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新春蕎麦会(実施報告)

日時:2018年1月8日(月祝)9時30分〜11時30分
参加者:32名(11家族+大学院生)+文化館スタッフ

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こねて

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伸ばして

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切って

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湯がいて

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美味しくいただきました。


オリジナルクリアファイルを作成しました

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NPO法人コウノトリ市民研究所では、このたびオリジナルのクリアファイルを作成致しました。2016年度の祥雲寺巣塔のコウノトリ親子をデザインしたものです。ご希望の方に実費で頒布しますので、コウノトリ文化館の窓口でお求めください。1枚100円でお分けしています。


ホワイトストークコンサート2017(実施報告)

日時:2017年12月23日(金・祝)17:30〜19:10
場所:多目的ホール
参加者:150名
出演者:土出真梨子(フルート)&狩野雅美(ピアノ)、クローバー、ザ・ストロベリー・フィールズ

昨年、初めて実施して好評だったホワイトストークコンサート、今年も3組のミュージシャンをお招きし、楽しいクリスマスコンサートを開催することができました。出演者の音楽ジャンルもクラシック系、フォーク系、ビートルズと多様で、それぞれの演奏を楽しむことができました。昨年は50名ほどのお客様でしたが、2回目の今回は、予想を超える150名もの沢山の皆さんにお集まり頂き、満席状態となりました。コンサートが終わった後に差し上げたささやかなお菓子のプレゼントの数が足りず、お渡しできなかった皆様には大変申し訳なかったです。来年は、沢山の数を準備したいと思います。

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最初のステージは土出真梨子さん(フルート)と狩野雅美さん(ピアノ)のユニット。土出さんはクラシック音楽界で幅広く活躍されている若きプロのフルーティスト。マイクを通さず、ホール全体に響き渡る力強くも繊細なフルートの音色に癒やされました。クリスマスにふさわしい楽曲を、狩野さんの素晴らしいピアノ伴奏で演奏して頂きました。観客の皆さんもうっとり、フルートの音色に聞き入っていました。

【セットリスト】
1.アメイジング・グレイス
2.愛の挨拶
3.きらきら星変奏曲
4.マジカル・サンタクロース
5.白い恋人達

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2番目のステージはクローバーの3人組ユニット。アコーステックギターとウッドベースに女性ボーカルというシンプルな構成。コウノトリ文化館の多目的ホールは、アコーステックな演奏には格好のエコーが自然に響いて、ミュージシャンの方も気持ちよく演奏できます。アニメソングも含め、おなじみの楽曲を会場の皆さんも一緒に口ずさんでおられました。

【セットリスト】
1.あの素晴らしい愛をもう一度
2.童神~ヤマトグチ~
3.はじめてのチュウ
4.君をのせて
5.あの日に帰りたい
6.オリビアを聴きながら
7.見上げてごらん夜の星を

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昨年同様、トリはザ・ストロベリー・フィールズのビートルズメドレー。リハーサルの時間を十分とって頂けなく申し訳なかったですが、さすがに老練の皆さん、MCも慣れたもので、次々におなじみのビートルズを演奏して頂きました。会場からはずっと手拍子と歌声が聞こえ、最後はクリスマスにふさわしいジョン・レノンのHappy Xmas。文化館スタッフも赤ちゃんのガラガラや、スマホの鈴音源でセッション参加。楽しいエンディングとなりました。

【セットリスト】
1.I want to hold your hand(抱きしめたい)
2.Nowhere man(ひとりぼっちのあいつ)
3.Here comes the sun
4.All my loving
5.Lady Madonna
6.Let it be
7.Get back
8.Happy Xmas(War is over)

 


田んぼの学校2017-12月度(実施報告)

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2017年12月17日(日)9:30〜12:00
天気:雨
テーマ:リース作り
参加者:37(15家族)+スタッフ6人

朝から結構雪が降ってましたが、今年も大勢の方が参加してくれました。
皆すごく熱心で、今年も素敵な作品が仕上がりました。
作品を一部だけご紹介しますね。
お鍋はシシ鍋!

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平成29年度第6回・高校生によるラムサール湿地の生物モニタリング調査(実施報告)

日時:2017年12月16日9時30分~14時45分
場所:加陽水辺公園交流館→大師山→(交流館で昼食)→五条大橋西詰~円山川右岸堤防→交流館
参加者:高校生12名、引率教員2名、事務局3名
講師:高橋

但馬県民局主催の、高校生によるラムサール湿地の生物調査の冬鳥観察編の講師として出向きました。これまでは戸島湿地管理棟を拠点にしてきましたが、今回は新しくオープンした豊岡市立加陽水辺公園交流館を拠点に、山辺の鳥、田んぼの鳥、水辺の鳥を観察することを目的としました。交流館は、本目的には格好のロケーションとなっており、すでに何度かの野鳥観察会の拠点として利用しています。

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天気が下り坂に向かっているので、晴れているうちに山を歩こうと、事前のレクチャーを省略してさっそく山に入ります。中山神社の参道から防獣フェンスのゲートをあけて尾根道に取り付きます。ヒヨドリ、カラ類、ルリビタキの声を聞きながら、しばらく急登を行きます。

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山中は鳥影が薄く、メジロやアトリをチェックしたくらい。冬の時期は、山から鳥が平地に下りていることを実感することも、今回の観察会では学びます。ほとんど人が入っていない山道を南下し、大師山自然公園に下山。ソメイヨシノ林からウソの声が聞こえました。

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山から下りて、田んぼ道を交流会に向かいます。写真は、田んぼから飛び出したイカルチドリを観察している場面。畦道に新しく撒かれた白いバラスの上でうずくまるイカルチドリは、見事なカムフラージュぶりを見せ、彼らの繁殖が河原の丸石河原で行われる理由も説明しました。交流館の手前でノスリを観察。その上空をコウノトリが舞いました。

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交流館で昼食後、午前中の観察種の復習と午後の水鳥観察の予習を、準備したパワーポイントでレクチャーしました。五条大橋西詰から出石川左岸堤防を北に向かいます。天神橋の手前で、カワアイサの群れを観察。白いオスはよく目立ちます。

天神橋から円山川右岸堤防を南下。堤外流域にたくさんのカモが休んでおり、スコープを使ってカモの識別を行いました。多くは普通種でしたが、ヨシガモとトモエガモも数羽、見つけることができました。

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堤防を下りてから、田んぼ道を経由しケリ、タシギなどをチェックしながら交流館へ帰着。朝の晴れ間は消え、終了時には西から黒い雲と冷たい季節風が流れてきました。これからまた雪になる予報が出ています。今回の観察エリアは、来年度に予定されているラムサール湿地の拡張エリアに入っており、高校生諸君には先取りしてその予定エリアの野鳥の状況をチェックしてもらいました。山辺、田んぼ、水辺という野鳥観察3点セットがコンパクトにまとまった加陽水辺公園交流館は、今回の観察会を通しても、その活動拠点としての有益性が実感されました。

【本日観察した野鳥】
▼交流館→中山神社→大師山稜線→大師山自然公園→土渕田んぼ→交流館
ヒヨドリ、エナガ、ルリビタキ、メジロ、トビ、ハシボソガラス、アトリ、ウソ、ハシブトガラス、モズ、アオサギ、イカルチドリ、カワラヒワ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、クサシギ、スズメ、ノスリ、コウノトリ(全18種)

▼交流館→五条大橋西詰→天神橋西詰→円山川右岸堤防→加陽田んぼ→交流館
トビ、ノスリ、ダイサギ、スズメ、カワアイサ、ドバト、マガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、トモエガモ、アオサギ、ケリ、タシギ、ツグミ、カワラヒワ、カシラダカ(全19種)


コウノトリ自然観察会12月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと冬の猛禽類
日時:2017年12月10日(日)13:00〜15:30
天気:曇り
参加者:17名(7組)
講師:高橋、石垣

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12月度の自然観察会は7組17名もの参加者でにぎやかでした。学習室で簡単なレクチャーを行ったあと、各自の車でフィールドへ出かけます。最初の観察ポイントは赤石。堤防の上から、堤内堪水田に入っていた2羽のコウノトリを見たあと、参加者が見つけた堤外のオニグルミの枝先に止まったノスリを観察しました。

ヨシ原が野鳥にとって重要な環境であることや、堤内に造成中の運動公園のトピックスをお話ししました。

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立野大橋付近に集まっているカモの観察を行ったあと、六方田んぼの電柱に止まったチョウゲンボウ、伊豆巣塔近くの電柱に止まったノスリなどをチェック。

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出石川伊豆橋下流の土手の上から、堤内堪水田で採餌中のコウノトリを観察。上空にはオオタカかハイタカが高く旋回していました。最後は加陽水辺公園交流館をお借りしてまとめをし、ここで解散しました。

【本日観察した野鳥】
コウノトリ、イソヒヨドリ、ノスリ、オオジュリン(声)、マガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、チョウゲンボウ、カワラヒワ、タヒバリ、ダイサギ、カワアイサ、オオタカ(ハイタカかも)、ハシボソガラス、スズメ


「ホワイトストークコンサート2017」開催のお知らせ

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クリスマス・イブイブの祝日の夕方、地元で活躍する3組のミュージシャンによる楽しいコンサートを開催します。昨年第1回を開催し大好評でした。今年もたくさんのご来場をお待ちしています。入場無料!

▼日時 2017年12月23日(土・祝)17:30〜19:00
▼場所 豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
▼入場 無料
▼出演者(敬称略)
  土出真梨子(フルート)&狩野雅美(ピアノ):おなじみのクラシック曲やクリスマスソング
  クローバー:アニメソングやフォークソングをみんなで歌いましょう
  ザ・ストロベリー・フィールズ:心に残るビートルズメロディ


田んぼの学校2017-11月度(実施報告)

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2017年11月19日(日)9:30〜12:00
天気:雨
テーマ:里山で落ち葉集め・など
参加者:8(3家族)+スタッフ6人

11月の田んぼの学校は恒例の焼き芋。いつものように柿を食べて最後はシカ肉の鍋。朝から雨の中3家族8人で楽しみました。芋が焼けるまで待ち時間にペーパークラフトをしました。羽ばたくコウノトリが新作として加わりました。

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「関西文化の日」に合わせて来てくれたコーちゃんとオーちゃん、こどもたちの人気者になっていました。


【企画展示】但馬ネイチャーフォトクラブ写真展

 展示期間:2017年11月15日(水)〜12月14日(木)
     月曜日(休館日)を除く9時~17時
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)

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但馬の自然写真をテーマに撮影や作品発表を続けておられる、但馬ネイチャーフォトクラブの会員様の作品展です。今回はコウノトリをテーマに、作品を集めてもらいました。皆さんの力作をぜひご覧ください。


2018年鸛ポスター差し上げます

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このジョイント企画も3年目になりました。コウノトリ市民研究所の高橋が撮影したコウノトリの写真を、印刷物でお世話になっている俊工房さまの営業ポスターに提供しています。コウノトリ文化館に来館されるお客様に先着で無料進呈しますので、ご希望の方は窓口にお声掛けください。

写っているコウノトリはJ0228♀19歳。百合地巣塔で46年ぶりとなる野外繁殖個体J0003を巣立たたせたお母さんです。新田小学校の児童がニッタンの愛称で観察を続けていたJ0003は、行方不明になったまま巣立ち後10年が経過しました。2010年巣立ちの息子J0025がJ0016と番になり、百合地巣塔の500m南の電柱上で初繁殖し、両親と激しい縄張り争いを繰り返しました。百合地巣塔争奪をめぐる抗争で、J0228の連れ合いJ0275♂がJ0016とのバトルの末、下くちばしを折られてしまい、現在収容されて飼育下に置かれています。

このポスターの写真は、初夏の夕刻、六方田んぼの畔で見つけたJ0228と対峙したときのものです。背景は、役目を終えたJAたじまのカントリーエレベーター。六方田んぼのシンボルです。今年、野外個体数が100羽を越え、豊岡市から遠く離れた地域でもコウノトリの自然繁殖が始まりました。

2005年の試験放鳥から12年が経ち、野外個体最年長のJ0228がじっとこちらを見つめながら、何かを伝えてくれているように思える瞬間でした。


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