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オニヤンマ


オニヤンマはでかいよ。
日本のトンボでは一番大きいのではないかな。
腹長(おなかの部分の長さ)が7センチ以上にもなるよ。
ギンヤンマよりもさらに1センチぐらい長いんだ。

山ぎわの水路や小川のあたりで長い距離を行ったり来たりしているから、一度見つけたらしばらく待っているとまたやってくるよ。
来なくなったなと思ったら、枝とか葉っぱにぶら下がって休憩しているよ。

黒地に黄色で、大きくて、オニヤンマって言う名前は分かりやすいけれど、背中を良く見てみると、なるほど鬼の顔に見えてきたよ。
豊岡市野上、コウノトリ増殖センター前の水路にて


正面から


コウノトリの顔を正面から見てみよう。

コウノトリの目は顔の両側についているから、片方の目で物を見ていることが多いけれど、距離を測ったり、じっと見つめる時は正面から両目で見るよ。

何じゃこいつはって、こちらを見ているよ。

ここまではJ290だよ。

この写真だけはハチゴロウ。ハチゴロウは良く知っているからか、あまり正面から見てくれないなあ


ギンヤンマ


ギンヤンマの羽はどんなふうに羽ばたいているのだろう。

速すぎて目にもとまらないけれど、写真に撮ると止まって見えるよ。

でも普通に飛んでいるときにはとても写真に撮る事ができない。

時々風に向かって静止飛行(ホバリング)している時がある。

その時が狙い目です。

しかし複雑な動きをしているなあ・・・・

左右対称でもないし、きれいに対称になるときもあるし・・・

前に進む時や曲がる時も複雑に動くんだろうなあ・・・


コウノトリのヒナ


僕たちは5月18日生まれ。僕たちといっても、まだオスかメスかは判らないんだ。
育ての親はJ066とJ054のLペア。
僕たちは自然放鳥の予定で、コウノトリの郷公園前の放鳥拠点で、ベテランのペアに育ててもらった。

5月27日:生後10日目
頭を持ち上げて、巣の外を眺めてみるんだ。人間がたくさん僕たちを見に来ているよ。

6月11日:生後25日目
僕たちは成長が速いんだ。2週間も見ないとすっかり大きくなっているだろう。

6月18日:生後32日目
羽も大分大きくなってきた。そろそろ飛ぶ練習をしよう。

6月25日:生後39日目
巣の中は暑いし早く外へ出たいなあ。

7月2日:生後46日目
巣から外へ出て、自分で餌を探すことにしたんだ。自然界では起こらないことらしいけど、そんなこと僕たちには関係ないよ。

7月15日:生後59日目
もう、お母さんとほとんど変わらない大きくなったよ。左側が僕だよ。
機能発信機を付けてもらったんだ。別に付けてほしくはないんだけれど。J0002はびっくりして飛んで逃げてしまったんだ。だからその時が巣立ちになるんだって。


J290


J290
一緒に放鳥されたほかの仲間はコウノトリの郷公園にばかりいるけれど、僕はハチゴロウ兄貴のいる野上の増殖センターのほうが好きだよ。

野上増殖センターの前のビオトープで餌を食べるんだ。
オタマジャクシがほとんどだけど、時々ドジョウも取れるよ。
車が近づいてきても平気だけど、カメラマンが歩いて近づいてきたら、一応逃げることにしているよ。
僕は放鳥コウノトリだからあまり逃げないだろうと思って近づいてくる人がいるけれど、ハチゴロウ兄貴とそれほど変わらないと思うよ。


コウノトリの雛


脚立を立てて少し上から撮りました。
生まれて10日ぐらいでしょうか。すごくしっかりしています。
コウノトリの場合親のほうが美しいけれど、まあ、雛もかわいいことにしておき
ます。
2ついますが、少し成長に差があるようです。
親が枯れ草を運んできました。

一人前にクラッタリングをしています、音は出ていないけど格好だけ。

餌をやるところを見たかったけれど、タイミングが合わなかったようです


人工巣塔で交尾 (^^)


電柱の巣材を撤去し、人工巣塔に載せたら、人工巣塔を利用するようになったそうです。
たまたま通りかかると2羽が止まっているのでカメラを向けていると交尾を行いました。
運良く交尾シーンが撮れましたので紹介しておきますね。


ニホンミツバチ


庭の暖地桜桃が開花した。例年より1週間ほど遅い。
この花が咲くと毎年ニホンミツバチがやってくる。


花に顔を突っ込み蜜腺から蜜を吸う。

花粉を集める時、めしべに花粉がくっつけられる。このおかげでうちの庭のサクランボが結実する。

腕一本でぶら下がりせわしなく何かしている。どうも体にくっついだ花粉を足でこそぎ集めて後ろ足の花粉袋に詰め込んでいるようだ。巣に持って帰って花粉団子として幼虫とかの餌になるのだ。

ミツバチの観察は面白い。ミツバチは働き者だ。
なお、ニホンミツバチは養蜂家が飼っているセイヨウミツバチよりも少し小柄で、おなかの部分の筋の黄色が白っぽい。
蜜や花粉集めの時はそれに夢中で、ミツバチに囲まれて撮影していても刺されることはない。
珍しく撮影データを書いておく。
3月26日
オリンパスE-300に往年の名玉 タムロンSP90F2.5ポートレートマクロ(初代)
F5.6で絞り優先オート WBは曇っていたので6000K サクランボの花に囲まれて全体が赤みがかっているが、実際もこんな感じ。
昭和54年ごろ、学生の時に買ったレンズで20年以上眠っていたが、昨年自分で分解して石鹸で洗ってカビを落とした。
さすが良く写る(^^;)。
これはおまけ、シグマの55-200ズームでオートフォーカスで撮りました。
25日の青空で、これがうまくいかんのでタムロンSPを使ってみたのですが、やっぱりマニュアルのほうがええわ。


段階的放鳥


段階的放鳥でJ0262が放鳥された。
ハチゴロウのお見合い相手ということで、羽を負傷しそれは癒えたという事だが、
飛ぶ姿は痛々しい。
10時過ぎに飛び立つとすぐにハチゴロウと290が追跡、野上増殖センター前のビ
オトープ近くの山際に不時着。フェンスに首を突っ込みへたり込んでいる。やがて立ち上が
ったが、ハチゴロウと290は立ち去る。

へたり込む262の様子を見るハチゴロウ。290はハチゴロウがいるので近づかない。
12時前に日本対キューバ戦を見るために家に帰り、3時過ぎに様子を見に行く
が、262はいない飼育員さんに尋ねると12時半ごろにハチゴロウが攻撃し、再
びへたり込んだだめ回収したとのこと。アマチュアカメラマンの話によると、ハ
チゴロウが乗りかかって行ったので早速交尾かと喜んだが、そうではなく、やっ
つけに行ったようである。難しいものである。
飼育員さんは、「ハチゴロウの性格も直してもらわんと、、、」とのこと。
しかし、あのぼろぼろの姿では、なかなか気に入ってくれないのではなかろうか
と思いました。
ということで、今回の段階的放鳥は失敗のようです。
290はせっせと巣作り


J0290


 巣を復活させて誇らしげなJ0290
 彼は偉大だ。すぐに立ち直って、もうこんなに巣材を運んでしまった。
 彼にここでの営巣をあきらめさせることは容易ではなさそうだ。
 2回目の巣の撤去について、彼はどう思ったのだろうか、昨日はしょげているように見えた。前向きな性格なのか、もう忘れてしまったのか、人間の基準で考えても仕方が無い。


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