▼田んぼの学校 一覧

田んぼの学校2022年11月度(実施報告)

2022年11月20日(日)9:30~11:30
天気:くもり
テーマ:里山探検
参加者:13名、スタッフ5名

11月度の田んぼのテーマは「里山探検」。スタッフが前日に確認しておいた西ビオトープ林縁の柿の木のクマ棚を見に行きました。その間に火の具合を調整し、サツマイモを濡れ新聞とアルミホイルで包み、火の中に投入。

焼き芋ができる間、茅葺き小屋の横でカキぼり。出来上がった焼き芋をホクホクと食べ、収穫したたくさんの柿の実をお土産に持って帰ってもらいました。

今回の田んぼの学校は、収穫の秋にふさわしい、おいしい集まりとなりました。


田んぼの学校2022年10月度(実施報告)

田んぼの学校10月

2022年10月16日

天気:霧のち晴れ

テーマ:アカトンボ探し

参加者:8家族1団体 31名、スタッフ2名

 

10月になり、アカトンボが舞う姿をよく見るようになりました。

今月はアカトンボ探しです。開始直後、あいにくの霧のため、あまり飛ぶ姿は見ませんでした。

 

霧も晴れ、青空が広がるにつれ、アカトンボたちも飛び始めました。同時に子どもたちも盛んに捕虫網で捕まえ始めました。

 

木柵の手すりにもよく止まっています。

 

持ち帰って種類を調べました。翅や胸部の模様などで種を見分けます。種ごとの数も数えます。

 

今年はほぼ全てがアキアカネとナツアカネでした。他にキトンボが1匹だけ捕まりました。

結果は、アキアカネが63匹で、ナツアカネが76匹、キトンボが1匹でした

こちらが唯一捕まったキトンボです。翅が半分ほど黄色です。


田んぼの学校2022年9月度(実施報告)

 

 

 

田んぼの学校9月

2022年9月18日

天気:曇

テーマ:バッタ・イナゴ探し

参加者:3家族9名、スタッフ2名

毎月第3日曜日は田んぼの学校。
今日のテーマは「バッタ・イナゴ探し」です。


始めに文化館前の前の土手で探します。
今日はここではあまり捕れないので東エリアに行くことにしました。


せっかくなので、探しながら行くことにします。
みんな探すのに夢中でなかなか前に進みません。
今日は、小さなかわいい参加者さんが多いのと久しぶりに蒸し暑い日にもなったので、休憩しながらゆっくり進むことにしました。

東エリアに来るとトノサマバッタやクルマバッタがけっこういます。
見分けは翅と飛ぶときの音。


クルマバッタは翅に黒い線があり飛ぶときに音がします。
トノサマバッタは翅に線はなく、飛ぶときも静かです。


バッタ以外にもカマキリが人気で、カマキリも捕まえました。


たくさん捕まえたので、文化館に戻って種類を調べます。


トノサマバッタ、クルマバッタ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ、イナゴ、オオカマキリ、コカマキリ。


最後は、バッタ飛ばし。
よく飛ぶ種類、あまり飛ばない種類、みんな興味深そうに見ていました。

 

参加者:3家族9名
スタッフ:2名

 


田んぼの学校2022年8月度(実施報告)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼの学校8月

2022年8月21日

天気:雨のち曇

テーマ:ビオトープの生きもの探し

参加者:5家族15名、スタッフ3名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨模様と、鎌谷川が増水していたため、川からビオトープに変更しました。悪天候にもかかわらず、15名もの参加者がありました。

 

文化館裏のビオトープで生きもの探しです。この時期のビオトープには何がいるでしょう。

 

ビオトープにはアオサギもいました。このアオサギ、近づいても全く動じません。子どもたちがタモ網でせっせと水生生物を捕まえている間も、その傍らでエサを見つけては食べていました。

 

捕まえた生きものは館内の展示実習室で同定、種類分けをして観察しました。

大逸 主任研究員による水生昆虫の解説です。ビオトープの専門家です。みんな熱心に聞き入っていました。

 

ドジョウとメダカ、アカハライモリは北垣 主任研究員による解説。

【見つけた生き物】

   ●水生昆虫

     ゲンゴロウ類:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、

            コシマゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ

       ガムシ類:ガムシ、コガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ

    水生カメムシ類:タイコウチ、コオイムシ、マツモムシ、コマツモムシ、チビミズムシ、

            マルミズムシ

        ヤゴ類:ギンヤンマ、シオカラトンボ、コサナエ属、キイトトンボ

   ●両生類:アカハライモリ

   ●魚類: ドジョウ、キタノメダカ

   ●その他:ミナミヌマエビ、ヒル

今月は、特にゲンゴロウ類が多かったです。


田んぼの学校2022年7月度(実施報告)

田んぼの学校7月

2022年7月17日

天気:晴れ

テーマ:小川の生き物探し

参加者:35家族 101名 スタッフ4名

雷雨が心配でしたが、いい天気になりました。

今月の田んぼの学校は、小川の生き物です。

 

上空をコウノトリが飛んできました。

 

郷公園内を流れる鎌谷川に入りました。

ここ数日の雨で、水量も豊富でした。幸い濁りもありません。

 

 

 

久しぶりにアカザが見つかりました。

清流に棲むナマズの仲間です。希少種でして、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

 

捕まえたものを見ていきます。カワムツが多かったです。また、今年上陸したと思われるトノサマガエルもたくさんいました。

 

 

【見つけた生き物】

 

両生類 :トノサマガエル、アマガエル、ヌマガエル

魚 類 :カワムツ、オイカワ、キタノメダカ、タモロコ、ムギツク、ドンコ、トウヨシノボリ、モツゴ、ドジョウ、

     アカザ、タイリクバラタナゴ

水生昆虫:タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(ハグロトンボ、コヤマトンボ、サナエトンボ科)

甲殻類 :モクズガニ、ミナミヌマエビ、スジエビ

貝 類 :マシジミ(もしくはタイワンシジミ)

 

来月の田んぼの学校も小川に入ります。

 


田んぼの学校2022年6月度(実施報告)

田んぼの学校 6月

 

2022年6月19日(日)9:30~11:30

天気:晴れ

テーマ:初夏の田んぼ

参加者:18家族,1グループ 52名+スタッフ5名

 

いい天気になり、日差しも強くなりました。夏が近づいています。

今月の田んぼの学校はビオトープです。

今月のパスポートのスタンプはカエルとトンボ、缶バッジはアカハライモリです。

 

先月と比べて、水が温かくなってきました。生き物の姿も増えてきました。

何がいたのか、みんなで捕まえた生き物を観察していきます。

 

 

ドジョウ

アカハライモリ

アカハライモリの幼生。えらがあります。

マルガタゲンゴロウとシマゲンゴロウ。

画像はありませんが、他にはトノサマガエルのオタマジャクシが沢山いました。アマガエルも少々混じっていました。ほとんど足が生えており、もうすぐ上陸すると思われます。

 

今回は久しぶりに鍋を再開しました。

 

【見つけた生き物】

両生類:アカハライモリ(成体と幼生)、アカガエル、オタマジャクシ(トノサマガエル、アマガエル)

魚類:ドジョウ、メダカ

昆虫:タイコウチ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ゲンゴロウ類幼虫、ヤゴ(イトトンボ類、シオカラトンボ、サナエトンボ類)

その他:ミナミヌマエビ、マルタニシ、カワニナ

 

来月の田んぼの学校は小川です。

 


田んぼの学校2022年5月度(実施報告)

田んぼの学校5月

2022年5月15日(日)9:30~11:30

天気:晴れ

テーマ:春の田んぼ・オタマやタイコウチ

参加者:14家族37名+スタッフ6名

 

天気もよく、涼しい日になりました。今月の田んぼの学校は、ビオトープに入ります。

今回のパスポートのスタンプはオタマジャクシです。

今月に入ってから、ビオトープも生き物の姿が目立つようになりました。

どんな生き物が見つかるでしょうか。

捕まえた生き物は、白バットに入れてみんなで観察しました。

アカハライモリとドジョウ。

シマゲンゴロウとコオイムシ。今日はゲンゴロウの仲間がたくさんいました。7種類ものゲンゴロウ類がいました。

【見つけた生き物】

両生類:シュレーゲルアオガエル、オタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル、アカガエル)、アカハライモリ

魚: ドジョウ、メダカ

昆虫: タイコウチ、コオイムシ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、キベリクロヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ類、サナエトンボ類、イトトンボ類)

その他: ミナミヌマエビ、ヒル、カワニナ、マルタニシ

 

来月の田んぼの学校も、ビオトープです。


田んぼの学校2022年4月度(実施報告)

 

田んぼの学校4月度
「タンポポなど春の草」

日時:4月17日(日)晴れ
参加者:9家族 22名
スタッフ:4名

2022年度の田んぼの学校が始まりました。
 


今年度の第一回目、春の植物。良いお天気になりました!。


最初なので年間パスポートを発行しました。


4月のスタンプはナナホシテントウです。
春の植物の会なのですが、やっぱり子どもたちは虫だよねとナナホシテントウになりました。


今回は植物ビンゴです。花の色、葉の付き方、茎の様子などを観察します。
色の判断は各人にお任せです。本人が青と思えばそれは青です。


スタートはスミレの仲間です。ヒメスミレがありました。
少し移動するとスミレがありました。
もう少し移動するとアリアケスミレがありました。
みんなすぐに区別できるようになりました。
田んぼの近くに行くとツボスミレも出てきました。


葉の出方や毛の有無などは、お父さんやお母さんに助けられて、全員がシールを貼りきりました。

子どもたちは、「これなに?」とたくさん持ってきてくれました。

観察した植物は
スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、ツボスミレ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ、スイバ、カラスノエンドウ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、ヒメオドリコソウ、セリ、ヨメナ、オヘビイチゴ、オニタビラコ、カタバミ


実習室に帰って、ビンゴの景品配布です。全員一等賞なので、全員で一斉に好きなのを選んでもらいました。
景品はスタッフが山から拾ってきた水晶や鉱石のかけらでした。

9家族22名をスタッフ4名でご案内しました。

 

 

 

 


田んぼの学校2022年3月度(実施報告)

 

田んぼの学校3月度
「早春のビオトープ」

日時:3月20日(日)雨のち曇り
参加者:6グループ24名
スタッフ:3名

気温が高くなる日が増え、空からも雪ではなく雨が降るようになりました。
2月の田んぼの学校の時にはまだなかったアカガエルの卵塊がたくさん増えたので、今日の田んぼの学校は卵塊調査です。


先週あたりから数が急に増えてきて、大きな塊だと1つなのかいくつかくっついているのかわからなかったり、いくつくっついてるのかわからない卵塊もたくさんあります。


また、草の根元やビオトープの真ん中辺りだと見えづらく、成長が進んで崩れかけた卵塊もあるので数えるのに一苦労です。


家族ごとに数えてもらって、西側のビオトープエリアでは500個ぐらい、東側は工事の関係で全部は調べられませんでしたが200個ぐらいの卵塊がありました。


成長段階の違う幾つかの卵塊を持ち帰り触り比べてもらいました。産んで数日だとまだプルプルしたしっかり塊で、日にちが経つほどスカスカのだらっとした塊になります。

西ビオトープでの産卵は一段落、この後しばらくは卵塊の成長具合を見比べることができます。3月に来園される方はビオトープのアカガエル卵塊もご覧になってみてください。
親ガエルはどうしてるかって?
一仕事終わったので暖かくなるまでまた眠ります。


各家族が数えた卵塊の数。


スタンプはフキノトウ

 

 

 


田んぼの学校2022年2月度(実施報告)

 

2月20日(日)
田んぼの学校
~冬の生きもの~ビオトープ~

「冬は生き物達はどうしてるんだろう?」
「そもそも、冬に生き物はいるのかな?」
「コウノトリは冬でもビオトープで何か食べてるよ。」
「じゃあ、何がいるのか探しに行ってみよう!」
ということで、みぞれ交じりの中ビオトープに生き物探しに出発です。
すぐそこですが、ビオトープに着いたら少し晴れてきてみぞれも止みました。


網を持って、あっちをごそごそ、こっちをごそごそ。
時折「お魚見つけたー。」「なんか変なのおった!」という声が聞こえてきます。


空が曇って再び雪が降りそうになってきたので、文化館に戻って生き物観察です。


同じような生き物に分けていきます。


ミナミヌマエビとメダカが多かったですが、他にもヤゴやトビケラなど冬越しをしている生き物を見つけることができました。
冬場、コウノトリが餌探しが大変なのがよくわかりました。


スタンプはアカガエル。
今年、ここではアカガエルはまだ産卵していません。
3月にはたくさんの卵塊を見ることができるでしょう。

見つけた生きもの:ミナミヌマエビ、メダカ、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ、コサナエ、オオイトトンボ、
         ムラサキトビケラ、ホソバトビケラ、ミズムシ、コオイムシ、
マツモムシ、コミズムシ、
         カワゲラ、カワニナ。14種類。
参加者:3家族、9名
スタッフ:2名


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