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動物の糞??

コウノトリ郷公園の前の田んぼのあぜ道を、イナゴを見ながら歩いていると、なにやら黒い物体がかたまって落ちていた。動物の糞のようで、あまり気にせず通り過ぎようとして、「糞」が動いているのに気が付いた。

よく見ると、黒い甲虫だ。仰向けで足を動かしているものや、ごそごそ這っているものもいる。形の特徴からカドマルエンマコガネという糞虫のようだが、いったいどうして集団でいるのかわからない。ざっと数えると数十匹の塊が2箇所隣り合っている。
 
カドマルエンマコガネは平地に多くいろいろな獣糞に来る。甲虫にの中では小さいが、形はとてもユニークだ。前足や頭は糞の中にもぐったり固めたりするのに都合よくできているらしい。


アオウミウシ


アオウミウシ
もう夏も終わりになりましたね。
磯に行くといろんな生き物がいるけれど、ブルーがきれいな生き物はアオウミウシだと思うな。
別に珍しい生き物ではなく、但馬海岸にも普通にいます。ウミウシの中ではもっとも普通に見ることができると思うよ。
模様は個体ごとにいろいろなパターンがあるけれど、どれもきれいだよ。
鮮やかな青に白から黄色の模様が入っている。
頭のほうから赤い触角が2本出ていて、背中から赤と白の鰓が円形に並んでいる。
軟体動物、貝の仲間だよ。
人が少なくなった海に出かけて、磯を覗いてみよう。
海の生き物はカテゴリーがなかったので、ビオトープ観察日記に入れました。
海岸は豊岡盆地ではないから本来は市民研究所の活動範囲外かもしれません。
でも夏なので載せました。


ショウジョウトンボ


赤とんぼよりも真っ赤なトンボ。

真夏の光の中で見るせいか、初めて見たとき驚きの赤であった。

6月からぼちぼち出始めて、7月8月に田んぼビオトープを飛んでいます。

シオカラトンボなどと一緒に飛んでいることが多い。

アキアカネなどよりも大きいので、赤に迫力があります。


巣立ち直前


巣立ち直前

 本日仕事の関係で、夕刻現地へ赴くことができた。
もう巣立っているかと思ったがまだ粘っている。親も待ちきれないのか雛を置いてどこかへ行ってしまった。聞くところによると、夜も巣に戻らず雛だけで夜を明かすこともあるようだ。

 雛に粘られて大変なのは報道陣と郷公園関係者、連日張り付いている。報道各社は地元だけでなく神戸や大阪のほうからも応援に来ているらしい。ご苦労さんなことである。

 日曜日になれば参議院選挙があるし、8月2日にはすぐ横で花火大会がある。それらを考えると明日巣立ちという可能性が高い。コウノトリたちはなぜかそのあたりは周りの期待に応えてくれることが多いのだ。ここまで引き伸ばし、これまでもかなり報道されている。本番でのタイミングを外さずに巣立つかどうか、本日の様子から行くといつでも大丈夫、後はひよこの勇気だけであろう。

 明日巣立つと僕はそう思うのです。明日は僕は見に行けないし、あさっての土曜日まで粘ってくれると見に行けるのですがね。
 排泄シーンも撮れました。


巣立ち間近

5月19日に生まれたひよこもすっかり大きくなって、もう巣立ち間近。
お父さんが近くの電柱にとまって速く飛んで来いと巣立ちを促しているようだよ。

お母さんが戻ってきました。

吐き出した餌をもらっています。あんまりたくさん吐き出したようには見えなかったよ。

18日から20日ぐらいに巣立つのではないかと予想されています。
たくさんの報道陣が巣立つのを待ち構えていたよ。


キイトトンボ


キイトトンボ

田んぼビオトープに6月になると現れます。初めは少しくすんだ色ですが、成熟すると、すごくきれいなレモン色になります。

蛍光ペンのように発光しているように見えるよ。そのレモン色が、水辺の草の間をついついと飛んでいる。

草に止まっていて、しばらくするとついついと飛ぶよ。速くは飛ばない。ついついと平行移動するよ。


おしりもついついと持ち上げていたよ。

光のすけたレモン色を初めて見るときっとびっくりするよ。


オオイトトンボ


野上の田んぼビオトープ、6月になるとオオイトトンボが目立ちます。
オスの少し白を混ぜたような青色がきれいです。
オスとメスがつながって、タンデムになって飛んでいます。
形がハート型になるときがあります。

アジアイトトンボはあぜの草むらによくいますが、オオイトトンボは水面の上や水面から出ている植物に止まっていることのほうが多いように思います。

トンボが水の中に入って行う潜水産卵も観察できます。


コウノトリのひよこの成長など

5月20日百合地の人口巣塔でオスJ0275とメスJ0228のカップルから待望の自然下でのひよこが誕生した。
高い人口巣塔の上なので、コウノトリを刺激しないように少し離れた下から見上げても何も見えない。
6月17日、ようやく見えるようになった。僕は土日しか見にいけないので仕方がない。

6月23日、1週間で見違えるようにたくましくなっている。
これだけ大きくなったらもう大丈夫。

ひよこがお尻をあげて、何をするのかと思ったら糞をぴゅっと外に飛ばした。巣の中を汚さないように、よく分かっているね。

こちらは、野上の増殖センター奥のヒマラヤスギのてっぺん。
J290と生き別れにされたJ362がとまっている。アオサギとのツーショット。
現在野上のこのエリアは赤石で産卵したJ384とJ389のペアが、制圧しているようである。J290も彼らが戻ってきたら追い払われるらしい。
ハチゴロウの時代は遠くなってしまった。


シオカラトンボ


なじみの深いシオカラトンボ。でもシオカラトンボにはよく似たオオシオカラトンボやシオヤトンボコフキトンボとかがいる。
6月初めの田んぼビオトープではシオカラトンボが主流のようだ。シオヤトンボも見られるが、道端でじっとしているのが多いようだ。
で、シオカラトンボの飛んでいる写真を撮りました。







たくさん産卵もしています。


アジアイトトンボ

アジアイトトンボ

春先すぐに出てくるイトトンボ。
田んぼビオトープの常連です。

夏に一時期いなくなるが、9月初めごろに2回目の羽化をする。
春に産んだ卵が秋に大人になって、また卵を産んで、そのヤゴが越冬して春先に出てくる。

オスは緑と青、メスは赤褐色、小さくてきれいなイトトンボです。弱々しく田んぼのあぜとかを飛んでいるよ。


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