごぼう、にんじんのかき揚げ。

そば粉は実は一昨年のものであったが、冷凍しているためまったく問題なくおいしかった。

団子には、市販(国産)のきな粉とつぶ餡。

てんぷらも岡崎さんたちが揚げてくれてとてもおいしくできました。てんぷらが入るとやはり豪華になるんですね。

ヤーコンとワカメ

野菜のかき揚げ

そば粉のから揚げもしました。
そばボーロの味になります。これもおいしい。
いつも思うのだが、食べる会は、果たしてお昼までに出来上がるのかと心配するが、作り始めると意外と早く出来上がる。
今日も11時過ぎにはぼちぼち食べられるようになった。
人数的にもちょうどよい加減で、みんなが自分で作ったという実感を持って食べることができました。
おいしかったです。

みんなでおいしくいただきました。
最後にそばと団子のそば湯?をいただきましたが、なかなかいけます。
食べ終わってから、子供たちは雪遊びをしました。
写真がなくて残念。


ジョウビタキ


ジョウビタキ
スズメ目ツグミ科(Phoenicurus auroreus )
雪降る朝、我が家の庭にかわいらしい小鳥がやってきた。ヤマガラかなと思っていたが、調べてみるとジョウビタキのオスであった。
スズメよりもやや小さくて、冬鳥としては身近な鳥ということです。分類によってはヒタキ科とされている。
割と警戒心は弱いみたいで、3mぐらいの距離で窓の隙間から写真を撮ることができました。
 生ごみ処理機でできたものを庭に撒いていたら、それが餌になっているようだ。乾燥式の生ごみ処理機だから、土に混ぜずにそのまま撒くのはあまり良くないかなあと思っていたのですが、鳥の餌になるようだったら継続しようかと思っています。

 野生動物の餌付けは、基本的にはしてはいけないことなのですが、餌の少ない冬場の小型の野鳥については日本鳥類保護連盟もどちらかというと奨励しているようです。
尉鶲:おじいさんのヒタキ
尉:おじいさん:見事な白髪であることから。
鶲:ヒタキ:「ヒッ」「キッ」「カッ」という鳴き声火打ち石の音に似ており「火焚き(ヒタキ)」の名が付いた。


田んぼの学校冬鳥観察


田んぼの学校冬鳥調査2008.1.13
参加者約25人 曇り
悪天候で寒いので、あまり人が来ないのではないかと思ったが、スタッフ入れて25名ほどになり、ちょうどいい人数となった。
はじめに高橋主任研究員から冬季湛水水田の効果やコハクチョウ、マガンなどについて説明があり、車に分乗して移動。
南中の対岸の堤防へ。激特事業での国土交通省の河川改修の状況や自然再生の取り組みなどを菅村主任研究員より説明。

カモ類、カワウなどを観察。ネッシーのように川面を移動するヌートリアも発見。

次に河谷の冬季湛水水田で3羽のコハクチョウとマガンを観察。


雪、霙が降る中、非常に寒いので1時間ほどで帰還。
シカとイノシシの大なべ、カキの殻つき素焼、シーフードショウハイご飯を食べました。
FMジャングルの取材もありました。


蔓で工作

田んぼの学校で余った材料を使い籠を作成しました。最初から誰かに教わり完全なものを作るのではなく、適当に作ってみるというのが市民研のやり方です。会員の方で作ってみたい人がありましたら、文化館で作りましょう。
  
花瓶はヘクソカズラ。花はノリウツギ。今回このノリウツギが入手できたのが収穫だった。山に行くと毎年こんなのがあるのだろうか。
たまたま偶然見つけました。ノリウツギの花は初夏なので、そのまま木に残り、ドライフラワーのようになっているようだ。そういえばアジサイもそのまま残っていることがある。

アケビの一輪挿し。栄養ドリンクのビンがピッタリ入る。

これは、クズのバスケット。
かつては、様々なものを里山から供給していました。今もう一度それを取り戻すことは困難かも知れません。しかし、いろいろなものを作ってみることで、そういう文化があったのだということが実感できます。


カエンタケ


カエンタケ
(ニクザキン目ニクザキン科ポドストラマ属)
Podostoloma cornu-damae Boedijin
(火炎茸)
 広葉樹林の地上に群生あるいは単生する。
 やや稀らしい。猛毒で死亡例がある。欧と、下痢、頭痛、発熱、しびれ、運動障害、意識障害、脱毛など思いつく限りの症状が出るらしい。
 ニクザキン目(肉座菌目)というちょっとなじみの少ないグループのきのこである。
 写真のものはあまり大きくないが、もっと伸びるとまるで炎が立ち上がっているように見えるからこの名前がついたのであろう。
 毒々しい色と硬くしっかりしているので普通は食べる気にはならないのだが、結構中毒例があるようである。あえて言うと食用のベニナギナタタケに似ているが、こちらはしなやかで柔らかい。
 毒性も火炎のように激しい。但馬にも生息していました。
火炎茸:火炎のようなきのこ
平成19年10月7日
養父市氷ノ山ホードー杉の近く


コハクチョウ


今年もコハクチョウが豊岡盆地で越冬している。
11月の上旬に飛来し、多くは中継地点として短期滞在で南か西へ飛んでいったが、3羽がそのまま滞在している。
今年で3年目だ。これは明らかにコウノトリ野生復帰プロジェクトの効果である。つまり、冬場の田んぼに水を張る冬季湛水水田が増えてきているからだ。
冬の豊岡盆地には稲の2番穂などのハクチョウの餌はたくさんあるのだけれど、安心してねぐらとできる浅くて広い水場がないので越冬しにくかったのであるが、冬季湛水で可能になったのである。
 わずかな羽数であるが3年連続ということは、今後も徐々に増えてくる可能性も高い。
 ハクチョウの越冬地とすることは、実はコウノトリ野生復帰プロジェクトの裏プロジェクトとしてコウノトリ市民研究所では位置づけている。
 そろそろ豊岡盆地は「ハクチョウの越冬地宣言」をしてもいいかもしれない。
 ちなみに、石川県、鳥取県はたくさん越冬している。ハクチョウはこれまで但馬を通過していたのだ。
 ハクチョウが定着すれば次はマガンやカリガネも期待できる。
写真は豊岡市河谷 12月2日
 鳥の関係の詳しい人のコメントがあればお願いします。


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