田んぼの学校2015年6月
日時:2015年6月21日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:初夏の田んぼ・トンボやカエルやメダカ
参加者:親子33名+スタッフ10名
明け方の大雨でフィールドワークが気がかりでしたが、開館時には雨も上がって予定通りに始まりました。6月度の田んぼの学校はビオトープの生き物調査。開会前の子供たち、すでに文化館横の水槽の生き物に夢中です。
15組ほどの親子が集まりました。今回が初めての子供たちがたくさんいて、田んぼの学校の全体の説明を最初にしました。
ビオトープへ渡る橋のたもとで、生まれたばかりのオニヤンマがいよいよ空に飛び立とうとしているところを、子供たちが見つけました。ピカピカ光って綺麗な翅です。
ビオトープで子供たちを解放すると、いつものとおり、最初はこわごわ水に入りますが、すぐに大胆に裸足でどんどん泥の中を進んでゆきます。ビオトープにとって、子供たちによる攪乱がとても有効な活性源となっています。
採った生き物を種類別に仕分けし、最後にそれぞれの生き物の名前や特徴を教えてもらいます。前月はたくさん見つかったゲンゴロウ類が、ほとんど見られなくなるのも、季節の推移です。秋口になるとまたゲンゴロウが増えてきます。
今日確認した生き物リストです。
魚:ドジョウ10以上、メダカ26以上
両生類:アカハライモリ、トノサマガエル、オタマ(シュレーゲル、トノサマ)
昆虫:マルガタゲンゴロウ1、クロゲンゴロウ1、クロズマメゲンゴロウ1
ガムシ3、ヒメガムシ5
タイコウチ成虫3幼虫多、コオイムシ成虫5幼虫多、マツモムシ多、ゲンゴロウ幼、
ヤゴ(シオカラトンボ、イトトンボ、サナエトンボ)
その他:ミナミヌマエビ、ヒル、スジブトハシリグモ
お昼の大鍋は、地元野菜と本マグロのツミレでした。