「約束のケージ」特別企画展
展示期間:2016年2月20日(土)〜3月21日(月・祝)
主催:兵庫県立コウノトリの郷公園
1965年から使用されてきた、豊岡市野上のコウノトリ保護増殖センター。施設内の第一フライングケージは「約束のケージ」と呼ばれ、当時の飼育員だった松島興治郎・コウノトリ文化館名誉館長とコウノトリの約束の証です。
今回の特別展示は人とコウノトリとの「約束」にスポットをあて、コウノトリ野生復帰計画のルーツを探るものです。
どうぞこの特別展に、ぜひ足をお運びください。
▼Blog一覧
展示期間:2016年2月20日(土)〜3月21日(月・祝)
主催:兵庫県立コウノトリの郷公園
1965年から使用されてきた、豊岡市野上のコウノトリ保護増殖センター。施設内の第一フライングケージは「約束のケージ」と呼ばれ、当時の飼育員だった松島興治郎・コウノトリ文化館名誉館長とコウノトリの約束の証です。
今回の特別展示は人とコウノトリとの「約束」にスポットをあて、コウノトリ野生復帰計画のルーツを探るものです。
どうぞこの特別展に、ぜひ足をお運びください。
2016年2月12日、朝から祥雲寺巣塔のペアの様子が気になりました。オスが枯草を集めて巣内に運び上げたり、メスが長い時間伏せる様子から、産卵が始まったのではと感じました。昼休みに西自然観察路に入り、尾根の先端から観察を始めました。オスが長い時間伏せていて、下の田んぼで採餌していたメスが巣に戻ったところがこの写真です。巣台がしっかりしているせいか、巣材の枝の量はかなり少ないです。産座はしっかり形成されています。
近くを別のコウノトリが接近し、2羽が警戒のクラッタリングを見せました。メスの足元に卵が1つあるのを確認し、下山後、コウノトリの郷公園に報告を入れました。郷公園職員による追確認が行われ、公式に1卵確認が発表となりました。
その日のうちに、繁殖巣塔へ近づかないよう立て看板が設置され、来園者の協力を呼び掛けています。
繁殖ペアは昨年まで、西に隣接する庄境巣塔(三江小学校校庭内)で子育てをしていましたが、今期になって祥雲寺巣塔で繁殖行動を見せるようになりました。J0012メス7歳×J0021オス6歳です。
抱卵期間は約1ヶ月、続く育雛期間は約2ヶ月。順調にゆけば3月下旬にはヒナが生まれ、5月下旬には巣立ちを迎えます。祥雲寺巣塔周辺は、たくさんの野外コウノトリが集まる場所であり、毎日たくさんの来園者の往来があります。ストレスの大きい祥雲寺巣塔での繁殖は難しいとされてきましたが、今回、このペアが繁殖を始めたことで今後の経過が注目されます。
来園・来館の皆様には、繁殖巣塔に近づきすぎたり、長時間レンズを向けたりといった行為を避け、このペアができるだけ安心して繁殖を続けてゆけるよう、ご配慮をお願い致します。なお、コウノトリ文化館では、館内から営巣状況をスコープで観察してもらえるよう準備をしています。
2月5日より、エアコン室外機の1基が故障のため、運転を中止しております。
次の3つの室内ではエアコンの暖房が入りませんので、それぞれの防寒着での対策をお願い致します。
寒い季節にご迷惑をおかけします。できるだけ早期の復旧に努力致しますので、ご来館の皆様のご理解ご協力をお願い致します。(一部の部屋には臨時のストーブを入れています)
対象となる部屋:
学習室、展示実習室、シアタールーム
コウノトリ文化館・自然観察講座2月度は以下の2講座を開催いたします。
暖かい室内で木の実や葉を使って、楽しい工作教室をします。
1月度の野鳥観察講座は雨に降られましたので、2月度でしっかり屋外観察できたらと思います。
▼森のクラフト入門講座
日時:2016年2月7日(日)13:30〜
集合:コウノトリ文化館展示実習室
参加費:100円
持ち物:材料・ホットボンド等は準備しますが、あれば持ってきてください。▼野鳥観察会2
日時:2016年2月13日(土)13:30〜
集合:コウノトリ文化館学習室
参加費:100円
豊岡盆地の田んぼや川で、冬鳥やコウノトリを観察します。
乗り合わせ、または各自の車で移動します。
屋外での観察会なので、しっかりとした防寒対策をお願いします。
日時:2016年1月23日(土)13:30〜15:30
天気:雨
参加者:16名 (うち子供2名)
講師:高橋、橋本
これまでは平日に開催していた自然観察講座ですが、より多くの人たちが参加できる週末の開催に変更しました。新年最初の観察講座は「野鳥観察会」。マスコミでの事前広報もあったせいもあり、16名の参加者がありました。
まずは、学習室で30分間の予習です。剥製と配布資料を使いながら、識別ポイントなどのお話しを聞いてもらいました。
各自の車で移動し、立野橋東詰め堤防の広い路肩に車を置いて、円山川のカモ類を観察しました。雨脚がどんどん強まってゆく中、十分な観察をしてもらえなかったのが残念でした。マガモ、コガモ、オナガガモがたくさん。県立大大学院生がハシビロガモの1ペアを見つけてくれました。
堤防を下りてコハクチョウのポイントに移動しますが、見つけることができません。そうこうするうちにハヤブサが飛来。ドコモのアンテナ塔に止まったところをスコープで見てもらいました。
雨脚は弱まることなく、ここで現地解散としました。
地元の観察者からコハクチョウの居場所情報が入り、解散後に希望者を案内しました。ちょうど百合地巣塔のすぐ南の、水の張っていない田んぼにいました。雨の中、最後までお付き合い頂いた参加者の皆様にはラッキーでしたね。
自然相手の観察会ですので、天候も思うようになりませんし、期待する相手が見つからないこともしばしばです。ラッキーやアンラッキーも、その時々で楽しみながら、豊岡盆地の多様な自然と触れ合ってもらえばと思います。コウノトリ文化館では、皆様をそんな素敵な世界へご案内する機会を、これからもどんどん企画してゆきますので、ぜひご期待下さい。
日時:2016年1月17日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:そば打ち
参加者:親子37名+市民研スタッフ13名+総合高校スタッフ7名
新年最初の田んぼの学校は「そば打ち」。昨年度は量が足らなかった反省から、今回は十分な材料を用意しました。
この素敵な看板は、スタッフの女子高生が描いてくれました。グッドセンス!
たくさんの親子が集まりました。今日の講師は、市民研の友田主任研究員。最初に友田さんからそばの打ち方を教えてもらいます。
さて、始まりました。まずは、そば団子をこねます。そば粉と強力粉の割合は8:2。
麺棒で薄く伸ばしていきます。
外ではそば用の大鍋と、団子用の小鍋のお湯を沸かします。高校生が薪づくりに励みます。
伸ばしたそばを細く切ってゆきます。
お母さんもだんだん上手に切れるようになってゆきます。
子どもたちも、大人の手を借りずにひとりで伸ばせるようになりました。
ふつうの団子も作りました。団子に関しては、ちょっと量が足りませんでしたね。
大鍋でそばを湯がきます。
小鍋で団子を湯がきます。
団子は黄粉と餡子をまぶして頂きます。
和室で、自分たちで作ったそばと団子を親子で頂きます。とっても美味しかったです。
外では、スタッフが立ち食いそばです。今回はスタッフにも十分な量が行き渡りました。そば湯がまた美味しかったです。
今回も細かいところで反省点が残りましたが、また来年度のそば打ちに活かしてゆこうと思います。
年明けの1月、2月に、以下の2講座を開催いたします。
寒い時期ですが、この季節ならではの自然の楽しみ方があります。
ふるってご参加下さい。
▼野鳥観察会
日時:2016年1月23日(土)13:30〜
集合:コウノトリ文化館学習室
参加費:100円
豊岡盆地の田んぼや川で冬鳥を観察します。
乗り合わせ、または各自の車で移動します。
屋外での観察会なので、しっかりとした防寒対策をお願いします。
▼森のクラフト入門講座
日時:2016年2月7日(日)13:30〜
集合:コウノトリ文化館展示実習室
参加費:100円
持ち物:材料・ホットボンド等は準備しますが、あれば持ってきてください。
日時:2015年12月20日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:里山の木の実や蔓でリースづくり+焼き芋づくり
参加者:親子45名+市民研スタッフ10名+総合高校スタッフ5名
今日の「田んぼの学校」は、里山の木の実や蔓を使ったリース作りです。
赤・緑・茶色・水色、この時期でも自然は色とりどり。皆さん思い思いにリースを仕上げていきます。カワイイ系、おしゃれ系、どれ一つとして同じものはな く、素敵なものばかり。持って帰る時の皆さんの顔も嬉しそうで、それぞれのお家に飾られるんだなぁ、と思うとこちらも嬉しくなってきます。
もう一つのお楽しみは、すくもでの焼き芋。初めて見る人も多かったとことでしょう。美味しくできたかな。
そして、今日も総合高校野外活動部の生徒さんが手伝いに来てくださいました。今度は、リースも作ってくださいね。
今回も、すくもの準備やお世話を、祥雲寺地区の畷さんにお世話になりました。ありがとうございました。
お昼のお鍋は、イノシシと地元野菜を使った味噌汁。新しく作ったかまどを使いました。