▼田んぼの学校 一覧

田んぼの学校11月度(実施報告)

日時:2016年11月20日(日)9:30〜12:00
天気:雨
テーマ:里山で落ち葉集め
参加者:26名(スタッフ含)

 

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11月の田んぼの学校は里山で落ち葉拾いと焼き芋。今日は朝から雨降りのため、文化館の周辺で活動。柿を食べたり、芋を焼いたり、鍋を食べたりと、おなかがいっぱいになる田んぼの学校でした。スタッフを入れて25名の参加。コーちゃんオーちゃんも来てました。

文責:上田尚志


田んぼの学校10月度(実施報告)

日時:2016年10月16日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:親子16名(5家族)+市民研スタッフ6名

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最初にトンボの見分け方のレクチャーをして、トンボが飛び始める10時過ぎ頃からトンボとりに出かけました。

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鎌谷川沿いにはナツアカネやアキアカネが飛び、観察サイト付近ではキトンボやネキトンボも飛んでいました。

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文化館に帰ってきてから、どのトンボが捕れたかを調べます。みんな真剣!
そして、調べたトンボから放します。

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今日は、シカ鍋にはハヤトウリが入ったり彩りもきれいで食べるのに夢中で写真を撮り忘れました…。出発前にボッた柿はデザートです。みんな大きな口を開けて丸かじりしてました。

【捕獲確認したアカトンボ】
 アキアカネ5・16
 ナツアカネ12・10
 キトンボ4・1
 ネキトンボ
※あいかわらずノシメトンボがいません



田んぼの学校9月度(実施報告)

日時:2016年9月18日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:あぜ道でバッタ・イナゴ
参加者:親子13名(5家族)+市民研スタッフ8名

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8月はお休みだったので2ヶ月ぶりの田んぼの学校です。小学校の運動会も重なって、参加者の少ない集まりになりましたが、親子で園内のバッタを採って調べました。

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東公開エリアまで歩き、ビオトープ周辺の草地でバッタを探します。

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トノサマバッタを捕まえました。

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文化館に戻ってから、採集したバッタの名前を上田代表から教えてもらいます。バッタ発生のピークは過ぎた感じで、全体的に少な目でした。来年からは観察時期を早めることも検討したいと思います。

天気はなんとか持ちこたえて、お昼はいつもの大鍋でお弁当を楽しみました。

【本日確認したバッタ】
▼トノサマバッタ、クルマバッタ、イナゴ、クルマバッタモドキ、コオロギ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ササキリ


田んぼの学校7月度(実施報告)

日時:2016年7月17日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:親子43名(12家族)+市民研スタッフ7名

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7月の「田んぼの学校・小川の生き物探し」でした。郷公園内の鎌谷川で魚や水生昆虫などを観察しました。天気も曇りで心配していた雨も降らず、過 ごしやすい気温でした。子どもたちはタモ網を手に、腰まで川に入って夢中で生き物採集。魚や昆虫の他に、カメも採集できて子どもたちは大喜びでした。

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【本日確認した生きもの】
▼魚:カワムツ、オイカワ、ムギツク、カマツカ、メダカ、ドンコ、ヨシノボリの仲間、
▼両生・爬虫類:トノサマガエル、アマガエル、ヌマガエル、ニホンイシガメ、
▼昆虫:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コオイムシ、タイコウチ、マツモムシ、ヤゴ(サナエトンボ科・ギンヤンマ・コヤマトンボ・ハグロトンボ)ゲンゴロウ類幼虫、ハグロトンボ、ショウジョウトンボ、
▼その他無脊椎動物:モクズガニ、スジエビ、ミナミヌマエビ、アメリカザリガニ、カワニナ、マシジミ


田んぼの学校6月度(実施報告)

日時:2016年6月19日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:初夏の田んぼ・トンボやカエルやメダカ
参加者:親子43名(12家族)+市民研スタッフ9名

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6月の田んぼの学校はビオトープで初夏の生き物探しです。今回は、豊岡市のコウノトリKIDSクラブの子供たちも一緒に活動。

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あいにくの雨模様でしたが、子供たちはお構いなし。裸足でビオトープに入っていきます。

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着替えたあとは室内で捕まえてきた生き物の観察。
初めて見るゲンゴロウの幼虫にビックリしたり、ヒルにもしっかり触ってました。

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最後に参加記念の缶バッジをもらって、ご満悦。また、遊びに来てください。


総合高校の生徒さんも11名来てくれて、生き物の分類や看板書き、缶バッジ配布など手伝っていただきました。ありがとうございました。

今回の大鍋は、シカ肉のツミレと地元野菜。

【本日確認した生きもの】

ドジョウ、メダカ、ヌマエビの仲間、ガムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ゲンゴロウの幼虫、イトトンボのヤゴ、トンボ型ヤゴ、オオコオイムシ、タイコウチ、マツモムシ、コミズムシ、アメンボ、ショウジョウトンボ、キイトトンボ、ヒル、ヒシバッタ、スジブトハシリグモ、ヒバカリ、オタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル、トノサマガエル)

 


田んぼの学校5月度(実施報告)

日時:2016年5月15日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:春の田んぼ・オタマやタイコウチなど
参加者:親子93名(32家族)+市民研スタッフ7名

tanbo160515-2豊岡市広報誌での開催案内の効果もあったのでしょう、爽やかな五月晴れのもと、100名近い参加者で大賑わいの田んぼの学校5月度です。

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開会してからも、後から次々と親子連れがやってきて合流します。西ビオトープは子供たちの歓声で賑やかです。森からはキビタキの声。朝から但馬野鳥の会の公開探鳥会が園内で行われています。

tanbo160515-1気温がどんどん上がってきて、裸足で水の中に入るのが気持ちいいですね。

tanbo160515-4 tanbo160515-6捕まえた生きものを種類別に分けて、スタッフから説明を受けます。

tanbo160515-7今回の大鍋は、魚のツミレ(ブリ、サワラ、アゴ)と地元野菜。

【本日確認した生きもの】

ドジョウ、メダカ、ミナミヌマエビ、オオコオイムシ、ガムシ、ヒメガムシ、クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヤゴ(イトトンボ型、トンボ型)、オタマ(アカガエル)、カワゲラ、ヒル

 

 


田んぼの学校4月度(実施報告)

日時:2016年4月17日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:タンポポなど春の草
参加者:親子22名+市民研スタッフ8名

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昨晩からの強風が残る中、親子22人が集まってくれました。

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郷公園内や祥雲寺の田んぼ周辺の、春の雑草を調べて回りました。

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文化館に戻ってから、採集した雑草の名前を調べていきます。

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今日は全部で52種類の植物を観察しました。

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お昼の大鍋は、完成したばかりの茅葺き小屋の中で振舞いました。

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今日の鍋はカニとタケノコをメインに、地元野菜がたっぷり入りました。

【本日確認した植物:52種類】
スイバ、ノゲシ、スミレ、ヒメスミレ、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ツボスミレ、アリアケスミレ、オランダミミナグサ、オオイヌノフグリ、ワスレナグサ、キュウリグサ、ヒメオドリコソウ、ウマノアシガタ、キツネノボタン、タガラシ、スギナ、ワラビ、ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、オニタビラコ、コオニタビラコ、シロツメクサ、ヤブガラシ、ニガナ、ジシバリ、コモチマンネングサ、ツルマメグサ、クサマオ、イヌガラシ、スズメノヤリ、スズメノカタビラ、オオバコ、ツボミオオバコ、カラスノエンドウ、タネツケバナ、カラシナ、ノジシャ、ホトケノザ、マツバウンラン、トキワハゼ、ムラサギサギゴケ、コハコベ、ノミノツヅリ、セリ、タチイヌノフグリ、キランソウ、ヒメジョオン

 

 


田んぼの学校2016実施案内

コウノトリ文化館・NPO法人コウノトリ市民研究所は、今年も「田んぼの学校」を開校します。田んぼや小川や里山を舞台に、どろんこになって、魚や虫をつかまえます。
田んぼの学校は、共同で遊ぶ「広場」として開催しますので、行動は自己責任でお願いします。

年間スケジュール(予定)
すべてに参加する必要はありません。都合に合わせて参加してください。
毎月第3日曜日9時30分から12時30分ごろまで

 4月17日 タンポポなど春の草
 5月15日 春の田んぼ・オタマやタイコウチなど
 6月19日 初夏の田んぼ・トンボやカエルやメダカ
 7月17日 小川の生きもの探し
 8月 夏休み
 9月18日 バッタ・イナゴ探し
10月16日 アカトンボ探し
11月20日 里山で落ち葉集め・など
12月18日 里山の木の実や蔓でリースづくり
 1月 冬休み
 2月19日 冬の田んぼ里山で生きもの探し
 3月 春休み

*春・夏・冬休みには特別行事を実施します。コウノトリ文化館HPなどでご案内します。
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
*参加費は子ども100円です(傷害保険料他)
*昼は地元食材の鍋があります。必要な方はおにぎりを持参してください。

<場所と時間・準備するものなど>
場 所:コウノトリの郷公園・コウノトリ文化館集合
    警報が発令されている場合は中止です。それ以外の時は実施していますが、
    自主判断で参加してください。状況によっては内容は変更されることがあります。
時 間:9時30分開会、12時30分頃終了
服 装:汚れてもよい服装、帽子、靴(田んぼのときは長靴か裸足。)
持ち物:必要な方は弁当持参 、タオル、着替え、水筒、
愛用の自分の網、タモなどがあれば持ってきて下さい。
川に入るときは古い靴やビーチサンダルなどが便利。

<注意事項>
・小学校3年生以下は保護者の同伴をお願いします。
・行事参加者傷害保険に加入しますが、けが、事故等については原則それぞれの自己責任で対応願います。
・子どもの送迎は、保護者の責任でお願いします。
・地元食材の鍋は参加者がボランティアで作ります。自己責任で食べてください。

 案内チラシはこちら


田んぼの学校3月度(実施報告)

日時:2016年3月20日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:早春のビオトープ
参加者:親子25名+市民研スタッフ8名

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親子25人が集まってくれました。

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西ビオトープでは、アカガエルのオタマジャクシがたくさん泳いでいます。網を入れて、早春の生きもの調査です。

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採集した生きものの名前を調べていきます。

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子供たちがアカガエルを手に乗せて感触を確かめます。

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お昼のお鍋は、豊岡市内で捕れたシカ肉。

【ビオトープで確認した生きもの】
メダカ、ニホンアカガエル(オタマ)、シュレーゲルアオガエル(声)、ミナミヌマエビ、オオコオイムシ、ヒメゲンゴロウ、ヤゴ(トンボ型、イトトンボ型、カワトンボ型)、カワゲラ類、ヒル類、ミズムシ

 

 


田んぼの学校2月度(実施報告)

日時:2016年2月21日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:冬の田んぼ里山で生きもの探し
参加者:親子9名+市民研スタッフ10名

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3組の親子が集まってくれました。このくらいのグループで観察するのが、教える側も教わる側もちょうどいい感じです。最初は西ビオトープでアカガエルの卵塊調査です。卵のかたまりを見つけるたびに、子供たちの歓声が上がります。

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産んでから時間が経ったものが多く見られましたが、昨晩産んだばかりと思われる小さな卵塊も混じっていました。西ビオトープでは91個の卵塊を数えました。

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抱卵中の祥雲寺巣塔のコウノトリや、田んぼのアオサギ、ダイサギを双眼鏡やスコープで観察しながら東ビオトープへ移動します。

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西ビオトープに比べると、東側は産卵数が少なく、産みたての卵塊の割合が多かったのが特色です。今後、東ビオトープでの産卵がさらに進むものと思われます。

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東ビオトープでの産みたての卵。東ビオトープ全体で、48個の卵塊を数えました。

戻り道、西自然観察路を尾根まで上がり、みんなで祥雲寺巣塔を上から観察しました。タイミングよく、抱卵していたオスが立ち上がって転卵をし、望遠鏡で3卵をチェックすることができました。

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最後に、展示実習室で、捕獲飼育中のアカガエルを観察しました。右手に乗っているのがメス、左手に乗っているのがオスです。オスとメスの違いも子供たちに説明しました。

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今日のお鍋はイノシシでした。肉の量がちょっと少なかったですが、さっぱりとした上品な味噌汁でした。

 

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記録係の上田館長のメモをそのままスキャンしました。数字は、それぞれの場所で数えたアカガエルの卵塊のカウント数です。

【本日のまとめ】
▼アカガエル卵塊数
西ビオトープ:91個
東ビオトープ:48個
合計:139個

▼チェックした野鳥(カッコ内はスタッフが声を確認)
コウノトリ、カワラヒワ、セグロセキレイ、アオサギ、ダイサギ、カワウ、(ホオジロ、ツグミ、エナガ)

▼雪の上に見つけたもの
シカの足跡、シカの糞

 

 


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