自然観察講座・野鳥観察会(実施報告)
日時:2016年1月23日(土)13:30〜15:30
天気:雨
参加者:16名 (うち子供2名)
講師:高橋、橋本
これまでは平日に開催していた自然観察講座ですが、より多くの人たちが参加できる週末の開催に変更しました。新年最初の観察講座は「野鳥観察会」。マスコミでの事前広報もあったせいもあり、16名の参加者がありました。
まずは、学習室で30分間の予習です。剥製と配布資料を使いながら、識別ポイントなどのお話しを聞いてもらいました。
各自の車で移動し、立野橋東詰め堤防の広い路肩に車を置いて、円山川のカモ類を観察しました。雨脚がどんどん強まってゆく中、十分な観察をしてもらえなかったのが残念でした。マガモ、コガモ、オナガガモがたくさん。県立大大学院生がハシビロガモの1ペアを見つけてくれました。
堤防を下りてコハクチョウのポイントに移動しますが、見つけることができません。そうこうするうちにハヤブサが飛来。ドコモのアンテナ塔に止まったところをスコープで見てもらいました。
雨脚は弱まることなく、ここで現地解散としました。
地元の観察者からコハクチョウの居場所情報が入り、解散後に希望者を案内しました。ちょうど百合地巣塔のすぐ南の、水の張っていない田んぼにいました。雨の中、最後までお付き合い頂いた参加者の皆様にはラッキーでしたね。
自然相手の観察会ですので、天候も思うようになりませんし、期待する相手が見つからないこともしばしばです。ラッキーやアンラッキーも、その時々で楽しみながら、豊岡盆地の多様な自然と触れ合ってもらえばと思います。コウノトリ文化館では、皆様をそんな素敵な世界へご案内する機会を、これからもどんどん企画してゆきますので、ぜひご期待下さい。