秋の植物観察会(実施報告)
日時:2017年9月24日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:4名
講師:菅村(スタッフ村田)
爽やかな秋晴れの下、秋の植物観察会が始まりました。今日は、お彼岸、運動会、地区の防災訓練など行事が重なり参加者は4名と少し少な目でした。
資料を片手に見分け方のポイントを教えてもらい、パット見よく似ていても、違いがあることに納得です。絶滅危惧種もたくさんあり、但馬には貴重な植物がまだ残っていることも実感した観察会でした。
写真・文 村田美津子
活動2017一覧
日時:2017年9月24日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:4名
講師:菅村(スタッフ村田)
爽やかな秋晴れの下、秋の植物観察会が始まりました。今日は、お彼岸、運動会、地区の防災訓練など行事が重なり参加者は4名と少し少な目でした。
資料を片手に見分け方のポイントを教えてもらい、パット見よく似ていても、違いがあることに納得です。絶滅危惧種もたくさんあり、但馬には貴重な植物がまだ残っていることも実感した観察会でした。
写真・文 村田美津子
テーマ:コウノトリとバッタ
日時:2017年9月10日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:9名
講師:上田、石垣(スタッフ村田、安達)
9月のコウノトリ自然観察会は、コウノトリとバッタです。
秋になると成長したバッタが捕まえやすくなりますが、それはコウノトリにとっても同じこと。今日は、コウノトリの観察と一緒にコウノトリがいるところにはどんなバッタがいるかも調べに行きました。
百合地・伊豆・三木・加陽湿地。
子育ても終わりコウノトリは巣塔にいることが少なくなりましたが伊豆巣塔にはペア(J0296,J0381)がいて、三木巣塔のそばには先日怪我が治って放鳥された雄親(J0057)がいました。
バッタ調査は百合地と加陽湿地で行いました。
百合地:ハネナガイナゴ・コバネイナゴ・ウスイロササキリ・オンブバッタ・ショウリョウバッタ・ツユムシ・シバスズ・オナガササキリ
加陽湿地:ハネナガイナゴ・コバネイナゴ・ショウリョウバッタ・トノサマバッタ・ハネナガヒシバッタ・マダラバッタ・クルマバッタモドキ・クルマバッタ・ヒシバッタ・ウスイロササキリ・ツユムシ・シバスズ
加陽湿地には食べ応えのありそうな大きなバッタ類が多かったのですが、遠くに跳んで逃げるので捕まえるのが大変でした。最後に休憩した加陽湿地管理棟で、参加者の方から「人でも捕るのが難しいのに、コウノトリ捕れるんかな。」という感想があり、一同納得して終わった観察会でした。
皆さんもぜひコウノトリのバッタの観察をしてみてください。
写真・文 村田美津子
開催日時:2017年8月20日(日)17:30〜19:00
来場者:140名
天気:曇り
コウノトリ文化館の夏の恒例行事となった「コウノトリふれ愛コンサート」、オープニングは、日高町の八代保育園の子供たち14名による和太鼓の元気な演奏で始まりました。
障子が開くと 、毬穂えりなさんと友麻亜里さんがデッキから登場。「コパカバーナ」の軽快なリズムでステージが開きます。
毬穂さんと友麻さんの息の合ったトークも、観客の皆様に楽しんで頂けました。ホール内に入りきれないお客様が廊下にまで溢れて、迷惑をおかけいたしました。
八代保育園の園児たちとのジョイントも楽しかったです。
友麻亜里さん
毬穂えりなさん
また来年もこうしてステージが開催でき、たくさんの皆様にステージを楽しんでもらえますよう願っています。
テーマ:コウノトリと水路のメダカ
日時:2017年8月13日(日)13:00〜16:00
天気:晴れ
参加者:10名
講師:北垣、石垣
8月度のコウノトリ自然観察会は、豊岡盆地のコウノトリを観察しながら周辺に住んでいるメダカを観察しました。10名の方の参加がありました。コウノトリ文化館を出発した後、庄境巣塔付近で早速3羽のコウノトリに出会いましたが、百合地、三木、袴狭と巣塔を巡るものの、1羽のコウノトリも見つかりません。4箇所目の伊豆巣塔付近で、ようやく1羽に出会いました。その後、六方田んぼのメダカが住んでいるビオトープでメダカ観察。ビオトープを整備されている岡本氏に案内をしていただきました。
なかなかコウノトリが見つかりません。
巣塔にいたのは、残念ながらトビでした。
豊岡盆地(円山川水系)に住んでいるのは、キタノメダカです。
日時:2017年8月6日(日)9時30分~12時
場所:コウノトリの郷公園公園内
参加者:10組(11人)+スタッフ2人
夏休み企画の2回目は、草木染め講座です。
今日はサザンカの花びらと紫キャベツで綿のハンカチを染めました。
ピンク色に染まっているのがサザンカで、青色に染まっているのが紫キャベツです。
輪ゴムで括ったところは染色液が入らないので白く残り、布の折り方や括る強さによっていろんな模様ができます。
イメージどおりの模様になっているか、布を開く時にドキドキするのも草木染めのいいところ。思ったとおりでも、そうじゃなくても、世界で一枚だけの自分のハンカチ。
楽しんでもらえたかな。
日時:2017年7月30日(日)9時30分~12時
場所:コウノトリの郷公園公園内
参加者:21人+スタッフ3人
夏休みの行事、里山探検を実施しました。メインはキノコの観察でしたが、虫や植物の観察もしました。テングダケダマシ、コタマゴテングダケその他18種。参加者21人+スタッフ3人でした。
日時:2017年6月14日(水)19時30分~21時
場所:コウノトリ文化館~コウノトリの郷公園
主催:豊岡市立コウノトリ文化館
共催:兵庫県立コウノトリの郷公園、ふるさと三江を愛する会
参加者:約240人(スタッフ込)
昨年度から始めた、観察会が始まるまでの30分間の音楽会。今年は岡本順子さんのピアノに合わせて、みんなで一緒に童謡やアニメソングを歌いました。ホールの壁にはこの音楽会のために描いて頂いた絵画も貼って頂き、とても楽しく時間を過ごせました。
ホタル観察会に出発する前に、上田館長からホタルについていろいろと教えてもらいました。この頃にはホールに入り切らない参加者の皆さんで文化館内があふれかえりました。
カラシナを乾燥させて作ったホウキを持って、鎌谷川沿いを東公開エリアに向かいます。祥雲寺巣塔の親鳥が塒入りしていました。
例年に比べ、ホタルの発生数は少なかったですが、東公開エリアを一周して文化館に帰ってくるまでに、ふわふわ飛ぶホタルを見たり、ホウキで捕まえたり、満天の星空の下で観察会を無事終えることができました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
テーマ:巣立ち前のコウノトリと野山の鳥
日時:2017年6月11日(日)13:00〜16:00
天気:晴れ
参加者:8名
講師:高橋、菅村、石垣
前日の朝、1羽が巣立った庄境巣塔を最初にチェック。巣立ちビナも巣に戻っており、3羽が揃っているのを確認してから福田巣塔へ移動。午前中の下見で、福田巣塔の3羽のヒナが一度に全部巣立ちしたことを確認したので、巣立ち直後の幼鳥を観察することを目標にしました。
巣は空っぽで、周りを双眼鏡でチェックしたところ、西の栃江の水田に下りているのを確認。車で近づいて、巣立ちビナをじっくり観察することができました。2羽の幼鳥が田んぼにいて、もう1羽の幼鳥は上空を舞う5羽のコウノトリの中に混じっていたようです。
巣立ちしたばかりの幼鳥2羽。左:J0143(黄黒/青青)、右:J0145(黄黒/緑黒)
来日の谷沿いに移動。林道を歩きながら、道沿いの植物を菅村自然解説員に教えてもらいました。この一帯はシカの食害が今のところ軽微で、草本や木本はもとより、シダ植物も豊富に見ることが出来ます。
午後からの時間帯は鳥も声を潜めますが、クロツグミやサンコウチョウの声をチェックしました。
ナワシロイチゴ
カラムシの葉を握った手の上に置き、もう片方の手のひらで叩くと「パン!」と大きな音がする遊びを教えてもらい、みんなでやっているところです。子供たちのおじいちゃんが一番上手に音を出して、孫たちの羨望の的でした。
【来日で観察した植物リスト】
ナガバモミジイチゴ、クロモジ、アブラチャン、ヤマコウバシ、アカメガシワ、ネムノキ、ヤブデマリ、アオナラガシワ、ミツバアケビ、アケビ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、ウワミズザクラ、カマツカ、シロダモ、ウツギ、ケケンポナシ、ウリカエデ、コクサギ、ナワシロイチゴ(ここまで樹木)
ヘビイチゴ、イタドリ、クサマオ、ミヤマイラクサ、ニシノホンモンジスゲ、ツルカノコソウ、ジュウモンジシダ、リョウメンシダ、イワガネソウ、ゼンマイ、オニヒカゲワラビ、オオバノハチジョウシダ(ここまで草本<シダ含む>)
観察会のゴールは戸島湿地。戸島巣塔の2羽のヒナは、6月24日ごろが巣立ち予定日です。
巣立ち直後の幼鳥を目の前で観察し、しっかり植物の観察もできた今回の自然観察会は、参加者の満足度も高かったようで、みなさん喜んで帰って行かれました。来月7月度は、巣塔周辺のコウノトリの巣立ち幼鳥の観察と、上田館長によるトンボ観察を行います。多数の皆さんの参加をお待ちしています。