
日時:2025年10月12日(日)13:00〜14:30
天気:くもり
参加者:20名
案内人:高橋
盛夏の7月から9月の間お休みしていたコウノトリ野鳥観察会、10月度より再開致しました。事前参加申し込み2名で、うち1名は中国からのバードウォッチング旅行者。たまたま来園した本日、野鳥観察会の開催を知って飛び入り参加されました。コミュニケーションは英語で。
13時のコウノトリ定時解説のあと、飛び入り参加者を募って20名ほどで観察会をスタート。いつも通り、コウノトリの巣の模型の前で巣作りや子育ての様子を説明後、西ビオトープで目に付く生き物を観察しました。観察広場のウォークイン観察路のゲートが開放され、皆さんと一緒に中に入りました。金網越しではない生きたコウノトリを目の前で観察することができ、初めての皆さんは喜んでおられました。ここでコウノトリの質疑応答。
観察広場から東公開エリアに向かい、一周して文化館に戻りました。途中、目に付いた植物や聞こえてくる野鳥の声などの説明をしながら、ゆっくりと歩きました。祥雲寺の田んぼでは祥雲寺巣塔のオスJ0083が餌を採りながら歩いているのを観察。祥雲寺地区の無農薬のお米作りについても説明しました。
解散場所の文化館北広場の歌碑の前で、当時の坂本県知事の話や、20年前の初放鳥時の秋篠宮殿下妃殿下のお歌も説明しました。コウノトリ以外の野鳥の出現は少なかったですが、コウノトリ中心の有意義な観察会となりました。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、キジバト(声)、ヒヨドリ(声)