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田んぼの学校10月

アカトンボ調査
参加者 12人
今日はいろいろな行事が重なって、12人になりました。しかし、それなりに良い調査ができました。
アカトンボが少なく、どうなるかと思いましたが、一人5匹のノルマを目指してがんばりました。

ビオトープより周辺の山際の木のまわりに多く見られました。ビオトープにはシオカラトンボがまだ残っていました。

人数が少ないので、種類わけが、正確にできたと思います。子どもたちはすぐに雄雌の区別や、ナツアカネとアキアカネの区別を覚えてしまいました。

調査結果
ナツアカネ♂8♀13計21  アキアカネ♂6♀9計15  キトンボ♂1 ネキトンボ(目撃1) シオカラトンボ♂1 ハグロトンボ♂1♀1計2  以上40個体
今年は10月に入ってもアカトンボの数が少なく、今回の調査でも少ないと予想していた。ナツアカネの捕獲数は例年とあまり変わらないので、今年のアカトンボの少ない原因はアキアカネにあるようだ。また、ノシメトンボがまったくいないのも気になる。

鍋にいれた魚。濃厚でおいしかった。


田んぼの学校・奈佐路

谷間にある、とても環境のよいビオトープです。水の管理がしっかりと行われています。ここにコウノトリの巣塔も立っています。

植物は、ヒシが多く、コナギ、クログワイが目立ちました。

雨が降り、子どもたちは少なめでしたが、大人も入れて40人ぐらいになりました。途中かなり雨あしが強まりました。

ドジョウが多く、ゲンゴロウ類もたくさんいます。クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウの5種類。ガムシ類は、ガムシ、コガムシ、ヒメガムシの3種類。タイコウチ、ミズカマキリ、オオコオイムシ、マツモムシと定番が出そろいました。変わったところでは、アカザがまぎれ込んでいました。取水口からだと思います。


ツチガエルがいました。まだ、上陸したばかりです。オタマジャクシもいました。これもツチガエルだと思います。ツチガエルは遅くまで産卵し、オタマは越冬することもあるそうです。遅くなると、田んぼの水温があがるというリスクがあり、普通のカエルは7月のはじめには、上陸します。夏場の田んぼの水はお湯のようになっています。
ツチガエルが平地の田んぼに住めないのは、水温が高すぎることも一因だと思います。今回のビオトープは谷川から水を引いており、水がよく循環しています。


出張田んぼの学校

今年度の出張田んぼの学校
今年度は5回です。地域でやるのも楽しいです。
田んぼの学校の常連の参加者の紹介で、地元で実施するというパターンもあり、少しずつ広がっていると思います。
府市場は手作りのうどんとセットでした。遊んで食べるという市民研方式でした。
田んぼや川で遊ぶという活動の普及に市民研も一定の役割を果たせていると思います。
1.6月13日 気比  公民館  田んぼ
2.6月19日 福住  公民館  川
3.6月24日 日高 弥布 日高小・共生課  田んぼ
4.8月8日 府市場  子ども会  川
5.9月25日 八代  公民館  田んぼ
3は、小学校の先生の研修会を兼ねてです。
5の八代は共生課を通していません。
昨年は中筋、奥小野にも行きましたが、今年は、地元で行われたようです。
公民館が地元の人たちと一緒に企画するという形がいいようですね。
<上田代表が対応>


田んぼの学校9月度 イナゴ、バッタ

2010年度田んぼの学校9月度
9月19日(日) あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
天気:晴れ
参加者:60人

本日の鍋は久美浜沖で上がったバショウカジキ、24キロ1本。

下ごしらえに余念のない鳴海食糧局長。

いつものビオトープ用の網ではなく、今日は虫取り網と虫かご。

まずは園内芝生でウォーミングアップ。バッタの数よりシカの糞の方が多い。

巣塔のある田んぼの中のビオトープに移動。

ここにはたくさんのバッタがいて、子どもたちが追いかけていました。

あっという間にたくさんのバッタがとれました。
コウノトリ市民研究所の活動の原点であるビオトープに久しぶりに入りましたが、とてもよい生き物生息環境が出来ていました。放鳥拠点としての役目を終えたのなら、再びこのビオトープに子どもたちを放って定期的に緩やかなかく乱を継続させるのが環境保全につながると思います。

コウホネが黄色い花を咲かせています。兵庫県RDBでは、このたびの見直しでAランクに格上げされた希少種です。

アジアイトトンボは、この時期のイトトンボの中で一番目立つ存在です。

本日の主役イナゴ。

暑くなってきたので早めに上がり、つかまえた虫の数を調べます。

上田代表から、今日のバッタ調査の報告をしました。

圧倒的にイナゴの数が多いです。
イナゴ 212
エンマコオロギ 28
ショウリョウバッタ 11
ササキリ 8
マダラバッタ 4
シバスズ 3
マダラスズ 2
クサキリ 2
カマキリ 2
ヒシバッタ 1
カナヘビ 3
カエル 1
イトトンボ 7
ハグロトンボ 1
シオカラトンボ 2
オオシオカラトンボ 1

いつもより早いお昼の大鍋となりました。カジキマグロのあっさりとした味噌汁が美味しかったです。


スケバハゴロモ?(幼虫)


スケバハゴロモ?(幼虫) カメムシ目ハゴロモ科 (Euricania facialis)
(透羽羽衣)
幼虫である。スケバハゴロモの幼虫ではないかと思うが、もしかしたらベッコウハゴロモかもしれない。あるいは別種かよく分からない。

しっぽのようなタンポポの種のような、、糸状の蝋物質が特徴的である。
成虫になるとはっきりわかるのだが、その後羽化した成虫は確認できていない。しかし、スケバハゴロモの成虫は以前同じ場所で見かけたことがある。

スケバハゴロモは雑木林の周辺で見られるという。我が家の庭は、ミニミニ里山を目指しており、それなりにそれっぽくなっている。成虫と幼虫が同時に見られることも多いようであるが、草とりをしすぎてしまい、少し環境が適さなくなってしまったかもしれない。
庭にいる小さな不思議な生き物である。


田んぼの学校2010.08.15 里山探検


2010.08.15 里山探検
晴れ、参加者約20名
お盆の日曜日、しかも猛暑のなか、今日は参加者はスタッフだけかと思っていましたが、5家族の参加がありました。
熱風が吹く中、山を登りますので、熱中症が心配でしたが、何とか無事終わったようです。
私は途中で仕事が入ってしまい抜けましたが、以下上田代表のコメントを掲載します。
良い写真がある人は載せてください。
虫は少なかったですね。暑さのせい? 全国的に虫が減っているという話もあります。
今日確認できた種
ウバタマムシ、ルリボシカミキリ(死骸)、カマキリ、クルマバッタ、ミルンヤンマ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、ギンヤンマ、オニヤンマ、キイトトンボ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、カナヘビ、トカゲ、シマヘビ、サワガニ、クロアゲハ、シオヤムシヒキ
(目撃だけのものも含む)
小さな谷でも、ミルンヤンマ、サワガニなど、しっかりと渓流の生物がすんでいます。ビオトープより上流の工事した部分は、ひどい状況ですが。ここには、トビケラなど水生昆虫も面白い種が確認されていますし、ムカシヤンマも多いですね。今日はいませんでしたが、タマムシもよく見られます。ルリボシカミキリもいて、里山の自然もあなどれませんね。


書評:「となりのツキノワグマ」宮崎学著


2010年8月8日(日)の神戸新聞「ひょうご選書」欄に、自然界の写真報道家・宮崎学氏の新刊「となりのツキノワグマ」の書評を書かせて頂きました。とても面白い本です。ぜひ読んでみてください。


アオバハゴロモ


アオバハゴロモ カメムシ目アオバハゴロモ科(Geisha distinctissima)
青羽羽衣

 ウドの幹に、白いワタのようなものが沢山くっついている。前回報告したアブラムシの仲間のワタムシではない。ワタがもっと大きいのだ。よく見るとワタの中に虫らしきものが入っているような塊があり、さらによく見ると、やはりムシである。触ってみると勢いよくジャンプするので驚いてしまう。ワタの中に結構しっかりした虫が入っているのだ。
 アオバハゴロモという昆虫の幼虫である。

 彼らは、体から蝋物質を分泌し、束のようにしてあるいは粉末を全身にまとっている。真っ白純白である。こいつが止まっているウドにも綿状のものが付着して、ウドという植物はこのように白い綿状のものを茎についているのが通常なのかと錯覚してしまう。幼虫は集団でいることが多いので、ウドは白いワタまみれになっている。

 7月、気がつくとウドに白いワタが沢山目立つようになり、次の週に見てみると羽化している。アオバハゴロモの成虫。薄い緑色が美しい。初めてこいつを見たときは、枝豆を連想した。ぱっと見には、つるつるの薄緑の枝豆みたいできれいな虫であるが、クローズアップで近づいて見てみると、おいしそうではない。

 柑橘や茶、庭木などにも発生し、成長を害されるので害虫ということで、アオバハゴロモについて調べてみると駆除方法等が解説されている。でも個人的には駆除しようなんて気にならない。好きな虫なのである。
 学名のGeishaとは芸者のこと。ぱっと見には美しく、よく見るとお化粧をしているようにも見える。薄緑色はおしろいをしたようにも見える。羽の後端を中心に紅をさしたようになっている。白いワタを身にまとってぴょんと跳ねる幼虫が芸者を意識させたのかもしれない。いずれにせよ命名者のセンスを感じる。アオバハゴロモである。


ワタムシ


ワタムシの一種 (カメムシ目・腹吻亜目・アブラムシ科)
綿虫

 庭で葉っぱの裏を見てみると、白いワタのようなものが沢山くっついていた。隠れるように反対側に移動するものがいる。少し動いて飛び立つものもいる。それが綿ぼこりのように漂っている。

 この生物は何なのかと気になっていた。調べてみると、どうもワタムシという昆虫の仲間らしい。リンゴなど果樹の害虫としてもその関係の人たちには有名な生き物。アブラムシ「アリマキ」の仲間であった。

アブラムシは、羽のない状態で沢山増殖してコロニーを作る。アブラムシの仲間に、ワタのような蝋物質を分泌して、それを身にまとって生活しているものがある。これがワタムシの正体である。アブラムシの飛ぶ力は弱いので、綿のような蝋物質を身につけているので飛びにくくて空気の流れに身を任せ、綿ぼこりのように漂う。北海道ではユキムシと呼ばれ、これが見られると間もなく初雪が降るということで親しまれているそうです。

たしかに、沢山くっ付いている様子はアブラムシの仲間であることを連想させるし、実際にテントウムシの幼虫に捕食されてもいる。白い綿状のものが美しく不快感はあまりないが、逆光で見ると綿が透けて虫の胴体や排泄物が分かり美しくない。

アップで観察すると、小さな羽根が見られ、綿の中にアブラムシがいることが分かる。種によってはリンゴなどの果樹に被害を出すが、庭木に付くものは大した被害は出ないようである。
種類を特定する自信はないが、庭に勝手に新しく生えてきたエノキについていたことや、インターネットのサイトで見る限りよく似ている事からエノキワタアブラムシ(Shivaphis celti Das)ではないかと思う。


田んぼの学校2010.07.18 小川で魚とり


参加者約75人 晴れ
気温は高いが、風はさわやかである。

東公開ゾーンの東屋を基地にして鎌谷川で採集。
やる気満々の子供たち多数。
確認された生き物は以下のとおり(抜けているもの沢山あると思います。)
カワムツB  フナ カマツカ ムギツク ヨシノボリ類 メダカ オイカワ ドンコ ドジョウ タモロコ
モクズガニ サワガニ ミナミヌマエビ アメリカザリガニ
マルタニシ カワニナ 
シオカラトンボ オオシオカラトンボ ウチワヤンマ ハグロトンボ コシボソヤンマヤゴ? ヤマトンボ類ヤゴ ギンヤンマヤゴ カワトンボ類ヤゴ トンボ型ヤゴ ガムシ マツモムシ
ヘビトンボ幼虫(マゴタロウ) ゲンゴロウ類幼虫 カゲロウ類幼虫
(おまけ)カブトムシ
ドンコ

カマツカ

オイカワ

カワトンボ類ヤゴ

ヤマトンボ類ヤゴ

ヘビトンボ幼虫

カゲロウ類幼虫


カブトムシ(おまけ)

田んぼで出てくるやつらとは少し違う川の生き物たち。前の日からもんどりを仕掛けて、少し大きなモクズガニ、カマツカが入ってました。

猛暑とスタッフも疲れ気味だったので、追い込み漁はしませんでした。
鎌谷川の流れは冷たいが、田んぼビオトープから流れてくる水は温かい。
魚たちとモクズガニは文化館の生態展示に。あとは逃がしてやりました。

大鍋はシカとイノシシと地元野菜。コウノトリ米でイサキとキンメダイで少し味をつけたごはん。


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