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文化館だより2025年7月号New!


あぜ道観察会2025年6月New!

日時:2025年6月29日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:14名
スタッフ:2名


あぜ道を歩いて草や虫を観察しました。羽化したてのアキアカネが草に止まっています。アマガエルもまだ尾の痕跡が残っています。ヒメジョオンにベニシジミ、青い小さなチョウはヤマトシジミ。モンシロチョウも飛んでいます。


道端の草を集めながら歩き、持ち帰って、みんなで調べました。35種類確認しました。


植物観察会2025年6月(実施報告)New!

日時:2025年6月22日(日)9:30〜11:30
場所:神鍋溶岩流
天気:曇り
参加者:3名
スタッフ:1名

6月末の観察会は、梅雨に入り暑いのだろうと考え、開始時間を午後から午前にしました。また、川の隣なら少しは涼しいだろうと神鍋の溶岩流沿いを歩くように計画しました。

 
ところが、現地に行くと水が全くありません。もともと夏には伏流水になって水が枯れる場所なのですが、通常ですと梅雨の時期にこんなことは起こりません。


花はほぼない時期ですので、草木の葉を中心に様々な植物を観察しました。


ここだけで10種類以上の植物が生育しています。


折り返し地点まで行くと水がありました。ここで涼んで帰路につきました。


ノイバラ 托葉がくし状になります。


ツルマサキ


ノグルミの雄花


ニガキ


観察した植物
エドヒガン、エノキ、エゾエノキ、アベマキ、コナラ、ナラガシワ、アオナラガシワ、クマノミズキ、カスミザクラ、キンキマメザクラ、ウワミズザクラ、タチツボスミレ、サンインタチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ツボスミレ、アリアケスミレ、アオイスミレ、タジマタムラソウ、ホソバシュロソウ、ニガキ、ツルオドリコソウ、ノイバラ、オニグルミ、ノグルミ、ハルトラノオ、ニガキ、コウヤボウキ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ


田んぼの学校2025年6月(実施報告)New!

2025年6月15日(日)9:30~11:30
テーマ:初夏のビオトープ
参加者 32名、スタッフ5名 計37名


今月の田んぼの学校は「初夏のビオトープ」です。
朝まで降り続いていた雨も止み、ちょうどいい天気になりました。



モリアオガエルの卵塊を眺めながらの採集です。今年は6個、産卵しています。
ちょうどアカガエルの上陸が始まり、子ガエルが沢山跳ねていました。


アカハライモリがいました。


採集したあとは、どんな生き物かスタッフが説明し、みんなで観察しました。


やっぱりアカハライモリは大人気です。
今日は19種類の生き物が見つかりました。

見つけた生き物
両生類:アカハライモリ、アカガエル類、オタマジャクシ(アカガエル類、シュレーゲルアオガエル)
魚類:キタノメダカ、ドジョウ
昆虫:シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(サナエトンボ型、イトトンボ型、ギンヤンマ型、トンボ型)
その他:ヒル、ミナミヌマエビ、マルタニシ、サワガニ



今日の鍋は鹿肉鍋でした。
大根やごぼうなど、野菜の味がしっかり出ていて、美味しかったです。


ホタルのゆうべNew!

2025年6月13日(金)20時~21時

今年もホタルのゆうべを開催しました。
約300名もの方々に参加いただきました。



大変多くの方々にご参加いただき、ホールに入りきらずエントランスにも溢れかえりました。


はじめにホタルの話を聞いてから出発しました。


なたね箒を持って出発です。飛んでくるホタルを箒に止まらせて観察します。


30分ほどかけて、郷公園の公開エリアを回りました。
ホタルの数は、昨年より若干少ない感じでした。


文化館だより2025年6月号


植物観察会2025年5月(実施報告)

日時:2025年5月25日(日)13:00〜15:00
場所:加陽湿地
天気:雨
参加者:15名
スタッフ:1名


加陽水辺公園交流館に集合して加陽湿地に向かいました。小雨の中、雨具と一緒に移動しました。


足元に白い花びらが落ちています。テイカカズラです。見上げると花盛りでした。


シロツメクサの観察をしました。


すぐ側にはハナウドが満開でした。岡山県では道の駅でウドナという名前で売られています。

加陽湿地の中はクサヨシが満開でした。整備から年数が経ち、外来種の駆除も進んで本来の姿が戻ってきました。その代表がクサヨシです。


やがてキツネアザミが目立ってきました。近年、加陽湿地に復活してきた植物です。


後半では、スイカズラの蜜を吸いました。咲き始めの白い花だけでなく受粉が終わった黄色い花にも蜜が残っていました。


ヤブヘビイチゴの実が雨にぬれて美しかったです。


珍しいコジキイチゴの花も見ることができました。


特定外来生物のオオフサモを根絶するための試験地も見ました。


最後はまだ柔らかいセリの上部を摘みました。ホウレンソウや小松菜と一緒にお浸しにするといいですよとお話ししました。

観察した植物
フジバカマ、タラノキ、コバンソウ、ヒメコバンソウ、クサマオ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、アカツメクサ、メドハギ、カラシナ、ダイコン、キショウブ、ハナウド、セイヨウヒキヨモギ、クサヨシ、キツネアザミ、マンテマ、シロバナマンテマ、イタチハギ、スイカズラ、ハッカ、マルバハッカ、ヤブヘビイチゴ、ヘビイチゴ、鶴マンネングサ、マルバマンネングサ、コジキイチゴ、ヨメナ、セリ、ミクリ、タコノアシ、カワヂシャ、クサギ、ワラビ

次回は、神鍋方面 溶岩流を歩きます。スキーヤーのオブジェがある駐車場です。


春の鶴見茶屋

5月25日、「春の鶴見茶屋」を開催しました。
あいにくの雨となり、多目的ホールでのお茶席となりました。


兵庫県立豊岡高等学校の茶道部の皆様によるお点前です。


約100名もの方々にお越しいただき、盛会のうちに終了しました。
11月には「秋の鶴見茶屋」も開催予定です。


田んぼの学校2025年5月(実施報告)

2025年5月18日(日)9:30~11:30
テーマ:春のビオトープ
参加者 20家族1団体 79名、スタッフ9名 計88名


今月の田んぼの学校は、文化館裏のビオトープに入りました。カエルの鳴き声がよく聞こえてきます。色んな生き物が活発に動きはじめる季節です。


今日は一般の家族連れに加えて、豊岡市の事業「コウノトリKIDSクラブ」の子どもたちの参加もあり、大賑わいでした。
80名以上もの参加者がありました。


子どもたちは言うまでもなく、大人も夢中です。


捕まえた生き物をみんなで観察しました。


今日は38種類もの生き物が見つかりました。

見つけた生き物
両生類:アカハライモリ、トノサマガエル、シュレーゲルアオガエル、ニホンアカガエル、ヌマガエル、オタマジャクシ(ニホンアカガエル、シュレーゲルアオガエル)
魚類:キタノメダカ、ドジョウ
昆虫:クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、ガムシ、マメガムシ、ヒメガムシ、コオイムシ、タイコウチ、マツモムシ、コミズムシ、ヤゴ(オニヤンマ、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、イトトンボ、シオカラトンボ、サナエトンボ)、ハラビロトンボ、コオニヤンマ、ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ツマグロヒョウモン
その他:ヒル、ミナミヌマエビ、マルタニシ、カワニナ


今日の大鍋は、シカ肉メインでした。野菜の味もしっかりと出ていて美味しかったです。


文化館だより2025年5月号


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