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田んぼの学校12月度(実施報告)

日時:2016年12月18日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:里山の木の実や蔓でリースづくり
参加者:36名(13家族)+スタッフ7名

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今日の田んぼの学校は恒例のリース作りです。

蔓を選んで、飾りをくっつける。
作業は単純ですが、アイディアが光ります。
今年も素敵な作品がたくさん出来上がりました。
大人はおしゃれな作品を子ども達は動物や顔が好きなようで、どこかに生き物がいます。
最後は生きもの単独の作品もありました。これがまた上手!
来年も多くの方のご参加をお待ちしております。

文責:村田美津子


第6回・高校生によるラムサール湿地の生物モニタリング調査(実施報告)

日時:2016年12月10日9時30分~14時40分
場所:ハチゴロウの戸島湿地管理棟→楽々浦周辺→(管理棟で昼食)→円山川堤防赤石~野上
参加者:高校生7名、引率教員2名、事務局2名
講師:高橋

但馬県民局主催の、高校生によるラムサール湿地の生物調査の冬鳥観察編の講師として出向きました。まずは戸島湿地管理棟で本日の予習をします。コウノトリの繁殖について、猛禽類の識別方法、本日観察できそうなカモやその他の野鳥の説明をじっくり行いました。質疑応答の時間には高校生から活発な質問が出て、講師の解説にも熱が入ります。

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座学の後は戸島湿地の観察小屋に入り、カワセミ、コガモ、アオサギ、エナガなどをチェックしました。

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円山川に出てカモを観察します。折からの強い北風の影響もあり、川面に浮かぶカモの姿がほとんどありません。上流にかろうじてオカヨシガモを確認しました。

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円山川の東側の楽々湾に移動。カルガモ、カンムリカイツブリ、ホシハジロなどをチェックします。鼻かけ地蔵のあたりまで移動。マガモの群れの中に、生徒がミコアイサを見つけました。真っ白に黒いアクセント、美しい成鳥オスでした。いつもは対岸にいるオシドリは見かけません。

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管理棟で昼食を済ませた後、車で赤石堤防に移動。ここから野上まで、堤防の上を歩きながら野鳥観察です。堤外のヤナギとヨシ原の自然環境、堤内の冬季堪水田などの話をしながら、トラフズクがここで集団越冬することを説明。と、生徒が「見つけました!」と興奮して声を上げます。

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ヤナギの主幹の枝分かれ部に、確かにトラフズクが見えます。複数の目が1本のヤナギに注がれ、別の観察者が主幹から伸びた枝先に別のトラフズクを見つけました。2羽いることが分かり、さらにじっくり観察すると、2羽の間に別のもう1羽がいるのが分かりました。合計3羽のトラフズクが確認でき、双眼鏡やスコープでゆっくり観察するこができました。

南に向かって歩きながら、堤内にオオタカが飛んで杭に止まったのを観察。さらに、上流の河川敷の低空をコミミズクが獲物を探しながら飛び回っているのを観察。カラスに追われ、こちら側に飛んできて、我々のすぐ上空を通り過ぎました。

ときおりミゾレやアラレが混じる悪天候ではありましたが、ラムサール湿地の、野鳥にとって最重要ポイントを高校生たち自らが歩き、短時間の間に魅力的な猛禽類と出会えたことは、今回の観察会を充実してものにしてくれたと思います。寒い中での調査、高校生諸君と熱い時間が過ごせました。

【本日観察した野鳥】
▼戸島湿地~楽々浦周辺
エナガ、カワセミ、アオサギ、コガモ、オカヨシガモ、ホオジロ、セグロセキレイ、オオバン、トビ、スズメ、ホシハジロ、カルガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ミコアイサ♂、オオバン

▼赤石~野上(堤防)
マガモ、コガモ、オオバン、カワセミ、ベニマシコ、トラフズク、オオタカ、キジ、コミミズク、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、スズメ、トビ、コウノトリ、オナガガモ、カワウ、セグロセキレイ、ダイサギ、アオサギ、カンムリカイツブリ


コウノトリ野鳥観察会12月度(実施報告)

テーマ:冬の猛禽類を見よう(チョウゲンボウなど)
日時:2016年12月4日(日)13:00〜15:30
天気:雨
参加者:7名
講師:高橋、石垣

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学習室に集合後、資料で猛禽類の識別法を中心に事前学習をした後、各自の車で観察ポイントの赤石地区の円山川堤防に向かいました。車を降りるとちょうど雨が落ちて来て長く観察ができなかったのが残念です。

赤石地区の自然環境について説明しました。赤石巣塔にはコウノトリはおらず、今年の繁殖状況を説明。堤外の遠いオニグルミの木にノスリを発見。スコープを通して特徴を確認しました。一部の参加者が飛び去るチョウゲンボウを見つけました。

yacho161204-2六方田んぼに移動。12月1日から冬季湛水が始まりました。セグロセキレイ、ダイサギ、コウノトリの採餌を観察。道端に猛禽の食痕が残っているのを観察。オオタカがコガモを襲った現場のように思えました。

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少し移動したところでタゲリの群れを見つけて観察。冬の六方田んぼを代表する鳥です。
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最後は立野地区の右岸堤防の上からカモ観察。コガモ、マガモ、カンムリカイツブリをチェック。河川敷にはシジュウカラの群れ。堤防下の田んぼにJ0025、J0016のペアがいました。

文化館に戻り、まとめをして閉会しました。天気が悪く、十分な猛禽観察はできませんでしたが、今後の参加者の皆さんの観察のヒントとなればうれしいです。


コウノトリ野鳥観察会12月度(実施報告)

テーマ:冬の猛禽類を見よう(チョウゲンボウなど)
日時:2016年12月4日(日)13:00〜15:30
天気:雨
参加者:7名
講師:高橋、石垣

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学習室に集合後、資料で猛禽類の識別法を中心に事前学習をした後、各自の車で観察ポイントの赤石地区の円山川堤防に向かいました。車を降りるとちょうど雨が落ちて来て長く観察ができなかったのが残念です。

赤石地区の自然環境について説明しました。赤石巣塔にはコウノトリはおらず、今年の繁殖状況を説明。堤外の遠いオニグルミの木にノスリを発見。スコープを通して特徴を確認しました。一部の参加者が飛び去るチョウゲンボウを見つけました。

yacho161204-2六方田んぼに移動。12月1日から冬季湛水が始まりました。セグロセキレイ、ダイサギ、コウノトリの採餌を観察。道端に猛禽の食痕が残っているのを観察。オオタカがコガモを襲った現場のように思えました。

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少し移動したところでタゲリの群れを見つけて観察。冬の六方田んぼを代表する鳥です。
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最後は立野地区の右岸堤防の上からカモ観察。コガモ、マガモ、カンムリカイツブリをチェック。河川敷にはシジュウカラの群れ。堤防下の田んぼにJ0025、J0016のペアがいました。

文化館に戻り、まとめをして閉会しました。天気が悪く、十分な猛禽観察はできませんでしたが、今後の参加者の皆さんの観察のヒントとなればうれしいです。


「ホワイトストークコンサート」開催のお知らせ

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クリスマス・イブイブの祝日の夕方、地元で活躍する3組のミュージシャンによる楽しいコンサートを開催します。入場無料。たくさんのご来場をお待ちしています。

▼日時 2016年12月23日(金・祝)17:30〜19:00
▼場所 豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
▼入場 無料
▼出演者(敬称略)
    岡本順子:おなじみの曲やクリスマスソングを美しいピアノにのせて
    但馬ブルーグラス会:アメリカ生まれの陽気なアコースティックサウンド
    ザ・ストロベリー・フィールズ:心に残るビートルズのメロディ

案内チラシはこちらからダウンロードできます

 


田んぼの学校11月度(実施報告)

日時:2016年11月20日(日)9:30〜12:00
天気:雨
テーマ:里山で落ち葉集め
参加者:26名(スタッフ含)

 

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11月の田んぼの学校は里山で落ち葉拾いと焼き芋。今日は朝から雨降りのため、文化館の周辺で活動。柿を食べたり、芋を焼いたり、鍋を食べたりと、おなかがいっぱいになる田んぼの学校でした。スタッフを入れて25名の参加。コーちゃんオーちゃんも来てました。

文責:上田尚志


コウノトリ野鳥観察会11月度(実施報告)

テーマ:野外コウノトリと秋の野鳥(カモ類、猛禽類)
日時:2016年11月6日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:5名
講師:高橋、石垣

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午前中は鬱陶しい天気でしたが、午後から晴れてきました。ただし、北風が冷たかったです。
3組5人の参加者で観察スタート。先月に引き続き、野外コウノトリの足環による識別を課題としてフィールドに出ました。

駐車場から、祥雲寺巣塔のペアと郷公園内の屋根上のコウノトリを一羽ずつチェックしました。
祥雲寺巣塔:J0012、J0021
管理棟屋根:J0426、J0089、J0099、J0111
大学院屋根:J0121
文化館屋根:J0500

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六方田んぼの百合地東から伊豆に向かい、3羽のコウノトリをチェック。2羽は足環が見えず、電柱の1羽はJ0382(発信器付)と判別。毎回参加してくれる野鳥少年S君が、チョウゲンボウのホバリングを見つけました。

小坂橋から出石川左岸の堤防を北進。トビ、ミサゴ、カワウ、ダイサギ、ノスリなどをチェック。
伊豆橋下流の堤内で5羽のコウノトリの群れを発見。J0132、J0137の足環は確認できましたが、残りの3羽は二番穂に隠れて見えず。

加陽湿地の開放湿地でカモの識別に挑戦。マガモが支配的で、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、オオバン、カワウ、ハシブトガラスなどをチェックしました。

最後に六方田んぼ百合地西エリアを巡回。鳥仲間が捕捉していたタゲリとホシムクドリをチェックしたあと、文化館に戻ってまとめをしました。


鶴見茶屋2016(実施報告)

日時:2016年11月3日(日)10:00〜15:00
場所:コウノトリ文化館和室
来店者:60名chaya161103-1 chaya161103-2
去年から開催している「鶴見茶屋」。
今年も多くの方に来ていただきました。
ありがとうございます。
高校生の皆さんのお点前や雪見障子から見えるコウノトリも雰囲気があってよかったのではないかと思います。
来年も開店予定です。
豊岡総合高校茶道部の皆さまありがとうございました。

写真・文 村田美津子


秋の雑草講座2(実施報告)

日時:2016年10月27日(木)9:30〜11:30
天気:晴れ
参加者:5名
講師:上田、村田

先月に続き2回目の雑草講座です。
まず、上田館長からレクチャーを受け、秋晴れの空の下、近隣の畦道を歩いて目につく植物を採集し名前を調べました。
この時期は花あり実あり。そして紅葉も。
ブーケを作ったり、リースの材料になりそうなものも見つけました。
「雑草」と一言で片づけるのはもったいないですね。

確認種:37種類
カゼクサ,キンエノコロ,コブナグサ,ススキ,チガヤ,チカラシバ,メリケンカルカヤ,オオチドメグサ,カタバミ,スゲの仲間,ヒメクグ,アキノノゲシ,アメリカセンダングサ,オオアレチノギク,セイタカアワダチソウ,セイヨウタンポポ,ヒメジョオン,ブタナ,ヨメナ,ヨモギ,キツネノマゴ,トウバナ,トウバナ,ヒメジソ,イタドリ,イヌタデ,ミゾソバ,ツユクサ,エノキグサ,オヘビイチゴ,イノコヅチ,クサネム,ツルマメ,ノアズキ,ヤハズソウ,ヤブツルアズキ,ヤマノイモ

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文責:村田美津子


「鶴見茶屋」開催のお知らせ

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昨年好評だった鶴見茶屋を、今年も豊岡総合高校茶道部の協力を得て実施します。
コウノトリを見ながら一服どうぞ。

日時:2016年11月3日(日)10時〜15時
場所:コウノトリ文化館内
料金:200円


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