コウノトリ野鳥観察会2025年12月(実施報告)NEW!

日時:2025年12月14日(日)13:00〜14:30
天気:小雨
参加者:7名(3組)
案内人:高橋

ウラニシ模様のあいにくの天気の中、子供1名を含む7名の参加者で観察会を行いました。13時のコウノトリ定時解説でコウノトリの概要を説明したあと、各自双眼鏡を持ってもらい、傘を下げて屋外へ。観察広場内の6羽のコウノトリの紹介をしながら西ビオトープを観察。稜線のアオサギの巣を見上げながら、ウノトリとサギの営巣方法の違いを説明しました。

天気が悪いので野鳥も姿を現しません。かろうじてトビが上空を飛んだので、トビの識別方法を説明。柿の実りのことやツキノワグマの出没の話をしながら東ビオトープに移動します。祥雲寺ペアが採餌しているかと期待しましたが見つかりません。ドーム型ケージのある池からコガモの群れが飛び立つのを観察しました。

風雨を避け、観察サイトに移動して図鑑写真でコガモの説明をしました。池になにかいるとの観察者の声。潜水採餌を繰り返すカイツブリでした。開いていた図鑑でカイツブリの姿や鳴き声を確認してもらいました。

帰路、山からハシボソガラスの複数の声が聞こえました。往路では入らなかった観察広場のウォークイン観察路に入り、一般の来園者と一緒に飼育コウノトリを目の前で見ながら、補足の解説を行いました。

多目的ホールに戻り、天井の梁に設置してある野鳥の剥製を使って館内バードウォッチングをし、まとめをして終了しました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、トビ、コガモ、カイツブリ、ハシボソガラス(声)