2009年のコウノトリ


新年になって、冬らしい天候が続く。雪も降ったがまだ本格的に積もってはいない。野外のコウノトリたちにとっては厳しい季節が続く。ここを乗り切れば、すぐに繁殖期が待っている。
1月3日、六方田んぼの放鳥拠点のフレームにたたずむコウノトリ。じっとあたりを見回している。

1月4日、河川敷にある東浦ビオトープ。工事中の河川敷にぽつんと一羽。

しばらくするともう一羽飛んで来て近くに降り立つ。

そして、よく見るとさらにもう一羽いる。この後、三木の放鳥拠点で二羽。この日はここに五羽いたことになる。
絶滅する前のコウノトリは、豊岡盆地のどこで、何を食べて冬を過ごしていたのだろう。そこは、どんな環境条件に支えられていたのだろう。今となっては、なかなか見えてこない。