【企画展示】生きがい創造学院 麦わら細工教室作品展
但馬高齢者生きがい創造学院の麦わら細工教室の生徒が、趣味と生きがいを求めて作成した作品を一堂に展示します。
展示期間:2017年7月6日(木)〜8月3日(木)
月曜日(休館日)を除く9時~17時(最終日は14時まで)
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)
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但馬高齢者生きがい創造学院の麦わら細工教室の生徒が、趣味と生きがいを求めて作成した作品を一堂に展示します。
展示期間:2017年7月6日(木)〜8月3日(木)
月曜日(休館日)を除く9時~17時(最終日は14時まで)
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)
6月18日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:初夏の田んぼ・トンボやカエル
参加者:69人(22家族+1グループ)+スタッフ7人
暑くなりそうな曇り空の中、初夏の田んぼの学校スタートです。
生き物探しはみんな楽しくて、裸足で駆け込んだり、ズボンが汚れたりしても大丈夫。
お尻が泥んこになるまで頑張っちゃいました(^^♪
お話を聞いて初めて知ったこともあるけれど、触ってる方が楽しいね。オタマジャクシはやっぱり一番人気です。
終わった後は、恒例の鍋。おかわりたくさんしてくれました。最高、なんと8杯!
【確認できた生き物】
クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ゲンゴロウ幼虫、ガムシ、ヒメガムシ、ガムシ幼虫、コオイムシ、タイコウチ、マツモムシ、コミズムシ、ヤンマ型ヤゴ、トンボ型ヤゴ、イトトンボ型ヤゴ、キイトトンボ、モートンイトトンボ、クロイトトンボ、アメンボ、ヌマエビ、サワガニ、カワニナ、ヒル、オタマジャクシ、アカガエル、シュレーゲルアオガエル、トノサマガエル、ドジョウ、メダカ
日時:2017年6月14日(水)19時30分~21時
場所:コウノトリ文化館~コウノトリの郷公園
主催:豊岡市立コウノトリ文化館
共催:兵庫県立コウノトリの郷公園、ふるさと三江を愛する会
参加者:約240人(スタッフ込)
昨年度から始めた、観察会が始まるまでの30分間の音楽会。今年は岡本順子さんのピアノに合わせて、みんなで一緒に童謡やアニメソングを歌いました。ホールの壁にはこの音楽会のために描いて頂いた絵画も貼って頂き、とても楽しく時間を過ごせました。
ホタル観察会に出発する前に、上田館長からホタルについていろいろと教えてもらいました。この頃にはホールに入り切らない参加者の皆さんで文化館内があふれかえりました。
カラシナを乾燥させて作ったホウキを持って、鎌谷川沿いを東公開エリアに向かいます。祥雲寺巣塔の親鳥が塒入りしていました。
例年に比べ、ホタルの発生数は少なかったですが、東公開エリアを一周して文化館に帰ってくるまでに、ふわふわ飛ぶホタルを見たり、ホウキで捕まえたり、満天の星空の下で観察会を無事終えることができました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
テーマ:巣立ち前のコウノトリと野山の鳥
日時:2017年6月11日(日)13:00〜16:00
天気:晴れ
参加者:8名
講師:高橋、菅村、石垣
前日の朝、1羽が巣立った庄境巣塔を最初にチェック。巣立ちビナも巣に戻っており、3羽が揃っているのを確認してから福田巣塔へ移動。午前中の下見で、福田巣塔の3羽のヒナが一度に全部巣立ちしたことを確認したので、巣立ち直後の幼鳥を観察することを目標にしました。
巣は空っぽで、周りを双眼鏡でチェックしたところ、西の栃江の水田に下りているのを確認。車で近づいて、巣立ちビナをじっくり観察することができました。2羽の幼鳥が田んぼにいて、もう1羽の幼鳥は上空を舞う5羽のコウノトリの中に混じっていたようです。
巣立ちしたばかりの幼鳥2羽。左:J0143(黄黒/青青)、右:J0145(黄黒/緑黒)
来日の谷沿いに移動。林道を歩きながら、道沿いの植物を菅村自然解説員に教えてもらいました。この一帯はシカの食害が今のところ軽微で、草本や木本はもとより、シダ植物も豊富に見ることが出来ます。
午後からの時間帯は鳥も声を潜めますが、クロツグミやサンコウチョウの声をチェックしました。
ナワシロイチゴ
カラムシの葉を握った手の上に置き、もう片方の手のひらで叩くと「パン!」と大きな音がする遊びを教えてもらい、みんなでやっているところです。子供たちのおじいちゃんが一番上手に音を出して、孫たちの羨望の的でした。
【来日で観察した植物リスト】
ナガバモミジイチゴ、クロモジ、アブラチャン、ヤマコウバシ、アカメガシワ、ネムノキ、ヤブデマリ、アオナラガシワ、ミツバアケビ、アケビ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、ウワミズザクラ、カマツカ、シロダモ、ウツギ、ケケンポナシ、ウリカエデ、コクサギ、ナワシロイチゴ(ここまで樹木)
ヘビイチゴ、イタドリ、クサマオ、ミヤマイラクサ、ニシノホンモンジスゲ、ツルカノコソウ、ジュウモンジシダ、リョウメンシダ、イワガネソウ、ゼンマイ、オニヒカゲワラビ、オオバノハチジョウシダ(ここまで草本<シダ含む>)
観察会のゴールは戸島湿地。戸島巣塔の2羽のヒナは、6月24日ごろが巣立ち予定日です。
巣立ち直後の幼鳥を目の前で観察し、しっかり植物の観察もできた今回の自然観察会は、参加者の満足度も高かったようで、みなさん喜んで帰って行かれました。来月7月度は、巣塔周辺のコウノトリの巣立ち幼鳥の観察と、上田館長によるトンボ観察を行います。多数の皆さんの参加をお待ちしています。
5月21日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:春の田んぼ・オタマやタイコウチ
参加者:46名+スタッフ8名
5月の田んぼの学校はビオトープで生き物探し。参加者46名とスタッフ8人の合計54人で実施しました。今年は準備段階でヒルが多く心配しましたが、咬まれ(吸われ)た人は3人でした。前日にヒル捕獲作戦を実施した効果が少しはあった?
ゲンゴロウは5種類いましたが、数は少し少ないように思いました。一番多いのはニホンアカガエルのオタマジャクシ。ドジョウとメダカもいました。シュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえますが、姿が見えません。でも最後に成体を発見。近くにムカシヤンマがいました。
恒例の鍋はシカ肉と野菜。
日時:2017年
NPO法人コウノトリ市民研究所の橋本敏男主任研究員撮影による、春から夏にかけて豊岡盆地周辺でみられる野鳥写真のパネル24点の展示を行います。
展示期間:2017年5月23日(火)〜6月20日(火)
月曜日(休館日)を除く9時~17時(最終日は16時まで)
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)
テーマ:コウノトリの雛と夏鳥
日時:2017年5月14日(日)13:00〜15:40
天気:晴れ
参加者:10名
講師:高橋、石垣
5月度のコウノトリ自然観察会は、10名の参加者と爽やかな天気に恵まれて実施できました。学習室で30分の予習をしたあと、各自の車を連ねて移動。いつも通り、最初の観察ポイントは三江小学校グラウンドからの庄境巣塔。孵化後1ヶ月の3羽のヒナが元気に育っています。
たまたま在校されていた校長先生が出て来られて、観察会の和に加わってもらいました。この写真は、分かりにくいですが、屋上の貯水タンクの上にJ0059♀が止まって、庄境巣塔を監視している場面です。庄境巣塔のオスとペアになれなかったメスが、いつまでも離れずにそばにいます。
今年初めて繁殖に成功した小野小学校前の袴狭巣塔を巡回します。3羽のヒナが育っています。
袴狭から三木巣塔に回ります。この巣塔は今期初めてJ0054♂5歳×J0064♀4歳の若いペアが繁殖を始めました。これまで繁殖に利用されず、撤去が決まっていた古い木製の巣塔が、ここにきて繁殖に使われました。今日の田んぼ田植えの真っ盛りで、盆地内で一斉に田植えが進んでいました。
伊豆巣塔です。吐き戻し行動が観察され、1羽のヒナまで確認できていますが、まだ羽数は確定していません。今回の巡回観察でも、親鳥が伏せたままでヒナの姿は確認できませんでした。近くで郷公園のモニターの観察者が付いていました。
百合地巣塔では2羽のヒナが大きくなっています。
今回の最後の観察ポイントは福田巣塔。堤防の上から、安全に、目の高さで、近くに巣塔をじっくり観察できるよいポイントです。ヒバリがたくさん鳴き交わし、その囀りに混じってオオヨシキリの声も聞こえました。キジも鳴きましたね。
福田巣塔では、明日、足環付け作業が行われる予定とのこと。豊岡盆地内の11繁殖巣塔から、現時点で24羽のヒナの誕生が確認されています。昨年度は6巣塔から12羽のヒナが巣立ちましたが、このままの数値で巣立ちまで進めば、昨年度の倍の巣立ち数となります。
5月度の観察会は天候にも恵まれ、レギュラーメンバーに加えて新しい参加者も来られて、とても賑やかに楽しく進めることができました。6月度は巣立ちビナを見に行きます。ぜひご一緒しましょう。植物の菅村さんも講師で参加する予定ですので、植物に興味のある方もご参加下さい。
日時:2017年5月7日(日)13:00~14:30
場所:県立コウノトリの郷公園ピクニック広場特設ステージ
参加人数:120名
爽やかに晴れ渡ったGW最終日の日曜、たくさんの皆さんに集まってもらって、一緒に音楽を楽しむことができました。
上田館長より、開会の挨拶。Sound Stork Concertの命名のエピソードや、今期のコウノトリの繁殖状況などをスピーチしてもらいました。
今回も、進行MCは山下さん。オープニングに「こうのとりの唄」を山下さんのリードのもと、会場の皆さんと一緒に歌いました。第1部は文化館スタッフの演奏やコウノトリの歌を何曲か聞いてもらいました。
第2部は県立豊岡総合高校吹奏楽部の演奏。ブラスバンドの定番曲からポップスまで、心に響く素敵な演奏を聞かせてくれました。コーちゃん・オーちゃんも一緒にノリノリです。
第2部のラスト曲、スピッツの「空も飛べるはず」はせりかなさんのボーカルとのコラボでした。
第3部は福井県越前市出身のシンガーソングライターせりかなさんのステージ。地球ギター1本のアコーステックライブ、彼女の澄んだ声が5月の風に乗ってオーディエンスの耳に心地よく届きました。
ステージのラストは、「コウノトリ」のフルコーラスを手話を交えながら歌ってくれました。文化館のBGMとして、1週間ほどヘビーローテーションでせりかなさんの「コウノトリ」を流してきましたが、やはり生の歌声は本当に素敵に心に響きました。バックステージのコウノトリや空を飛ぶコウノトリたちの耳にもきっと届いたことでしょう。
自身の作詞作曲した「コウノトリ」を、コウノトリの郷公園で歌いたいというせりかなさんの夢が今日叶いました。
コンサートの最後は、再び総合高校吹奏楽部の皆さんに登場頂き、せりかなさんのボーカルで「翼をください」をみんなで大合唱して終わりました。
せりかなさんの今回のライブでの希望の一つは、地元の高校生たちとのコラボレーショを果たしたいというものでした。豊岡総合高校吹奏楽部の皆さんと、今日初めてぶっつけ本番でジョイントしてもらった2曲。みなさんにとっても心に残る思い出になったことでしょう。
出演者も、オーディエンスも、スタッフも、みんなで楽しむことができた、素敵な5月の野外ライブ・コンサートでした。また次の機会があれば、ぜひ実施しようと思っています。みなさん、一緒の時間をありがとうございました。