キノコ・粘菌観察会2025年10月(実施報告)NEW!

キノコ・粘菌観察会
令和7年10月5日13:00~15:00
参加者19名 スタッフ2

今回の参加者は4歳から小学校5年生まで子供8名を含む19名とスタッフ2名のにぎやかな観察会となりました。本日朝のうちは雨でしたが午後からは天候も落ち着き、観察日和になりました。ただ、ここ数日強い雨も降り、変形菌についてはあまり期待できないと判断し、下見の結果も併せてキノコ観察を中心に行うことにしました。

まず、学習室で全体説明を行った後に、コウノトリ文化館の周辺、観察デッキ前に大量に発生しているカワリハツ、木柵に発生したツノマタタケ、芝生、ミズゴケに発生したベニヒガサ、オオヒメノカサ、ハラタケ、アカヤマタケ、、と観察していきました。いろいろなものがたくさん出ており、なかなか前に進むことができません。

文化館の東側尾根の展望台に上っていく自然観察路沿いにゆっくりと観察をしていきました。猛毒のドクツルタケ、私も未就学のキノコ博士も始めてみるナガエチャワンタケ、よくわからないたくさんのキノコたちに出会うことができました。展望台についた時には予定の時間を過ぎており、名残惜しかったですが学習室に戻り、少し分類をして、クロハツが赤く色が変わるのを確認したりしました。今回はタイミングも良くてとても楽しく充実した観察会になったと思います。

なお、常連の子供さん2人はキノコ図鑑がほぼ頭の中に入っているようなキノコ博士なので、観察中のキノコの同定にはいろいろと助言をしてもらい、とても参考になりました。ありがとうございました。

見つかった変形菌
ウツボホコリの一種(キノコ観察の途中で一種類だけ確認しました。)

見つかったキノコ、菌類
ハラタケ、ベニウスタケ、ヌメリササタケゴビチャニガイグチ、タマゴタケ、テングタケ、タマシロオニタケ、ドクツルタケ、クロハツ、クロハツモドキ?、ホオベニシロアシイグチ、オオキツネタケ、オオヒメノカサ、スギエダタケ、アンズタケ、ミズゴケノハナ、ベニヤマタケ、アカイボガサタケ、チョウジチチタケ、カワリハツ、ビョウタケ、エナガチャワンタケ、クチベニタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、その他イグチの仲間複数種、サルノコシカケの仲間複数種、その他ハラタケ目の仲間複数種