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野上ビオトープ06,01,03


野上ビオトープ水田にも雪が積もり、開放水面が少ない。
ハチゴロウを見に行くと、3時半ごろ思いもかけずにビオトープに舞い降りた。
雪の上を歩き、少し移動して、水の出ているところで少し採餌行動。その後じっとたたずむ。
あとから知ったことだが、この日はお昼ごろ郷公園へ行っており、放鳥コウノトリから激しい攻撃を受けて追い払われたそうである。繁殖期に入ったからか、放鳥コウノトリたちも部外者には非常に厳しい対応をしているようだ。


雪のコウノトリ

 
 12月24日。大雪の合間、晴れ間を見て放鳥コウノトリの観察。
 放鳥コウノトリたちは、ようやく遠くまで飛行するようになったが、相変わらずコウノトリの郷公園を拠点としている。
 東公開ケージには10羽が飼育されているが、その中に放鳥コウノトリが普通に入り込んでいる。よく見ると13羽いて、3羽にアンテナが付いている。
 そこで餌をもらって、気が向いたらビオトープで餌を探したり、大空を飛んでみたりと楽しそうである。
 
 しかし、飛べないやつらの中に飛べるやつが5羽。飛べないコウノトリたちは面白くないだろうなあ。
 


カラスに絡まれるハチゴロウ


いつも機嫌よく飛んでいるハチゴロウであるが、今日は沢山のカラスに絡まれてというかおちょくられていました。
閉口して巣に戻っていました。

カラスに集団でいじめられるハチゴロウ


ベニシジミ


このところ寒い日が多かった。今日は小春日和。木の葉に止まるベニシジミを見つけた。どこか違和感がある。ほとんど動かない。ケヤキの葉とともに落ちていくつもりなのだろう。ヒメジョンの花に来ていた頃は、やわらかい体にエネルギーが満ちていた。

幼虫で越冬し、成虫は春早くから現れる。スイバの葉で育つので、田んぼの畦や河原の土手などに多い。


コハクチョウ


コハクチョウ05,11,03
 
3日ほど前に、戸島湿地のハクチョウが4羽から5羽に増えているという情報が入り、どうも今年生まれのコハクチョウが1羽増えたようである。
今日見に行くと確かに1羽増えていて、嘴の加減や首の太さが違い、コハクチョウに間違いない。オオハクチョウの家族には入れてもらえず、接近するとつつかれて追われている。しかし、子供一人でよそへ飛んでいくこともできず、オオハクチョウ一家のそばを離れられずにいる。
見ていると、オオハクチョウに比べやや華奢な体に、顔つきも寂しそうで、少しかわいそう。
元気に越冬してほしいですね。
さて、コウノトリにミズアオイにオオハクチョウにコハクチョウ、ほかにもいろいろと希少水鳥、冬鳥の住処になっている戸島湿地。どうなるんでしょうね。
オオハクチョウの子はお母さんと一緒


冬季湛水始まる

コウノトリの郷公園の前でトラクターが田んぼの中を動いていた。よく見ると水が入っている。展望台にあがるとまるで春の田植え前のような光景。帰りに六方の田んぼ道を走るとここでも水が入っていた。豊岡でもいよいよ本格的に冬季湛水が始まろうとしている。こんな風景があちこちにできると、やがてハクチョウやガンが越冬する日がくるだろう。


オオハクチョウ(戸島湿地)05,10,29


オオハクチョウ05,10,29
 
戸島湿地にオオハクチョウが来ているというから、ハチゴロウとセットでハクチョウが見られたらと思い行ってみた。
湿地より少し集落側の稲刈り取り後の水田に4羽のオオハクチョウがいた。ここ数日は毎日来ているようだ。何を食べているのか、2番穂があるわけでもないのに稲わらぐらいしかないように思うが、しきりとしゃぶしゃぶやっている。
非常に人馴れしていて、お父さん?はしょっちゅう首を伸ばしてあたりを警戒しているが、人間は警戒の対象外。平気で10mぐらいまで近づいてくる。
僕が見ている1時間ほどの間に、2組の人間がパンの耳のようなものをやっていた。餌がもらえるから毎日ここにきているのかな。
3年前、鳥取でコハクチョウを見たが、コハクチョウより首が長くて、子供はより灰色が黒いように思う。コウノトリのような鋭い顔ではなく、かわいらしい犬がまじめな顔をしているみたいなやつだ。
しばらくしたら、但馬野鳥の会の早川さんと、標識調査員?の久下さんが来た。嘴の黄色い部分の形や首の太さなどからオオハクチョウに間違いないとのこと。
オオハクチョウは普通もっと北のほうに多いので、家族で豊岡に来るなんて、かなり珍しい出来事なのではないだろうか。戸島湿地をねぐらにしているのだと思うので、僕はあそこが埋められなかったら、越冬するだろうし、毎年やってくるのではないかと期待している。
コウノトリと、ミズアオイと、オオハクチョウ、希少動植物の宝庫、新たな観光地、戸島湿地。果たして予定通り埋められるのだろうか。
カテゴリを但馬の野鳥にしようか迷ったが、僕の報告だからビオトープ観察日記にしました。鳥に詳しい人コメントお願いします。


秋のノビタキ


この「但馬の野鳥」の記事も久しぶりである。春のノビタキを書いて以来だ。季節は巡り、北で繁殖を終えたノビタキが南に移動する季節になった。豊岡盆地での今秋のノビタキ初認日は9月23日。一週間経って田んぼのあちこちでノビタキの姿を見かけるようになった。
南に向かうノビタキがやってくると、豊岡盆地もいよいよ秋を迎える。ノビタキが止まるセイタカアワダチソウはやがて黄色く色づき、ススキは白い穂を垂らすようになって、秋の深まりとともにいつしかノビタキの姿もひっそり消えてゆく。
撮影:2005/10/01 豊岡市赤石


祝!、放鳥


うまく飛び立ちました。
出来過ぎです。
発信機をしょったコウノトリ。ハチゴロウとだいぶ違います。
コウノトリたちは役者ですね。
秋篠宮様ご夫妻の放鳥


野上ビオトープ05,08,20


野生コウノトリの採餌2
野上ビオトープ 05,08,20
 八五郎は8月になっても野上ビオトープをよく利用している。
 今日観察していると1時間半ほどの間にドジョウを4匹と、カエルやその他よく判らないものを食べていた。結構餌があるのだ。
 バッタ類も良く食べている。これ、ショウリョウバッタ


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