秋のキノコ観察会(実施報告)
テーマ:秋の植物 ミズオオバコ、スブタなど
日時:2019年10月5日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
参加者:9人(お母さんと幼児3組、グループ1組)
講師:稲葉
以下特記事項として、
・ 大型キノコとして、「カラカサタケ」。カサのふわふわの感触に一同感動。
・ コケの間から発生している小さなキノコ「ヒメコガサ」が美しい。
・ 比較的レアと言える「サンコタケ」を発見。
・ いろいろなキノコの匂いを嗅いで、最初は臭いと言っていたが徐々にいい匂いだという子供も出てきた。
・ 粘菌類では、「ムラサキホコリ」の一種を確認。
3才を含む幼児4人も参加ということで、他の植物観察会には見られない参加者構成となりました。キノコということで、少しメルヘンチックなイメージがあるからかもしれません。本日は幼児でも行ける簡易ルートを散策しましたが、それでも少し厳しい場所もありました。でも、全員最後まで踏破でき、最奥場所の沢ではサワガニの観察もできました。また、途中でザトウムシ(おそらくモエギザトウムシ)も観察できた子もおり、有意義であったと思います。生き物に興味のある子が少しでも増えればと思います。
確認できたキノコ(ラフな分類、表記です。ざっくりした分類は「仲間」、種名に疑問の残るものは「?」をつけています。)
ヌメリツバタケモドキ、カラカサタケ、ヒメコガサ、ニガクリタケモドキ?、ベニタケ属の仲間2種、クヌギタケ属の仲間3種、ヒイロタケ、ハカワラタケ、シロカイメンタケ、ブドウタケ、ベッコウタケ、カワラタケ、ネンドタケ、サルノコシカケ科の仲間6種、サンコタケ、シロキクラゲ、アラゲキクラゲ、ハナビラダクリオキン?、
計26種以上(未同定種を含む)
その他:ムラサキホコリの一種(粘菌類)、モエギザトウムシ(クモガタ綱のザトウムシ目(Opiliones)に属する節足動物の一種)