田んぼの学校 7月

参加者 約100名
田んぼの学校・7月は小川の生き物調査。川で人数を数えたら90人以上だったから、鍋グループを入れるとちょうど100人ぐらい。今回もたくさん参加していただき、鍋(アジのつくね)を準備した甲斐がありました。鍋スタッフのみなさんご苦労様でした。

田んぼと小川はつながっていて、生き物はそこを行ったり来たりしています。田んぼを産卵場所に利用する魚が多いようです。カエルは陸伝いに、ゲンゴロウ類は空を飛んでやってきます。
田んぼの周辺に自然の豊かな小川がないと、いくら魚道を付けても、魚はあがりません。今回調査した場所は、小さなワンドや淵(深い場所)、泥の底や石の底、いろいろな環境が見られる場所です。



流れの速い場所は瀬になっていてここにはカワムツが見られます。かなり大きな個体もいます。石の多いところにはヨシノボリ類、ナマズもいるはずですが、今回は見つかりませんでした。魚は手網では簡単には採らせてくれません。何回かやっていると、だんだんうまくなります。今回は今までより上流で調査したので、中流域の魚が見られました。
<記録された生き物>
カワムツ、オイカワ、タモロコ、メダカ、カマツカ、ヨシノボリ類、ドジョウ、シマドジョウ、タイコウチ、モクズガニ、ミナミヌマエビ、カゲロウ類の幼虫