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神戸新聞環境賞表彰式


 特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所は、神戸新聞が主宰する優れた業績を挙げた兵庫県ゆかりの個人・団体を顕彰する「第62回神戸新聞平和賞、文化賞、社会賞、スポーツ賞、環境賞」の環境賞に選ばれました。
 本賞は1947(昭和22)年、平和憲法発布を記念して制定され、今年は神戸新聞創刊110周年記念として環境賞が設けられました。各界から推薦された候補が本社選考委員会で審査され、平和賞に2人、文化賞に1人と1団体、社会賞と環境賞に各1団体、スポーツ賞に1人が選ばれました。

「豊岡盆地の生き物調査やビオトープづくりを通し、10年前から良好な自然環境のための活動を実践。「田んぼの学校」など、子どもたちへの環境教育でも大きな成果を挙げている。」とのことです。
6月4日に神戸市内で行なわれた表彰式に、鳴海理事とデシー主任研究員が出席しました。
主催者、貝原前知事など他の表彰者、井戸知事など、そうそうたる出席者だったそうです。

神戸新聞のおせんべいもいただきました。


出前田んぼの学校2008/5/25豊岡市気比公民館行事

参加者約80人
25日の、気比の田んぼの学校は無事終わりました。
出前たんぼのがっこうはなかなか良いと思いました。
地元の人が、ビオトープを作り、地元で子どもたちを遊ばせると
いう意気込みが、すばらしい。
講師という紹介ではなく、共同の参加者ぐらいで、適当にアドバ
イスしていくのが、子どもたちにとってもよいと思いました。
特徴は、ドジョウがすごく多いこと。
マメゲンゴロウがいること、などです。
途中でコウノトリが飛んできました。様子を見に来たようです。
子どもたちがいるところは、餌が多いと、学習しているのかもし
れないと思いました。
(上田代表の報告)


G8環境大臣会合関連

G8環境大臣会合関連事業において、コウノトリ市民研究所はパネラーとして報告、パネル展示、冊子等販売をしました。
5月22日 豊岡市民プラザ 
国連の定めた「生物多様性の日(5月22日)」に、コウノトリ野生復帰における関係機関の研究成果や地域の取り組み等を通じ、環境優先社会の形成に向けて実践となるようシンポジウムが開催され、会場において、パネル展示、生き物地図等販売を行いました。
5月23日 NGO・NPO国際シンポジウム 神戸国際会議場
国内外で活動されているNGO・NPOの方々が集まり、地球温暖化防止対策をはじめとした環境問題や課題について議論し、NGO・NPOや市民としての活動方針等を打ち出し、大臣会合への提言や世界へのアピールを行うため、シンポジウムが開催され、上田代表が生物多様性分科会において、報告提言を行いました。
5月24日25日 NPO・NGO交流の広場 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
NGO・NPOの方々が自由に意見や研究成果等を発表できる場が設定され、パネル展示、生き物地図等冊子販売を行いました。
たくさんの方々から、豊岡でのコウノトリの取り組みにエールをいただきました。


臨時田んぼの学校2008.5.17


2008.5.17
カブスカウトの田んぼの学校
晴れ、参加者約20名
カブスカウトの田んぼの学校。臨時です。
カブスカウトは元気いっぱい。かっこいいですよね~。
菅村副代表から、田んぼの役割、食べ物を作る、生き物を育てる、水をきれいにする、涼しい風や良い景色など環境を作る、勉強してから、田んぼの生き物調査。

お天気も良く、トンボが飛び回っていました。
ホソミオツネントンボ、オオイトトンオボ、シオヤトンボ、アジアイトトンボ、、、ほかにもいたと思います。
オオイトトンボの連結潜水産卵を見ることができました。

ホソミオツネントンボもハート型のタンデムを作っていました。


田んぼの学校 2008.5.11


田んぼの学校 田んぼの生き物観察 2008.5.11
天気曇り 参加者15名
お天気が良くなく、寒い。いつも5月は100人ぐらい来るのに今日は時間になってもぜんぜん来ない。ようやく1家族来たのだけれど、市広報を見てきたとのこと。4月は60人といつもより多くて、市広報が効いているなあと、それで今年は学校ルートでチラシを配っていない。あまりたくさんくるとやりにくいので常連プラス市広報などで十分と思っていたが、連休疲れや他のイベントとの競合、天候の悪さなどによりあまり来なかったみたいだ。
で、スタッフ中心で休耕田ビオトープの生き物をじっくり観察し今年作成予定のカラー版フィールドノート用に写真をきっちり撮ろうということに。
ゲンゴロウ類がたくさん出ました。

マルガタゲンゴロウ

シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ
アカガエルのオタマジャクシもたくさんいました。昨年までは放鳥コウノトリがどんどん食べて、すぐにいなくなってしまった印象が強かったが、あいつら餌に頼ってオタマも捕らないのだろうか。食い放題状態なのに。

クロスジギンヤンマヤゴ(大きいの)、マルタンヤンマヤゴ(黒いほう)

シオカラトンボ(目の小さいほう)、ショウジョウトンボヤゴ
オオコオイムシ、タイコウチ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、、ヒメガムシ、クロスジギンタンマヤゴ、マルタンヤンマヤゴ、イトトンボ型ヤゴ、シオカラトンボヤゴ、ショウジョウトンボ型ヤゴ、ウマビル、チスイビル、ドジョウ、メダカ、ミナミヌマエビ、ミズムシ、マツモムシ、シュレーゲルアオガエル、トノサマガエル、アメンボ、、ざっと思い出したものです。

ミズムシ

タイコウチ、アメンボ

ドジョウ、メダカ、オオコオイムシ(幼)

倉庫の横でバットを並べていると観光客がたくさん集まってきて、それで田んぼの学校らしくなりました。みんな昔よく見たとか、最近見ないとか、そんな感想が多かった。それと、これはコウノトリのえさをとっているのかとのこと。

ミナミヌマエビ

シュレーゲルアオガエル
鹿肉の大なべもおいしかったです。


タカノツメ


山菜のシーズン真っ只中になりました。
豊岡市街地周辺の里山ではタカノツメがとりごろです。来週の土日では、もう遅くなってしまいます。標高の高いほうへ行かないと採れなくなってしまう。
 タカノツメはウコギ科の植物で、山菜の王様というとタラの芽がよく取り上げられますが、最近は知る人ぞ知るということでコシアブラが有名になってきています。で、このタカノツメというのは同じウコギ科の植物でコシアブラのごく近縁種なんです。
 味もほとんど同じで、タラの芽よりももう少し味が濃く、風味豊か、ややあくが強い。あくが強いといっても、野菜のしゅんぎくと比べれば、いい勝負ぐらいかなあ。僕は大好きです。コシアブラのほうが、ややボリュウムがあるが、私の家の近所ではタカノツメのほうがたくさんあります。生えている場所は日当たりのよい里山で、コシアブラとタカノツメが並んで生えていたりします。
 一度覚えると簡単に見つかりますが、採りごろはほんの一週間ほどなので、土日とのタイミングやお天気の関係で、あまりチャンスはないのです。私の家の近くでは、4月20日前後が旬ですが、年により1週間ぐらい前後します。

 さっと茹でて、おひたし、マヨネーズやドレッシングでシンプルに食べるとおいしい。風味が強いので、天ぷらもよいです。
 資源保護のために、とるのは一枝から一つにしましょう。
まあ、だれも採らないほうがいいですね。
 こちらはコシアブラ


田んぼの学校  4月

田んぼの学校  タンポポ調査
4月13日(日)
参加者 60名 

ひさしぶりにたくさんの参加者があり、楽しかった。


タンポポ以外にもいろいろな草花を観察。
 
クシバタンポポ

在来種のように見えるが雑種タンポポ

シロバナタンポポ


スミレが咲く

昼休み、歩いて食事に出かけた。街の中でスミレをみつけた。歩くと良いこともある。多分コスミレだと思う。花の色が薄い、葉が少し丸いなどの特徴は、ヒメスミレやノジスミレではない。花期が早いことや花の数が多い傾向もコスミレの特徴だ。



庭先レストランに集う鳥たち


我が家の庭に生ごみ処理機の残渣を巻いておいたら小鳥たちがやってくる。楽しいのでミカンやカキなども置いておいたら、もっと集まってくる。

シロハラという鳥がのさばりだして、独り占めしようと他の鳥を追い払うのであるが、一日中追い払うのは無理で、ちょっと用事で出かけたときなどに他の鳥たちが隙を見て食べに来る。この辺りは僕がさくらんぼを鳥から守るために追い払いをしても無理なのと同じである。


ヒヨドリ

メジロ

シロハラ

ジョウビタキ

ウグイス?、図鑑ではセンダイムシクイにも見えるけどこちらは夏鳥みたいだし、、、


シロハラ


シロハラ ツグミ科
今年の我が家の庭の生ごみ処理機の残渣に地味な鳥がやってくる。ツグミの幼鳥かなと思ったがどうも違う。高橋主任研究員に問い合わせると、写真を見る前に僕のわずかな説明だけでシロハラとわかったそうだ。24センチ程度で、庭で見ると結構大きな鳥だ。ヒヨドリよりずんぐりしている。
保存していて食べ切れなくて痛み出した熟し柿をおいておいたら、それにすっかり執着してしまった。一羽では食べきれないので、時間を置いては食べにくる。それはいいのだが、ほかの鳥に食べられるのが惜しいので、庭の隅で待機していて、ヒヨドリがやってくると飛び出して追い払いをする。同じぐらいの大きさだがヒヨドリよりも強いようで常に撃退している。

ヒヨドリはよく見るとなかなかきれいで愛嬌もあるのだが、シロハラはきれいでもないし無表情でかわいげがない。
下にある餌を守ってヒヨドリを撃退。
ヒヨトリを追い払っては、地面をぴょんぴょんと飛んで、また庭の隅に戻っていく。
冬鳥で、今年はたくさん来ているようである。林の中で木の葉を払いのけて虫などを探して食べたり、木の実を食べたりする。
シロハラ (白腹) お腹が白い
古い図鑑ではヒタキかに分類されておりましたが、最近はツグミ科が独立しているようですのでツグミ科に修正しました。4/2


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