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コウノトリ自然観察会11月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと渡り鳥
日時:2017年11月12日(日)13:00〜15:40
天気:晴れ
参加者:8名
講師:高橋

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11月度のコウノトリ自然観察会から、ふたたびターゲットを野鳥に移します。野外でコウノトリを見ながら、同じエリアに生息する野鳥を観察します。今回は4グループ8名の参加があり、好天に恵まれてよい観察会となりました。

まず、立野大橋東詰めの堤防上から円山川のカモを観察しました。カモの群れはマガモが大勢を占めており、ときおりヒドリガモやら他のカモが混じっているのをスコープで識別します。

カモ観察のあと、六方田んぼにおりてコウノトリJ0025の行動を追いました。

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伊豆巣塔の近くで、このたびラムサール湿地登録エリアがこのエリアまで拡大されたことを説明しながら、目についた鳥や、昨冬の出現種のことなどを解説。

出石川の片間水門付近から加陽湿地の水鳥を観察します。ハシビロガモがスコープに入りました。

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レギュラーメンバーの野鳥少年くんが、対岸のオニグルミの枝にオオタカ成鳥が止まっているのを見つけて知らせてくれました。

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スコープにコンデジを当ててオオタカをチョイ撮り。

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本日のゴールは加陽水辺公園交流館。木の香りが気持ちよい部屋で、観察のまとめをして解散しました。

【本日観察した野鳥】
コウノトリ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、アオサギ、ダイサギ、カワウ、カワラヒワ、アトリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、モズ、トビ、オオタカ、ジョウビタキ(声)


鶴見茶屋2017年秋

 

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恒例になりました鶴見茶屋の秋編です。県立豊岡総合高校茶道部の皆さんのお点前で、コウノトリを見ながらお茶を頂きます。

日時:2017年11月11日(土)10時~15時
料金:200円


田んぼの学校2017-10月度(実施報告)

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2017年10月15日(日)9:30〜12:00
天気:雨
テーマ:アカトンボ
参加者:3(1家族)+スタッフ5人

今日の田んぼの学校のテーマは「アカトンボ」!
雨が降っていてトンボは期待できないので、「レインウォーク」に変更です。
雨をしのいでいる昆虫を探したり、ビオトープにいる野外コウノトリを眺めたり、大きなドングリを拾ったり。ガマズミのトンネルの素敵な撮影スポットも見つけました。
観察後は、キノコ鍋で温まりました。
雨の日には雨の日なりの楽しみもありますね。

【確認した生き物】
オオカマキリ、ハラビロカマキリ、カマキリ、コバネイナゴ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、マダラバッタ、トゲヒシバッタ、ササキリモドキの一種、コオロギの一種、ヌマガエル、アベマキ(実)、ツルリンドウ(花)、コウヤボウキ(花)、ガマズミ(実)

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写真・文:村田美津子

 


コウノトリ自然観察会10月度(実施報告)

テーマ:コウノトリとアカトンボ
日時:2017年10月8日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:7名
講師:上田、石垣

10月のコウノトリ自然観察会。広域農道を突っ切り、新田、神美から出石方面の田んぼを巡回しながら田んぼで採餌するコウノトリを観察。この後、出石川の浅瀬で10羽のコウノトリの集団を発見し、みんな満足。加陽湿地でカモを見て、最後は六方田んぼの百合地巣塔周辺でアキアカネの観察。突然チョウゲンボウが現れ、何かを捕まえたと思うと、コウノトリの巣塔に運んで食べた。充実した観察会でした。

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写真・文 上田


秋のキノコ観察会(実施報告)

日時:2017年10月7日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
参加者:6名
講師:稲葉(スタッフ西川)

雨上がりの翌日、キノコと出会えるワクワク感を胸に観察会が始まりました。西観察路1周コースは歩いて1時間ぐらいですが、今日は稲葉講師も驚くほどのキノコが大好きな姉弟の参加もあり、1周約2時間半のとても充実した観察会となりました。

【観察できたキノコ】
ホウベニシロアシイグチ、スッポンタケ、コツブタケ、オオキツネタケ、ホコリタケ、ミネシメジ、テングタケ、カバイロツルタケ、ツルタケ、シロカイメンタケ、ウチワタケ、クチベニタケ、ツリガネタケ、カワラタケ、ヌメリガサ科、カノシタ、ドクベニタケsp、チシオタケ、アカイボガサ、ハナウロコタケ、オオゴムタケ、ミズゴケノハナ、不明4種

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(写真:西川 文:村田)

 
 

秋の植物観察会(実施報告)

日時:2017年9月24日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:4名
講師:菅村(スタッフ村田)

爽やかな秋晴れの下、秋の植物観察会が始まりました。今日は、お彼岸、運動会、地区の防災訓練など行事が重なり参加者は4名と少し少な目でした。
資料を片手に見分け方のポイントを教えてもらい、パット見よく似ていても、違いがあることに納得です。絶滅危惧種もたくさんあり、但馬には貴重な植物がまだ残っていることも実感した観察会でした。

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写真・文 村田美津子


田んぼの学校2017-9月度(実施報告)

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2017年9月17日(日)9:30〜12:00
天気:くもり
テーマ:バッタ・イナゴ探し
参加者:10(4家族)+スタッフ2人

台風が近づいてきてはいましたが、警報が出てなかったので田んぼの学校9月「バッタ・イナゴ探し」を行いました。
文化館前から奥のビオトープにかけてバッタを探しながら歩きます。
初めは虫かごの中は捕まえやすいイナゴばかり。「イナゴは入門編」「バッタ王国~!」などと喋りながら、大きなバッタを探して園の奥へと進みます。数は少なかったもののひととおりお目当てのバッタを捕まえることができました。文化館に戻って資料を見ながらバッタの同定をします。逃がす時、ビューンと飛んで行くトノサマバッタ、ピョンピョン跳ねるコバネイナゴ。羽を触ると意外に柔らかにことに驚いたり、楽しい発見もありました。
今回は台風のため、お鍋はなしです。

【確認できた生き物】

 

クルマバッタ、トノサマバッタ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、エンマコオロギ、ニホンアカガエル、イボバッタ、トノサマガエル、ササキリ、モンシロチョウ、ハグロトンボ


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写真・文:村田美津子

 


コウノトリ自然観察会9月度(実施報告)

テーマ:コウノトリとバッタ
日時:2017年9月10日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:9名
講師:上田、石垣(スタッフ村田、安達)

9月のコウノトリ自然観察会は、コウノトリとバッタです。
秋になると成長したバッタが捕まえやすくなりますが、それはコウノトリにとっても同じこと。今日は、コウノトリの観察と一緒にコウノトリがいるところにはどんなバッタがいるかも調べに行きました。
百合地・伊豆・三木・加陽湿地。
子育ても終わりコウノトリは巣塔にいることが少なくなりましたが伊豆巣塔にはペア(J0296,J0381)がいて、三木巣塔のそばには先日怪我が治って放鳥された雄親(J0057)がいました。
バッタ調査は百合地と加陽湿地で行いました。
百合地:ハネナガイナゴ・コバネイナゴ・ウスイロササキリ・オンブバッタ・ショウリョウバッタ・ツユムシ・シバスズ・オナガササキリ
加陽湿地:ハネナガイナゴ・コバネイナゴ・ショウリョウバッタ・トノサマバッタ・ハネナガヒシバッタ・マダラバッタ・クルマバッタモドキ・クルマバッタ・ヒシバッタ・ウスイロササキリ・ツユムシ・シバスズ
加陽湿地には食べ応えのありそうな大きなバッタ類が多かったのですが、遠くに跳んで逃げるので捕まえるのが大変でした。最後に休憩した加陽湿地管理棟で、参加者の方から「人でも捕るのが難しいのに、コウノトリ捕れるんかな。」という感想があり、一同納得して終わった観察会でした。
皆さんもぜひコウノトリのバッタの観察をしてみてください。

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写真・文 村田美津子


【企画展示】出石谷山川ミズアオイ保全活動展

 展示期間:2017年9月1日(金)〜9月30日(土)
     月曜日(休館日)を除く9時~17時
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)

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出石町内を流れる出石川支流の谷山川で、長年にわたり希少水生植物のミズアオイの保全に取り組まれてきた「環境ネット出石」(湊崎康雄会長)の、その活動の足跡を展示します。谷山川ではミズアオイが開花しはじめています。この機会に、私たちの身近に咲く水辺の美しい植物のことを知ってみましょう。

 


田んぼの学校2017-8月度(実施報告)

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8月20日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:48人(18家族)+スタッフ9人

7月と8月は、文化館前を流れる鎌谷川でしています。今回は18家族48名の方に参加いただきました。
見つけた生き物は、魚類がカワムツ、タモロコ、ムギツク、モツゴ、シマドジョウ、キタノメダカ、ドンコの7種類。甲殻類がミナミヌマエビ、スジエビ。水生昆虫はシマゲンゴロウ、タイコウチ、コオイムシ、ヘビトンボの幼虫、ヤゴ(サナエトンボ科など)。他に、シジミやヌマガエルもいました。お昼の鍋は、ツバス(ブリの若魚)のつみれ汁でした。

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