アカガエル調査続報
2月のアカガエル調査の続報です。
<卵塊数(一部追加)>
文化館の溝 4
西の谷ビオトープ(文化館裏) 295
東の谷ビオト-プ(公開ゾーン) 262
東の谷展望台へのビオトープ 314(ヤマアカガエルの死体1)
東の谷観察サイト裏の池 150 (たくさんの卵塊が集合している)
西の谷と東の谷の中央のビオトープ 0
西の谷 299、東の谷 726 合計1025 となりました。
1卵塊に2000個としても、2000×1000=2000000 200万の小さなオタマジャクシが生まれるということですね。このオタマジャクシを資源に、多くの動物たちが生きていきます。
少し見にくいですが、この個体は目の後ろの線が曲がる。腹側に大きな斑点が多い、などの特徴からヤマアカガエルと判断しました。この個体がいたビオトープでは例年ヤマアカガエルの子ガエルが見られます。しかし、ほとんどの卵塊はニホンアカガエルのものと考えています。初期の卵塊を手ですくった時のまとまり感?、周辺での越冬個体にニホンアカガエルが多く見られること、オタマジャクシの段階で背中に斑点が出るものが多いこと、上陸したばかりの子ガエルにニホンアカガエルの方が多いこと、などが根拠です。