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田んぼの学校2024年5月度(実施報告)

2024年5月19日(日)9:30~11:00
テーマ:春のビオトープ
参加者:80名、スタッフ6名、計86名

 

5月の田んぼの学校は春のビオトープ観察をしました。
スタッフは6名で参加者は80名にも及ぶ大盛況でした。
子供たちは泥だらけになりながら無我夢中で生き物をたくさん取っていました。
 
今日の観察ではアカガエル類のオタマジャクシが最も多くみられました。
そのほかヤゴやゲンゴロウなど26種類もの生き物が観察できました。
今日の大鍋は鹿の味噌鍋です。大人にも子供にも大人気で最後には鍋の中が空っぽになっていました。
 
見つけた生き物
両生類:アカガエル類のオタマジャクシ、トノサマガエル(雄雌)、アカハライモリ
魚類:キタノメダカ、ドジョウ
昆虫:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、ガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ、タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(オニヤンマ、マルタンヤンマ、シオカラトンボ、サナエトンボ、キイトトンボ)、スジブトハシリグモ、キクヅキコモリグモ
その他:マルタニシ、カワニナ、ヌマエビ、チスイビル

 

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会2024年5月度(実施報告)

日時:2024年5月12日(日)13:00〜14:40
天気:雨
参加者:4名(2組)
案内人:高橋、桐島

 あいにくの雨天のため、今回の観察会は館内の展示物と「声が聞こえる野鳥図鑑」を使って実施しました。13時の定時解説でコウノトリの概要説明を一般のお客様と一緒に聞いてもらい、そのあとでコウノトリについてのさらなる深掘りの説明をしました。

 全国に広がったコウノトリの繁殖地のこと、触れるコウノトリ剥製を使って体の特徴のこと、エントランスホールに並んだパネルを使った生態説明をし、2Fフロアに移動。

 哺乳類の説明をしたあと、夏鳥の剥製の前で姿と鳴き声の学習をしました。オオルリ、キビタキ、アカショウビン、ヤイロチョウの綺麗どころに続いて、ツバメ、イワツバメ、アオサギ、コサギなどを説明。声が聞こえる図鑑で、剥製のない夏鳥などの声も聞いてもらいました。最後に収蔵室に入ってもらい、猛禽類、留鳥、旅鳥などの剥製で説明を行いました。

 屋外での観察はできませんでしたが、室内でも十分に興味を持って頂ける野鳥観察ができたと思います。長らく野鳥観察会を続けてきていますが、このようなスタイルで最初から最後まで実施した最初の機会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サウンドストークコンサート

5月5日、こどもの日
サウンドストークコンサート(^^♪
約200名が集い、コウノトリをバックに、緑色に囲まれた屋外はしばし爽やかな音楽に包まれました。

出演は・豊岡総合高校吹奏楽部
   ・豊岡市少年少女音楽隊
      (合唱隊・弦楽アンサンブル隊)
   ・出石少年少女&ファミリー合唱団

出演者のみなさん、会場のみなさん、暑い中お越しくださり、ありがとうございました。


木漏れ日あふれる観客席


豊岡総合高校吹奏楽部のみなさん
 ・ワタリドリ
 ・魔女の宅急便メドレー 他


豊岡市少年少女音楽隊と出石少年少女合唱団のみなさんにはコウノトリに因んだ歌を歌っていただきました。
 ・守りたいもの
 ・コウノトリの唄


豊岡市少年少女音楽隊の弦楽アンサンブル隊のみなさん
 ・春の歌メドレー
 ・世界中の子どもたちが 他


出石少年少女&ファミリー合唱団のみなさん
 ・青いベンチ


エンディングは会場の皆さんも一緒に「翼をください」を歌いました。


昆虫観察会

日時:2024年5月5日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:7名
スタッフ:2名

初夏を思わせるような陽気の中、昆虫観察会を実施しました。当日参加2組、7名の方との観察会です。東エリアまでゆっくり歩き、道中見つけたトンボやチョウを観察しました。
最初にあらわれたのはシオヤトンボ、春一番に現れるシオカラトンボの仲間です。その後、二ホンカワトンボ、ホソミオツネントンボ、ムカシヤンマ、クロスジギンヤンマ、コサナエ、ヨツボシトンボなどが見られました。
水路ではモンキアゲハが吸水していました。
コウノトリが上空を飛んでいるのも見られ、いい観察会になりました。
ガイド:上田

植物観察会2024年4月度(実施報告)

日時:2024年4月28日(日)13:00〜14:30
天気:晴れ
参加者:3名
スタッフ:2名

数100mの範囲を1時間ほどかけて観察しました。小学2年生のお子さんの観察眼の鋭さに感心しきりでした。

・ハルジオン、ヒメジョオンの見分け方(つぼみの様子、茎の中心の様子など)、ハルジオン味噌のおいしさ
・チチコグサ、チチコグサモドキ、ハハコグサの区別
・シロツメクサ、コメツブツメクサの小花の観察
・花を見て唇形花、蝶形花、すみれ形花か判断する
・フジの花、ノミノフスマの花、オオタネツケバナの花の分解
・ヒメスミレ、スミレ、ツボスミレ、アリアケスミレの観察
などをしました。


サギゴケの花を分解しています。唇形の花です。下唇に虫の進入を誘導する模様があります。


サギゴケ 誘導する模様が分かりますか?ドクダミの葉をちぎって、においを確かめました。


カラシナの花を観察しています。アブラナ科の4枚花弁を見ています。ワラビの葉も観察しました。


クロモジとサルトリイバラ(丸い葉)


カラシナとワラビ


ツボスミレとセリを見ています。


サワオグルマ
頭花を分解すると舌状花と管状花に分かれます。それぞれにおしべもめしべもあります。


田んぼの学校2024年4月度(実施報告)

2024年4月21日(日)9:30~11:00
テーマ:春のあぜみち
参加者:17名、スタッフ4名、計21名

2024年度最初の田んぼの学校は、春の植物を観察しました。
3×3のビンゴカードを持って出発します。カードには9種類の植物がカラーで印刷されています。
コウノトリの郷公園を出て祥雲寺の田んぼの周りを歩く予定ですが、なんと、門を出る前に9種完了の子どもたちも続出でした。

観察した植物
外来タンポポ、シロバナタンポポ、ジシバリ、スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、ツボスミレ、カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、ヨモギ、ヨメナ、コオニタビラコ、アカオニタビラコ、スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、スイバ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、サギゴケなど

今年度最初の大鍋は、カレー味のスープでした。たくさんおかわりして子どもたちには人気でした。


コウノトリ野鳥観察会2024年4月度(実施報告)

日時:2024年4月14日(日)13:00〜14:40
天気:晴れ
参加者:10名(4組)
案内人:高橋、泉山

 初夏の陽気の中、10名の参加者の皆様と園内を歩きました。昨日より西公開ケージ内に旅鳥のヘラサギ(幼鳥)が入ってきており、タイミングよくこの珍客を観察してもらえました。上空には野外コウノトリ3羽が旋回。稜線のアオサギの集団営巣と、祥雲寺巣塔のコウノトリの営巣と、話題には事欠きませんでした。

 西ビオトープでシュレーゲルアオガエルの声に耳を傾け、咲き出したサワオグルマや、斜面のコバノミツバツツジなどの花も見てもらいました。

 祥雲寺巣塔にはペアが戻ってきており、観察中にマウンティング行動。2回目の繁殖に期待がふくらみます。

 東公開エリアでは、サシバが「ピックィー」と大きく鳴きながら飛行するの観察。観察サイトで飼育のビデオ解説を見ながら、コウノトリの飼育の話をしました。

 帰路、鎌谷川沿いで2羽のノビタキを観察。ちょうど今、ノビタキの通過の最中です。皆さん最後まで園内散策を楽しんでおられ、よい春の観察会となりました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ヘラサギ、アオサギ、ダイサギ、ヒヨドリ、トビ、カワラヒワ、エナガ、ホオジロ、ツグミ、ヤマガラ、サシバ、メジロ、ノビタキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ギフチョウ観察会

日時:2024年4月7日(日)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:6名
スタッフ:4名

今年度最初の自然観察会、今回は市内のギフチョウの調査を行いました。6人の参加者とスタッフで調査地に向かいました。昨年、一昨年に確認されたポイントに行きましたが、どちらも見れませんでした。最初のポイントには採集者が2名おられましたが、私たちが大勢で来たので帰られました。今シーズンはまだいないとのことでした。

ナミアゲハ、コツバメ、トラフシジミがいました。


ナミアゲハ


コツバメ


トラフシジミ

サクラは満開、コバノミツバツツジは8分咲きぐらいでしょう。


サクラ


コバノミツバツツジ


植物観察会2024年3月度(実施報告)

日時:2024年3月24日(日)13:00〜14:30
天気:小雨
参加者:2名
スタッフ:1名

寒さが続いて春が進みません。例年だと3月の観察会は「春が始まります」というテーマで咲き始めた花を見るのですが、今年は花がありません。仕方がないので例年なら2月に行うロゼット観察の準備をしました。雨も降るし、花もないしと心配しましたが、大阪から来られたご夫妻が申し込まれました。郷公園には何度も来ているが、植物観察会は初めてといわれていました。傘をさしての観察でしたが楽しんでいただけました。まずは、館内でロゼットと何かのお話をして、外に出て「なぜ、ここにはシバが生えているのか」をお話しました。次からはシバの中に生えている植物を見て、図鑑と照らし合わせます。
この写真には3種類以上の植物が写っています。赤で囲まれているスズメノカタビラ、青で囲まれているオランダミミナグサ、の外にコメツブツメクサ、シロツメクサが広がっています。
以後、スズメノヤリ、ニワゼキショウ、ネジバナ、ミチタネツケバナ、ニガナ、チチコグサ、ハハコグサ、ブタナなどを観察しました。
 

スズメノヤリ

ネジバナ

ニガナ

チチコグサ

ハハコグサ

ブタナ
 
最後にカキドオシの香りをかいでいただいて、「和製ハーブです」と紹介して終わりました。

カキドオシ

田んぼの学校2024年3月度(実施報告)

2024年3月17日(日)9:30~11:00
天気:曇り
テーマ:早春のビオトープ
参加者:7家族36名、スタッフ4名、計40名

今月の田んぼの学校は「早春のビオトープ」です。
アカガエル類のオタマジャクシがたくさんふ化していました。

アカガエル類のオタマジャクシです。ビオトープの中も春になりつつあります。

クロゲンゴロウやヤゴもいました。

どんなものがいたのか、みんなで観察しました。

今日の大鍋は鹿肉みそ汁です。野菜もたっぷりで温まりました。


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