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2016年新春特別開館のご案内

2016法花寺万歳ポスター

チラシのPDFファイルはこちらからダウンロードできます>2016新春特別開館


あなたのまちにコウノトリが飛来したら

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放鳥開始から10年が経過し、コウノトリ野生復帰は新たな局面を迎えようとしています。
豊岡盆地内での自然繁殖の段階から、これからは、豊岡盆地以外の新天地に繁殖地を求めてゆく段階に差し掛かっています。

コウノトリは、もともと繁殖地のロシア・アムール川流域と越冬地の中国・揚子江流域の間を行き来している渡り鳥です。渡りの本能を持った豊岡由来の野外コウノトリは、定着する前の若い個体が単独やグループで、日本国内のあちこちに長距離移動しています。

飛来先のいくつかは、コウノトリの新たな繁殖地として、コウノトリ自身が選択する可能性があります。全国から飛来情報が届きますが、飛来時にどのように対応すればよいのか、このたび、兵庫県立コウノトリの郷公園からガイダンスが発表されました。以下のリンクからPDFのパンフレットをダウンロードしてご利用下さい。

コウノトリ飛来時の対応パンフレット

また、飛来したコウノトリの脚に色の付いた足環が見えたり、その組み合わせが判別できる場合は個体識別が可能です。全国のコウノトリ飛来情報のほとんどは、目撃者の皆様による足環情報に頼っています。

以下のリンクで、足環カタログをダウンロードしてご利用下さい。

コウノトリ足環カタログ

コウノトリの飛来を目撃されたときは、ぜひ、コウノトリの郷公園までお知らせ頂くと助かります。ご協力をよろしくお願い致します。

兵庫県立コウノトリの郷公園
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
TEL (0796)23-5666 FAX (0796)23-6538


無料Wi-Fiサービス開始

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豊岡市が整備を進め、文化館では2015年12月1日に設置工事を完了した「外国人観光客向けWi-Fiサービス」(TRAVEL JAPAN Wi-Fi)の運用を開始します。

急増している城崎温泉への外国人観光客の、豊岡市内の各施設でのWi-Fi利用を促進する目的が主ですが、日本人の一般来館者にも無料でWi-Fi環境を開放するものです

利用にあたっては、以下の手順を踏みます。

(1)設定>Wi-Fiで、Wi2_free を選択し接続を確認する
(2)Webブラウザ(Safariなど)を起動し、接続認証を行う

以降、Webブラウズが可能となります。なお、一定時間経過して接続が切れた場合は、接続の再認証を行う必要があります。

コウノトリ文化館の館内および、観察デッキ付近での利用が可能です。


年末年始の開館案内

▼年末の最終開館日
2015年12月27日(日)午前9時~午後5時

▼年末年始の休館日
2015年12月28日(月)〜2016年1月2日(土)

▼新春特別開館日
2016年1月3日(日)午前9時~午後5時
2016年1月4日(月)午前9時~午後5時
※以降、通常どおりの開館です

▼2016年1月11日(月)は「成人の日」の祝日にあたるため、通常どおり開館します。翌1月12日(火)が振替休館日となりますのでご注意下さい。


田んぼの学校11月度(実施報告)

日時:2015年11月15日(日)9:30〜12:00
天気:雨ときどき曇り
テーマ:芋ほりと焼き芋づくり
参加者:親子27名+市民研スタッフ6名+総合高校スタッフ6名

tanbo151115-1 「里山で落ち葉集め」の予定を変更し、祥雲寺地区の畷さんのお世話で、市民農園内のサツマイモ畑で芋ほりを楽しみました。上田代表が葉っぱの上に見つけた生き物をチェック。エビガラスズメの幼虫、マイマイsp。

 

tanbo151115-2 芋ほりを始めた時間帯には雨も上り、お父さんお母さんの指導のもと、子供たちが土の中からサツマイモを次々に掘り出します。

tanbo151115-3 3畝のサツマイモを、どんどん掘って集めてゆきます。

 

tanbo151115-4 文化館に持ち帰ったサツマイモは、80Kgほどあったでしょうか。たくさん収穫できました。土を洗い落としてから、希望者には自由に持ち帰ってもらいました。

tanbo151115-5 焼き芋に使うサツマイモは、別に準備していた鳴門金時です。水に濡らした新聞紙でくるみ、その上からアルミホイルを巻きます。

tanbo151115-6 熾火の上に包んだ芋を並べてゆきます。並べ終えてから、上から松葉を焚いて30分ほど焼いてゆきます。

tanbo151115-7 豊岡総合高校野外活動部の生徒たちが焼き具合を確かめます。上手に焼きあがりました。アツアツが御馳走です。甘くておいしい焼き芋です。

tanbo151115-8 さあ、みんなでアツアツの焼き芋をホクホクと頂きます。

tanbo151115-9 和室の縁側でホクホク。

tanbo151115-10 焚き火のそばでホクホク。

あいにくの雨模様でしたが、とっても美味しい11月度の田んぼの学校となりました。


鶴見茶屋を実施しました

11月3日文化の日、豊岡総合高校の茶道部の皆さんによる鶴見茶屋を実施しました。午後から少し雨も降りましたが、100名を超えるお客様にコウノトリを見ながら抹茶を楽しんでもらいました。地元祥雲寺の区長さんをはじめ、地区の皆さんもたくさん来ていただき、ありがとうございました。

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茶道部の皆さんの手で文化館の和室が立派なお茶室に早変わり。

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縁側に受付。ここから中に入ってもらいます。

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男子部員も活躍。

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同じ敷地内にある兵庫県立大学の大学院生の皆さんも来ていただきました。

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お茶の席には「コウノトリ飛翔帯」を飾りました。コウノトリ育む米の研ぎ汁で染めた絹糸で織られています。

 皆さんのおかげで、大正から昭和にかけて出石の鶴山にあった鶴見茶屋を連想しながらのお茶会ができました。また、機会があれば「出店」したいと思います。


田んぼの学校2015年10月(実施報告)

日時:2015年10月18日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:親子102名+スタッフ9名

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田んぼの学校10月度はアカトンボ調査。たくさんの行事が重なった日曜日でしたが、2校の学Pの団体も加わって、たくさんのメンバーで調査をすることができました。

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文化館から東公開エリアまで歩いて、アカトンボを捕まえます。気温が上がる午後からは、今年は、ほんとうにたくさんのアカトンボが飛び回っていますが、午前中も子供たちの網に捕まるトンボがそこそこ出ました。

tanbo151018-3 今回は幼児がたくさん来てくれたので、捕まえたトンボの同定作業に時間をかけず、おおまかな種別のみとしました。

tanbo151018-4 今回の調査結果
▼アキアカネ 135
▼ナツアカネ 29
▼キトンボ 3
▼コノシメトンボ 1

上の写真は採集したコノシメトンボです。長年、田んぼの学校を続けてきましたが、初めて確認された種です。ノシメトンボより少し小型で、池周辺に発生します。

tanbo151018-5 今回の大鍋は魚のツミレを使いました。参加人数が多かったので、久しぶりに大きな鍋を持ち出しました。美味しかったです。

 


自然観察講座・秋の雑草入門(実施報告)

日時:2015年10月15日(木)13:30〜15:00
天気:晴れ
参加者:2名
講師:上田館長

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 秋の雑草講座を開催しました。道端の雑草の名前がわかると散歩がもっと楽しくなりますよ。今回は六方川の堤防を歩きました。最初に出迎えてくれたのはサク ラタデ。蓼の中では花が最も大きく薄いピンク色をしています。文化館に帰って整理。ゴキヅル、タコノアシなどを含め約70種の草を見つけました。


自然観察講座・キノコ入門(実施報告)

日時:2015年10月12日(月)13:30〜16:15
天気:曇り
講師:関西菌類懇話会・平山さん、浅見さん
   但馬幼菌の会・稲葉さん、古澤さん
参加者:7名

kinoko151012-1 コウノトリ市民研究所の稲葉主任研究員のコーディネートで、郷公園内のキノコ観察会を実施しました。但馬幼菌の会から古澤さんをお招きしたのと、スペシャル講師として、関西菌類懇話会の平山さんと浅見さんの強力な助っ人にもお越し頂き、とても質の高い観察会を実施することができました。

kinoko151012-2 文化館を出発し、東に移動しながら道々でニッチなキノコたちの解説を受けます。

kinoko151012-3 草陰にひっそりと小さなキノコが出ています。たくさんの目でキノコ探しに集中すれば、思いがけずたくさんのキノコたちと出会うことができます。

kinoko151012-4 東自然観察路を登ります。ここのところ雨が少ないせいで、山が乾燥しています。キノコを見ながら、賑やかに散策。

kinoko151012-5 ウラベニホテイシメジ

kinoko151012-6これは、、、なんだっけ?

kinoko151012-7山頂の東屋から祥雲寺の田んぼを見下ろします。下山時には「幻のヘビ」シロマダラが道を横断して行くのを目撃しました。

kinoko151012-8 文化館に戻ってから、採集してきたキノコすべてに名札を付けてもらい、ひとつひとつのキノコの説明を受けました。

kinoko151012-9本日確認した41種のキノコです。

菌根菌:18種
・アカショウロ
・コツブタケ
・シロカノシタ
・ヒナチチタケ
・ハツタケ
・オウギタケ
・ケロウジsp
・ミネシメジ
・ウラベニホテイシメジ
・ヌメリイグチ
・アミタケ
・ドクベニタケ
・ホウキタケsp
・フウセンタケsp
・ハダイロガサ
・シロオニタケ老菌
・クチベニタケ
・キツネタケ
・キシメッジsp

分解菌:23種
・シラタマタケ
・オオミノコフキタケ
・ヒメホコリタケ
・オオゴムタケ
・ニッケイタケ
・ハカワラタケ
・オトメノカサ
・アカヤマタケ
・オオヒメノカサsp
・ミイロアミタケ
・ウラムラサキ
・イタチタケ
・アセタケsp
・サマツモドキ
・ウスキモリノカサ
・シロヒナノチャワンタケsp
・ホウロクタケ
・ヒイロタケ
・モエギビョウタケ
・ヤケイロタケ
・ヒメヒガサヒトヨタケ
・ハナウロコタケ
・モミジタケ

4人の講師の方にたくさんのキノコを教えてもらい、有意義な観察会となりました。ありがとうございました。来年の秋も、タイミングを図りながら、より多くの参加者とキノコに出会える集まりにしたいと思います。


「ここからしあわせ発信」ご利用下さい

kesiin151008-2 コウノトリの郷公園入口、コウノトリの郷直売所の横にコウノトリの形をした郵便ポストがあります。ユニークな形が評判で、写真を撮る人もたくさんいらっしゃいます。

実は、このポストから郵便物を投函すると、コウノトリの記念消印が押されることになっているのですが、あまり知られていないのが残念です。そこで、改めて、「ここからしあわせ発信」のご案内をして、みなさまのご利用をお願いします。

郵便局の業務の都合で、封書やハガキをそのままこのポストに入れても、記念消印は押されませんのでご注意下さい。記念消印を希望されるときは、専用封筒の中にご自身の郵便物を入れて頂く必要があります。専用封筒は、豊岡市立コウノトリ文化館、コウノトリの郷直売所、コウノトリ本舗の三ヶ所に置いてありますので、各施設の窓口に申し付けください。

少しお手数をお掛けすることになりますが、ご理解とご協力をお願い致します。

kesiin151008-1 実際にこのポストに投函して配達された郵便物です。このような記念消印が押されます。
しあわせの願いを込めて、ぜひ、コウノトリの郷から思いを伝えてください。

 


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