キノコ・粘菌観察会「森の宝石探し」
日時:2021年7月4日(日)9:30~12:00
天気:曇り一時雨
参加者:4名
スタッフ:稲葉(サポートスタッフ2名)
毎年1,2回キノコ観察会をしていますが、今年はキノコ・粘菌観察会として初めての実施となりました。遠く静岡県や大阪府からの参加もありました。生きものについて詳しい大人ばかりの、いつもとは少し雰囲気の違う観察会でした。
雨が降りそうで降らないとても蒸し暑い状況でしたが、観察広場奥の自然観察路周辺ではキノコや粘菌がたくさん出ていました。宝石のような美しいキノコや粘菌はあまり見ることはできませんでしたが、コモチクダホコリがにぎやかに発生しているのを見ることが出来たのは良かったと思います。1時間半ほど野外観察をしてから学習室に戻り、机にキノコを並べて観察しました。粘菌は実体顕微鏡や生物顕微鏡で検鏡して、キンチャケホコリを確認しました。オリーブサカヅキタケやキミミズフクロホコリ?も初めてみることが出来ました。
観察した種
【キノコ類】
アカヤマタケ、トガリベニヤマタケ、ツルタケ、オオツルタケ?、ヒメコガサ、オリーブサカヅキタケ、アイタケ、ベニタケの仲間複数種、その他ハラタケ目の仲間複数種、ツノフノリタケ、ツノマタタケ、ツヤウチワタケ、アミスギタケ、ヒイロタケ、スエヒロタケ、その他サルノコシカケの仲間複数種、アラゲキクラゲ、ハナビラダクリオキン、マメザヤタケ、パイプタケ
【粘菌】
キンチャケホコリ、コモチクダホコリ、キミミズフクロホコリ?、エダナシツノホコリ、ムラサキホコリの仲間複数種