日時:2025年9月28日(日)9:30〜11:30
場所:ハチゴロウの戸島湿地
天気:晴れ
参加者:2名
スタッフ:2名

人工巣塔にコウノトリがいなかったので特別に巣塔の下の道沿いにも入れていただきました。そのおかげで湿地環境、山裾の環境、草刈りをされた環境と多様な環境を見ることができました。

参加者の方と一緒にカヤツリグサの茎を割いて蚊帳を作り、名前の由来を体感しました。メリケンガヤツリの茎でもできました。両端から裂いていくと四角になります。

スズメウリ。カラスウリより小さいのでスズメなのでしょう。
参加者の方からスズメウリの未熟な実(緑色のもの)は食べたらキュウリの味がすると教えていただき早速かじってみました。歯ごたえ、味はキュウリでした。オキナワスズメウリが有毒なので飲み込むことはせずに、吐き出しましたが、本当にキュウリでした。熟すと白くなりますが、中の果肉はほんのり甘いそうです。
域外保全をされているフジバカマには、ツマグロヒョウモンなどが訪れていました。
観察した植物
フジバカマ、ヒヨドリバナ、ヒメジソ、イヌコウジュ、イヌタデ、エノキグサ、ボントクタデ、ハナタデ、ヤブタバコ、コメナモミ、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ、メリケンガヤツリ、ホソミキンガヤツリ、ヨシ、ススキ、ヌカキビ、チカラシバ、エノコログサ、アキノエノコログサ、キンエノコロ、ツリフネソウ、アオミズ、エゴマ、サンショウ、カリン、ウラジロガシ、ニガキ、ヤマナシ、ゲンノショウコ、スズメウリ、ヤマノイモ、オニドコロ、サルナシ、カクレミノ、カナムグラ、アマチャヅル、ヤブガラシ、ケナシミヤマシシウド、ツノハシバミ、オオニシキソウ、アワブキ、ゴマギ、メリケンカルカヤ、タチシノブ

ボントクタデ
ヤナギタデは見つかりませんでした。

エゴマ
匂いが爽やかではなかったのでレモンエゴマではなくエゴマと判断しました。

アワブキ
果実を見たのは久しぶりです。

サルナシ
高いところに5個ついていました。

ケンポナシ
まだ未熟だったようでおいしくなかったです。

9月22日の下見時、激しいバトルが繰り広げられていました。
下見の時に舞ってくれたコウノトリが見られなかったのが残念でしたが、ミサゴのダイビングは見ることができました。