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第12回コウノトリ写真コンクール入賞作品展

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コウノトリファンクラブ主催の第12回コウノトリ写真コンクールの入賞作品展を開催します。

展示期間:2017年4月15日(土)〜5月19日(金)
     月曜日(休館日)を除く9時~17時(最終日は16時まで)
展示場所:豊岡市立コウノトリ文化館企画展示コーナー(エントランスホール右手)

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右から最優秀賞1点と優秀賞2点

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その他の入賞作品8点


コウノトリ自然観察会4月度(実施報告)

テーマ:コウノトリの抱卵と春の草 
日時:2017年4月9日(日)13:00〜15:00
天気:雨
参加者:5名
講師:高橋、菅村、石垣

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2017年度最初の、コウノトリ野鳥観察会改め、コウノトリ自然観察会はあいにくの雨でした。学習室で盆地内の11巣塔のコウノトリ営巣概要を説明したあと、フィールドに向かいました。4卵をカラスにとられて、2回目の産卵に向けて営巣中の祥雲寺巣塔の様子を見たあと、隣の三江小学校グランドにある庄境巣塔を観察。

満開の桜が美しく、すでに孵化していると思われる小さなヒナを親鳥があたためているところでした。講師の菅村自然解説員からサクラ、タムシバ、コブシなどの話を聞きました。

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福田巣塔に移動。ここの巣塔は。他の巣塔に比べて巣材を厚く積み重ねているのが特徴。すでに2羽のヒナが巣内にいることが確認されています。参加者の一人が、一瞬、ヒナのくちばしを確認したそうですが、まだヒナの観察は難しい段階です。

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菅村講師にヤブカンゾウの話を聞きます。奈佐川の土手には菜の花の黄色が広がっています。

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抱卵中の赤石巣塔を観察したあと、河口の戸島湿地を最後に観察して少し早目に解散となりました。

【今回観察した野鳥】
コウノトリ、ツバメ、イワツバメ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、ヒドリガモ、カワウ

 


サウンドストークコンサート開催のお知らせ

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Sound Stork Concert(サウンドストークコンサート)

日時:2017年5月7日 13時~14時30分
場所:コウノトリの郷公園内(雨天の場合は文化館多目的ホール)
入場:無料(どなたでも自由に来て下さい)

プログラム
▼文化館スタッフによるコウノトリの歌(一緒に歌いましょう)
▼豊岡総合高校吹奏楽部の演奏
▼せりかなライブ(福井県越前市出身のシンガーソングライター)

これまで9月に実施していた「みんなで歌おう」の屋外音楽ライブを、サウンドストークコンサートという名前で5月に実施することになりました。Sound Stork ConcertのSoundには「すこやかな」という意味があります。5月はコウノトリの子育ての時期にあたっており、ヒナがすこやかに育つようにと願ってコンサートの冠としました。

今回はスペシャルゲストとして、コウノトリ放鳥事業を進めている福井県越前市出身のシンガーソングライター・せりかなさんをお迎えします。筑波大学からリクルートに就職後、ミュージシャンに転向。せりかなさんのオリジナルソング「コウノトリ」を、コウノトリの郷で歌うという願いが今回叶います。みなさん、せりかなさんの楽しいライブステージをぜひ聞きに来てください。
せりかなさんのオフィシャルホームページはこちらから

※サウンドストークコンサートのチラシはこちらのPDFをダウンロードしてください


インバウンド対応文化館ポスター

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特に、城崎温泉を中心とする外国人旅行客のコウノトリ文化館への誘客を目的に、このたびバイリンガルのポスターを製作しました。目の前をコウノトリが飛ぶ「奇跡」を、世界中の人たちに知ってもらえればと思います。

このポスターを、但馬一円の観光施設などに貼ってもらいたいと願っています。ぜひご協力をお願いします。コウノトリ文化館の窓口でお声掛け頂ければ、必要枚数を無料でお分け致します。なおサイズはA1(594×841mm)です。


田んぼの学校2017実施案内

コウノトリ文化館・NPO法人コウノトリ市民研究所は、今年も「田んぼの学校」を開校します。田んぼや小川や里山を舞台に、どろんこになって、魚や虫をつかまえます。
田んぼの学校は、共同で遊ぶ「広場」として開催しますので、行動は自己責任でお願いします。

年間スケジュール(予定)
すべてに参加する必要はありません。都合に合わせて参加してください。
毎月第3日曜日9時30分から12時30分ごろまで

4月16日 タンポポなど春の草
5月21日 春の田んぼ・オタマやタイコウチ
6月18日 初夏の田んぼ・トンボやカエル
7月16日 小川の生きもの探し
8月20日 小川の生きもの探し
9月17日 バッタ・イナゴ探し
10月15日 アカトンボ探し
11月19日 里山で落ち葉集め・など
12月17日 リースづくり
1月21日 クラフト作成
2月18日 冬の田んぼ里山で生きもの探し
3月18日 アカガエル調査とビオトープ作業

*春・夏・冬休みには特別行事を実施します。コウノトリ文化館HPなどでご案内します。
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
*参加費は子ども100円です(傷害保険料他)
*昼は地元食材の鍋があります。必要な方はおにぎりを持参してください。

<場所と時間・準備するものなど>
場 所:コウノトリの郷公園・コウノトリ文化館集合
    警報が発令されている場合は中止です。それ以外の時は実施していますが、
    自主判断で参加してください。状況によっては内容は変更されることがあります。
時 間:9時30分開会、12時30分頃終了
服 装:汚れてもよい服装、帽子、靴(田んぼのときは長靴か裸足。)
持ち物:必要な方は弁当持参 、タオル、着替え、水筒、
愛用の自分の網、タモなどがあれば持ってきて下さい。
川に入るときは古い靴やビーチサンダルなどが便利。

<注意事項>
・小学校3年生以下は保護者の同伴をお願いします。
・行事参加者傷害保険に加入しますが、けが、事故等については原則それぞれの自己責任で対応願います。
・子どもの送迎は、保護者の責任でお願いします。
・地元食材の鍋は参加者がボランティアで作ります。自己責任で食べてください。

 案内チラシはこちら


コウノトリ自然観察会2017実施案内

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                           主催NPO法人コウノトリ市民研究所

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豊岡盆地周辺で暮らす野鳥を観察しながら、周辺の環境や様々な生物を、コウノトリ市民研究所の研究員が案内します。円山川下流域には水鳥の保護に関するラムサール条約湿地があり、豊岡盆地はコウノトリの生息地にもなっています。自然の見方が少しわかると、今まで気づかなかったたくさんのものが見えてきます。初めて鳥を見る人も参加できる観察会です。

2017年度年間スケジュール

4月9日  コウノトリの抱卵と春の草
5月14日 コウノトリの雛と夏鳥
6月11日 巣立ち前のコウノトリと野山の鳥
7月9日  巣立ちコウノトリと夏のトンボ
8月13日 コウノトリと水路のメダカ
9月10日 コウノトリとバッタ
10月8日  コウノトリとアカトンボ
11月12日 コウノトリと渡り鳥
12月10日 コウノトリと冬の猛禽類
1月14日 郷公園周辺のコウノトリと冬鳥
2月11日 コウノトリとカモ・コハクチョウ
3月11日 コウノトリと北に帰る鳥

・毎月第2日曜日13時~15時30分
・コウノトリ文化館学習室集合後、プログラムに合わせて観察ポイントに向かいます。
・事前申し込みとします。定員は20名以下とします。
・各自の車で参加していただきます。乗り合わせも可能ですが、自己責任でお願いします。
・自家用車での移動が前提なので、こどもだけの参加はできません。
・季節により、防寒対策、暑さ対策をお願いします。
・自分の双眼鏡や望遠鏡がある人は持ってきて下さい。数に限りがありますが無償貸出もします。

 <連絡先>
お問い合わせは、コウノトリ文化館までお願いします。 
E-mail: bunkakan@kounotori.org 〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺127番地
TEL:0796-23-7750 FAX:0796-23-8005  
コウノトリ文化館ホームページ(http://kounotori.org/bunkakan
本イベントのチラシは、こちらからダウンロードできます。


コウノトリ野鳥観察会3月度(実施報告)

テーマ:北に帰る鳥を見送ろう
日時:2017年3月5日(日)13:00〜16:00
天気:くもり
参加者:6名
講師:高橋、石垣

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2016年度最終のコウノトリ野鳥観察会は、6名の参加者を得て実施しました。コウノトリが本格的な繁殖期に入り、昨年度の営巣巣塔を順番に見て回りながら、今期の繁殖状況と巣塔周辺の野鳥をチェックします。

郷公園駐車場から、まずは祥雲寺巣塔を観察します。昨年度は2月中旬には産卵していましたが、今年は大雪の影響もあって、まだ兆候が見らません。オスのJ0021が巣に立っているのをスコープで観察しました。

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三江小学校校庭にある庄境巣塔です。この巣塔ではすでに抱卵が始まっており、観察時も1羽が伏せていました。近くの電柱に別の1羽がおり、てっきりペアの片方と思って足環を確認すると、昨年この巣塔での初繁殖時に、1羽のオスをめぐってペアを争っていた別のメスJ0059でした。1年経っても、庄境巣塔のオスのことが忘れられないようです。

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伊豆巣塔、河谷巣塔、百合地巣塔と巡回し、この写真は野上巣塔での観察の様子です。ガイドの石垣さんから、コウノトリのエピソードを話してもらいました。それぞれの巣塔では、巣に止まっているコウノトリはいませんでしたが、車を出てしばらく観察しているうちに、周辺でコウノトリの姿を見ることが出来ました。

また、レギュラー参加者の野鳥少年君が、六方田んぼで今期初のコチドリの渡来を発見して、参加者の称賛を受けていました。

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赤石巣塔にもコウノトリの姿はありません。コウノトリの代わりに、巣の上で休んでいたチョウゲンボウをスコープで観察します。

運動公園予定地の話、赤石堤外のヨシ原環境の話などをしました。そうこうするうちに、1羽のコウノトリが飛んできて、運動公園予定地の土盛の中に下りました。

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円山川河口で水鳥観察です。北帰行が続いており、すっかりカモ類が少なくなってしまいましたが、オカヨシガモ、ヒドリガモをチェック。夏羽移行中のカンムリカイツブリ2羽も見ることができました。

最後は戸島湿地管理棟にお世話になり、戸島ペアの状況を説明してもらいました。目の前の杭にカワセミ長い時間止まって、観察者の注目を浴びていました。

今回は雨にも降られず、野鳥に興味のある参加者の皆さんと一緒に、コウノトリとその他の野鳥をゆっくり観察できました。次年度も、引き続きこの観察会を続けて行きますので、皆さんの参加をお待ち致します。

【今回観察した野鳥】
コウノトリ、ノスリ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ハシボソガラス、トビ、スズメ、ツグミ、ヒバリ、コチドリ、チョウゲンボウ、カワラヒワ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、エナガ、カワセミ

 


田んぼの学校2月度(実施報告)

日時:2017年2月19日(日)9:30〜12:00
天気:晴れ
テーマ:冬の田んぼ里山で生きもの探し
参加者:22名(7家族)+スタッフ5名

東ビオトープに移動して水生生物の観察を行いました。積雪量が多く、アカガエルの産卵はまだ見られませんでした。しかし、こんな冷たい水の中でも、意外に多くの生き物がいることをみんなで確認しました。最後はリニューアルした観察サイトに行ってみました。お昼はシカ肉の大鍋で暖まりました。

【確認した生き物】
メダカ、ツチガエル、マツモムシ、コミズムシ、ミナミヌマエビ、ミズカマキリ、ヤゴ(ヤンマ型)

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コウノトリ市民研究発表会(実施報告)

日時 2017年2月19日(日)13:30〜16:00
場所 コウノトリ文化館学習室
参加者 20名

プログラム
1.はじめに 市民研の生き物調査について(上田)

2.研究発表
(1)祥雲寺地区の水田域とビオトープ域におけるカエル類の繁殖状況(田和)
(2)円山川汽水域の魚類(北垣)
(3)ギンリョウソウの開花(村田)
(4)神武山の自然~哺乳類の生息状況について~(上田)
(5)豊岡盆地周辺の野鳥(高橋)
(6)カタクリの新産地(菅村)
(7)2016年ククイ湿地からの報告(宮村)
(8)キノコを楽しむ(稲葉)

3.情報交換

一年に一度、NPO法人コウノトリ市民研究所の研究員から、それぞれの研究テーマに沿ったトピックを紹介してもらう報告会です。今年は8テーマの発表があり、興味深い観察報告がありました。研究員同士の情報共有の場であり、部屋は解放して一般の来館者の方々も入れ替わり立ち寄って耳を傾けておられました。

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東公開エリア特別ガイド

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文化館から東に徒歩10分ほどの東公開エリアにある観察サイトが、このたびリニューアルしました。記念行事としてコウノトリの郷公園と豊岡市の共催事業として、「東公開エリア特別ガイド」を実施することになりましたのお知らせします。

日時:2017年2月18日(土)13時30分~15時30分
特典
(1)文化館から東公開エリアまで無料送迎車を随時運行
(2)観察サイトに「さわれるコウノトリ」剥製を展示
(3)観察サイトで飼育員自身による解説
(4)参加者に記念缶バッヂを進呈
(5)先着150名様に「しょうが湯」を無料提供

案内チラシはこちらからダウンロードできます


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