稲葉 一明 一覧

オオハクチョウ(戸島湿地)05,10,29


オオハクチョウ05,10,29
 
戸島湿地にオオハクチョウが来ているというから、ハチゴロウとセットでハクチョウが見られたらと思い行ってみた。
湿地より少し集落側の稲刈り取り後の水田に4羽のオオハクチョウがいた。ここ数日は毎日来ているようだ。何を食べているのか、2番穂があるわけでもないのに稲わらぐらいしかないように思うが、しきりとしゃぶしゃぶやっている。
非常に人馴れしていて、お父さん?はしょっちゅう首を伸ばしてあたりを警戒しているが、人間は警戒の対象外。平気で10mぐらいまで近づいてくる。
僕が見ている1時間ほどの間に、2組の人間がパンの耳のようなものをやっていた。餌がもらえるから毎日ここにきているのかな。
3年前、鳥取でコハクチョウを見たが、コハクチョウより首が長くて、子供はより灰色が黒いように思う。コウノトリのような鋭い顔ではなく、かわいらしい犬がまじめな顔をしているみたいなやつだ。
しばらくしたら、但馬野鳥の会の早川さんと、標識調査員?の久下さんが来た。嘴の黄色い部分の形や首の太さなどからオオハクチョウに間違いないとのこと。
オオハクチョウは普通もっと北のほうに多いので、家族で豊岡に来るなんて、かなり珍しい出来事なのではないだろうか。戸島湿地をねぐらにしているのだと思うので、僕はあそこが埋められなかったら、越冬するだろうし、毎年やってくるのではないかと期待している。
コウノトリと、ミズアオイと、オオハクチョウ、希少動植物の宝庫、新たな観光地、戸島湿地。果たして予定通り埋められるのだろうか。
カテゴリを但馬の野鳥にしようか迷ったが、僕の報告だからビオトープ観察日記にしました。鳥に詳しい人コメントお願いします。


臨時田んぼの学校07,09、24


コウノトリ未来国際かいぎ
臨時田んぼの学校 05,09,24
 
 参加者:約40人  県環境政策課委託事業
 9月24日コウノトリ試験放鳥が盛大かつ順調に、主催者側の予想をはるかに超える成功に終わった後で、ロシア、田尻、佐渡、豊岡の子供たち、つまり翌日のコウノトリ未来国際かいぎの分科会、子供会儀に出席するために集まった子供たちと田んぼの学校をした。
 文化館の奥の休耕田ビオトープ。
 ロシアの女の子(かなり大人である)にインタビューされていたが、はじめは少し怖くて気持ち悪かったが、面白いと答えていた。外国の子も、日本の子も、東北の子も、豊岡の子も、みんな同じである。
 ロシアの付き添いの先生がいろいろと説明してくれたが、あちらシベリアのほうにもたくさん同じような生き物がいるが、みんなサイズが大きいとのことでした。ハンミョウなども良く似たのがいるがこんなにきれいではないとのこと。
 佐渡や、田尻の子は、さすがに日ごろから親しんでいるようで、うちのほうがもっといろいろいるとか言っていました。
 ロシアの男の子は、大変元気が良く遠慮のない子でした。

 短時間でしたがそれなりにいろいろ出ました。
 メダカ、ドジョウ
 トノサマガエル、アマガエル
 ヒメガムシ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ガムシ幼虫、
 マツモムシ、タイコウチ、オオコオイムシ、コガシラミズムシ
 ミナミヌマエビ
 ハンミョウ、バッタ類

遥かシベリアから来た子供たち

 コウノトリ文化館で生き物地図の勉強もしました。


シュモクザメ


シュモクザメ  05,09,11
 バッタ調査のお昼はシュモクザメを食うことになった。
 鳴海食料局長が日本海で捕れたシュモクザメを持ってこられたのだ。
 久美浜の定置網に掛かったものだそうだ。
 バッタ調査に行く前にみんなに見てもらうと、子供たちにすごい人気があった。その特徴である頭部というか目の付いているところが面白い。
 白身で、軟骨魚類だから柔らかい。味はというと、脂分の無いトロのような味、鍋に入れ火を通すよりも刺身のほうが断然美味。刺身はかなりいける。刺身の人気が高かったです。
 たまたま来ていた県の広報課の方も喜んでいました。

 子供たちに人気のシュモクザメ。

 シュモクザメの刺身。

 バッタ調査をしてシュモクザメを食う。


ニュースレター2005 10月号

コウノトリ市民研究所2005-10月ニュースレター
☆トピックス
 ○コウノトリ試験放鳥成功。
  9月24日午後2時半ごろにコウノトリの郷公園から5羽がハード
  リリースされました。
  約3500人の観衆見守る中5羽とも見事に飛び立ち、郷公園周辺を旋回
  飛行。コウノトリ野生復帰プロジェクトも新たな段階に入りましたね。
市民研究所も、ロシア、佐渡、宮城、豊岡の子供たちと臨時の田んぼ
  の学校をしました。
 
☆コウノトリ市民研究所10月の行事案内
 ○「田んぼの学校・アカトンボ調査」
  日時:10月9日(日)9:30~コウノピア集合
  豊岡盆地のアカトンボ調査を行います。
  赤とんぼを追いかけて遊びましょう。
 
☆生き物関連行事のご案内
 ○里山の生き物観察会 ガイドウォーク
  テーマ「赤とんぼ」 アキアカネやノシメトンボなど「赤とんぼ」をと
  おして,環境を考えてみよう.
  日時  10月2日(日)13:30-15:00 持ち物 筆記用具
  服装  帽子・長袖・長ズボン 参加費無料,申し込みは必要ありませ
  んが,15名以上の団体で参加希望の場合には事前にお知らせください.
 ○竹野スノーケルセンター
  10月8日(土) 午前10時から11時30分
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター  参加費100円
   土曜観察会 「じょろうぐもで対決しよう」 
  10月10日(月) ~11日(火) 一泊二日
   エコツアー 竹野の伝統に学ぶ川ガニ捕りとたこなぶり漁体験
   1泊2食付き・税込み  大人 8500円 小学生7000円  
   入湯税は別になります。   
  10月22日(土) 午前10時から12時00分
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター  参加費100円
   土曜観察会 「いろんなどんぐりあつめよう」 
  11月5日(土) 午前10時から11時30分
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター  参加費100円
   土曜観察会 「竹をきってみよう」 
☆2005年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
 ○田んぼの学校 コウノピア9時半集合
  毎月第2日曜は「田んぼの学校」を実施します。
  田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
  お昼は鍋をします。食べて解散。
  コウノピアに9時半集合。
  児童は参加費一人100円。保護者同伴。
 4月10日(第2日曜)タンポポ調査
 5月 8日(第2日曜)田んぼ
 6月12日(第2日曜)田んぼ
 7月10日(第2日曜)田んぼ・川
 8月14日(第2日曜)休み
 9月11日(第2日曜)郷公園でバッタ
10月 9日(第2日曜)郷公園でアカトンボ
11月13日(第2日曜)里山
12月11日(第2日曜)里山
 1月 9日(第2日曜)野鳥調査
 2月12日(第2日曜)食べる会
 3月12日(第2日曜)アカガエル調査
 ○豊岡盆地の生き物調査
   タンポポ調査 4月~5月(4月10日など)
  ホタル調査  5月~6月
  六方川調査  8月21日(日)
  福田ビオトープ調査 6月26日、7月31日
   順次ご案内します。
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
 ●「テーマ別フォトコラム」祝!放鳥
 ●「活動記録」六方川調査
 ●「ながぐつ観察記」
 <毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
  ・掲載希望の方は事務局までご連絡ください。
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたい
 と言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。
このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照し
てください。 http://kounotori.org/
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。
 行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責
任でお願いします。


田んぼの学校05,09,11バッタ調査


田んぼの学校 バッタ調査 05,09,11
 
 参加者:約80人
 曇り
 予想以上の参加者でにぎやかな調査になりました。バッタ調査では過去最高で80名を越えました。人と自然の博物館からも参加していただきました。
大鍋もサメの鍋でした。昨年のマンボウに続きいろいろなものが食べさせてもらえます。
<調査結果>
トノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキ、イボバッタ、マダラバッタ、コバネイナゴ、オンブバッタ、ショウリョウバッタなど。合計188匹
イナゴが1/3を占めた。山の近くはバッタが少なく、フキバッタ類の姿が見られなかった。芝生では、ショウリョウバッタやトノサマバッタ、クルマバッタモドキが多く、堤防にはクルマバッタがたくさん見られた。調査終了後川沿いの道でイボバッ
タにたくさん出合った。クルマバッタの雄の小さい個体はマダラバッタに少し似ているので羽を開いて確かめる必要があると思った。

クルマバッタは羽にきれいな模様がある。小さな川べりの少し湿った草地にいて、都市公園のような乾いた環境にはモドキばかりになる。ハンミョウやクルマバッタが飛ぶコウノトリの郷公園は適度に人の手が入り、里山の虫たちの楽園になりつつあるように思える。
         (文:上田代表)


祝!、放鳥


うまく飛び立ちました。
出来過ぎです。
発信機をしょったコウノトリ。ハチゴロウとだいぶ違います。
コウノトリたちは役者ですね。
秋篠宮様ご夫妻の放鳥


六方川調査05,08,21


六方川調査 05,08,21
 
 参加者:約20人
 曇り~少し雨
 県環境政策課委託事業
 お天気が悪かったので参加者が少ない。でも神戸からわざわざ参加していただいた方もいました。
 みんなで追い込み漁をしましたが、昨年までと比べイチモンジタナゴがたくさん見られた。イシガイ、ドブガイ、トンガリササノハガイも確認でき、網に入る魚の多くはタナゴ類。もちろんタイリクバラタナゴが一番多い。
 水害の影響は特に無いようだ。むしろブラックバスがかなり流されて密度が減っているという話を良く聞く。
 イチモンジタナゴが増えていることは非常にうれしいことである。なんでだろう。
 
 ギンブナ、タイリクバラタナゴ、イチモンジタナゴ、オイカワ、カワムツ、ヨシノボリ類、タモロコ、メダカ、モツゴ
 ミナミヌマエビ、モクズガニ
 イシガイ、ドブガイ、トンガリササノハガイ
 抜けているものがあると思いますので追記してください。

 イシガイ

 ドブガイ

 トンガリササノハガイ


ニュースレター9月号

コウノトリ市民研究所2005-9月ニュースレター
☆トピックス
 ○コウノトリ試験放鳥9月24日
  いよいよコウノトリの放鳥がカウントダウンに入りました。
  9月24日午後2時ごろにコウノトリの郷公園から5羽がハード
  リリースされる予定です。
  コウノトリ未来・国際かいぎ 9月24日(土)25日(日)
  『第1分科会(コウノトリの野生復帰を検証する)』と
  『交流エクスカーション C)ここまできた自然再生』は締め切りましたが、
  全体会などはまだ余裕がありますので、ご参加ください。
  お問い合わせ:0796‐23‐1111 「第3回コウノトリ未来・国際かいぎ
実行委員会」
  事務局まで
 
☆コウノトリ市民研究所9月の行事案内
 ○「田んぼの学校・バッタ調査」
  日時:9月11日(日)9:30~コウノピア集合
  郷公園周辺のバッタ調査を行います。
 
☆生き物関連行事のご案内
 ○里山の生き物観察会 ガイドウォーク
  テーマ「湿地の生きもの」
  秋の湿地にはどのような生き物がいるか,観察してみましょう.
  主催:コウノトリの郷公園
  日時9月11日(日)13:30-15:00 
  服装  湿地に入れる服装.汚れることがあります・帽子
  参加費無料,申し込みは必要ありませんが,
  15名以上の団体で参加希望の場合には事前にお知らせください.
 ○竹野スノーケルセンター
  土曜観察会
  9月10日10:00~12:00
   めざせ大物はぜつり大会
  9月24日10:00~11:30
   タコをとる名人になろう
   着替え、濡れてもいい運動靴、筆記用具
   参加費100円 3日前までに申し込みください。
   0796-47-1932
☆2005年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
 ○田んぼの学校 コウノピア9時半集合
  毎月第2日曜は「田んぼの学校」を実施します。
  田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
  お昼は鍋をします。食べて解散。
  コウノピアに9時半集合。
  児童は参加費一人100円。保護者同伴。
 4月10日(第2日曜)タンポポ調査
 5月 8日(第2日曜)田んぼ
 6月12日(第2日曜)田んぼ
 7月10日(第2日曜)田んぼ・川
 8月14日(第2日曜)休み
 9月11日(第2日曜)郷公園でバッタ
10月 9日(第2日曜)郷公園でアカトンボ
11月13日(第2日曜)里山
12月11日(第2日曜)里山
 1月 9日(第2日曜)野鳥調査
 2月12日(第2日曜)食べる会
 3月12日(第2日曜)アカガエル調査
 ○豊岡盆地の生き物調査
   タンポポ調査 4月~5月(4月10日など)
  ホタル調査  5月~6月
  六方川調査  8月21日(日)
  福田ビオトープ調査 6月26日、7月31日
   順次ご案内します。
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
 ●「テーマ別フォトコラム」野生コウノトリの採餌1,2
 ●「活動記録」臨時田んぼの学校05,07,31福田
 ●「ながぐつ観察記」 八五郎飛来3周年記念 ヤマセミ
 <毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
  8月5日、8月28日掲載
 ・掲載希望の方は事務局までご連絡ください。
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたい
 と言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。
このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照し
てください。 http://kounotori.org/
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。
 行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責
任でお願いします。


臨時田んぼの学校福田地区05,07,31

臨時田んぼの学校 福田ビオトープ 05,07,31
 
 参加者:約50人
 福田地区のコウノトリ祭り。
 朝はあいにくの雨で。田んぼの学校や魚つかみなどはいったん中止となった。
 僕は時間ができたのでコウノトリの写真を撮りに行ったのだが、しばらくすると田んぼの学校のリクエストが多いので昼からすることになったという連絡が入った。

 結構な人数になりました。
 記録された生き物は、上田さんお願いします。
 福田地区のコウノトリ祭りもお昼、前からは雨も上がり大盛況。
 コウノトリレンジャーも初お披露目でした。


野上ビオトープ05,08,20


野生コウノトリの採餌2
野上ビオトープ 05,08,20
 八五郎は8月になっても野上ビオトープをよく利用している。
 今日観察していると1時間半ほどの間にドジョウを4匹と、カエルやその他よく判らないものを食べていた。結構餌があるのだ。
 バッタ類も良く食べている。これ、ショウリョウバッタ


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