活動2022 一覧

コウノトリ野鳥観察会2022年11月度(実施報告)

日時:2022年11月13日(日)13:00〜14:30
天気:曇り一時雨
参加者:2組5名
案内人:高橋

 事前申込み1名と当日参加1組4名の、計5名の参加者で実施しました。9月度、10月度と、参加者がなく本観察会も実施できずにいましたが、久しぶりにご案内することができました。

 まず学習室で、事前学習として本年度の野外コウノトリの繁殖状況の説明をしました。その後、公用車の先導で参加者の自家用車を観察ポイントにご案内します。六方田んぼの広域農道経由で河谷地区へ。河谷営農前の田んぼで1羽のコウノトリが採餌歩行中で、車外に出て、双眼鏡の使い方を覚えながら野外コウノトリの観察をしました。

 河谷巣塔にご案内し、集落の真ん中で住民に見守られながら子育てする様子をお話しました。河谷朝市の看板に刻まれたコウノトリファンクラブ会長柳生博さんの思い出話なども。

 次に上鉢山・伊豆地区に移動。にわか雨に降られて、十分な観察ができませんでしたが、1羽のコウノトリを見ることができました。伊豆巣塔のベテラン繁殖ペアの話をしました。

 小坂橋から出石川左岸堤防に入り、水量が少ない出石川の浅瀬にコウノトリが降りていないかチェックしましたが見つからず。加陽湿地を見下ろす場所で国交省による人工湿地造成の話をし、ここで現地解散としました。

 

 


生き物調査 2022年11月度 キノコ・粘菌観察(実施報告)

キノコ・粘菌観察会
令和4年11月6日13:00~15:00
参加者13名 スタッフ1



大阪からの熱心な参加者もあり、人数的にも年齢構成もちょうど良い観察会になりました。
 


文化館東側のアカマツまじりの尾根伝いのキノコ狙いの観察会です。
 


アミタケは少し遅かったようですが、それなりにたくさんのキノコを観察することができました。
 

1時間ほどの観察・収穫をして、学習室に戻り同定作業などをしました。
熱心な参加者で楽しい観察会になりました。


観察されたキノコたち、オオキツネタケ、アミタケ、チシオタケ、シラガツバフウセンタケ、オウギタケ、カノシタ、ヒメコガサ、クギタケ、ヌメリイグチ、ヒトクチタケ、ホコリタケ、コガネニカワタケ、キチチタケ、ヒイロタケ、カワラタケ、ベニタケの仲間複数種、フウセンタケの仲間複数種、その他。

 

 


秋の鶴見茶屋実施報告  

秋の鶴見茶屋が始まりました。

霧が晴れて、いい日和になりました。

参加人数 100名

 


ヒヌマイトトンボ生息地保全活動(実施報告)

ヒヌマイトトンボ生息地保全活動
令和4年10月30日10:00~11:00
参加者12名

10月30日㈰にヒヌマイトトンボが生息する桃島池の生息地保全活動を行いました。
桃島池の自然を考える会、小中高校生と一般の方、市民研究所のメンバーなど12名でゴミ拾いと木道にかかっている草を刈りました。
作業後、ヒヌマイトトンボの話を伺い、植物観察もしました。来年もまたここでヒヌマイトトンボが見られると思います。

 


秋の鶴見茶屋

秋の鶴見茶屋を開催します。
 
むかしコウノトリは鶴(ツル)と呼ばれていました。
昭和初期、出石の山では、たくさんの鶴見客が集まり、茶店が出たといいます。
コウノトリを見ながら、ゆったりとした時間を過ごしませんか。

日時:11月3日(祝・木) 10時~15時
料金 200 円也 
実施:兵庫県立豊岡総合高校茶道部
   豊岡市立コウノトリ文化館

 

 

 

 
キノコは大物はありませんでしたが、ツチクリの仲間のシロツチガキやオオゴムタケなど面白いものを見ることが出いました。

変形菌ではタマツノホコリ、シロウツボホコリ、アオモジホコリなど定番を見ることができました。
 

サワガニやモリアオガエルなども観察しながら、あっという間に時間が過ぎていきました。

アケビがちょうど採りごろになっていて、みんなで食べました。
さわやかな甘さですが、種ばかりで初めて食べる子供たちにはいまいちだったかも。

学習室に戻って机に並べてもう一度確認したり、枡岡さんの実体顕微鏡で拡大して観察したりしました。

見つかった変形菌

シロウツボホコリ、アオモジホコリ、タマツノホコリ、不明種?
見つかったキノコ
シロツチガキ、オオゴムタケ、ミズゴケノハナ、チャワンタケの仲間、コブリマメザヤタケ、カワラタケ、ウチワタケ、ツヤウチワタケ、シラウオタケの仲間、サルノコシカケの仲間複数種、ビョウタケの仲間、

 


生き物調査 2022年10月度 キノコ・粘菌観察(実施報告)

キノコ・粘菌観察会
令和4年10月2日13:00~15:00
参加者9名 スタッフ2


今回も日本変形菌研究会の枡岡さんに特別講師として参加いただきました。
まだまだ暑さが残る中、9名の参加者のうち子供5名でにぎやかに実施しました。
学習室で軽く変形菌の大きさを実物で確認してもらってから出かけました。


キノコは大物はありませんでしたが、ツチクリの仲間のシロツチガキやオオゴムタケなど面白いものを見ることが出いました。

変形菌ではタマツノホコリ、シロウツボホコリ、アオモジホコリなど定番を見ることができました。


サワガニやモリアオガエルなども観察しながら、あっという間に時間が過ぎていきました。


アケビがちょうど採りごろになっていて、みんなで食べました。
さわやかな甘さですが、種ばかりで初めて食べる子供たちにはいまいちだったかも。



学習室に戻って机に並べてもう一度確認したり、枡岡さんの実体顕微鏡で拡大して観察したりしました。

見つかった変形菌

シロウツボホコリ、アオモジホコリ、タマツノホコリ、不明種?
見つかったキノコ
シロツチガキ、オオゴムタケ、ミズゴケノハナ、チャワンタケの仲間、コブリマメザヤタケ、カワラタケ、ウチワタケ、ツヤウチワタケ、シラウオタケの仲間、サルノコシカケの仲間複数種、ビョウタケの仲間、

 


生き物調査 2022年9月度 昆虫調査(ゲンゴロウ類)(実施報告)

2022年9月4日(日)

天候 :晴れ

参加者:スタッフのみ4名

今月はゲンゴロウ類の調査です。豊岡市内にはゲンゴロウの仲間が数種類生息しています。しかし、中型種や小型種で、大きなゲンゴロウ(別名ナミゲンゴロウ)は近年確認されていません。ナミゲンゴロウが見つかれば大発見ですが、その他にも、豊岡盆地でのゲンゴロウ類の生息状況の確認という大切な役目のある調査です。

今回は参加者の方は無く、スタッフのみでの調査となりました。

まず初めに、久々比湿地を調べました。

 

ここでは6種ものゲンゴロウ類が確認できました。

クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウです。

豊岡盆地では、よく目にするゲンゴロウたちです。

 

次に向かったのは、玄武洞スポーツ公園のビオトープです。

ここは意外なことに、ゲンゴロウ類は、コシマゲンゴロウ1種のみでした。

他にもスジエビやキタノメダカ、ヤゴ類などが採集できましたが、全体的に水生動物が少ないという結果でした。


夏休み昆虫採集 8月

夏休み昆虫採集

2022年8月28日(日)9:30~11:30

天候:晴れ

参加者:2家族8名、スタッフ2名

今日は8月の「夏休み昆虫採集」でした。先月は里山観察路でしたが、今回は谷筋の草地に行きました。

 

まず最初にキリギリスを見つけました。メスです。剣のような突起物は産卵管です。

 

 

草地での採集。キリギリスなどのバッタ類や、トンボ類が多くいます。

 

  

 オオヤマトンボです。

 

 

 オオシオカラトンボ。

 

 

実習室に戻って、種類を調べて観察しました。

 

みつけた生物

バッタ類 : キリギリス、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、クサキリ、

       オンブバッタ

トンボ類 : シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、オニヤンマ、オオヤマトンボ、

       キイトトンボ、ウスバキトンボ、オオアオイトトンボ、オオイトトンボ

甲虫類  : オオセンチコガネ、ベッコウヒラタシデムシ

その他  : オオカマキリ、コオイムシ

 捕まえた昆虫たちは、観察終了後、みんなで逃がしました。


小川で遊ぼう(実施報告)

日時:2022年8月14日(日)9:30~11:30

天気:曇り

参加者:9家族30名

 

天候が心配でしたが大雨に見舞われることもなく、多くのご家族に参加していただきました。

文化館前の鎌谷川に入りました。川の水量も多すぎず少なすぎず、ちょうどいいくらいでした。中には腰まで浸かって夢中で網を入れている子どももいました。やはり夏の川遊びは楽しいですね。

ミナミヌマエビやヤゴ、カワムツの稚魚などが沢山捕れました。中には大きなカワムツを捕まえた子もいました。

カワムツ

ニシシマドジョウ

 

ヤゴとタイコウチ


コウノトリ野鳥観察会2022年8月度(実施報告)

日時:2022年8月14日(日)10:30〜12:00
天気:曇り
参加者:3組9名
案内人:高橋

 事前申し込み1組、10時のコウノトリ定時解説で参加を呼び掛け当日参加された2組を加え、3組9名の参加者で実施しました。まず、祥雲寺地区の無農薬圃場にいた2羽のコウノトリを、双眼鏡の使い方を確かめながら、観察してもらいました。巣塔に戻った野生種エヒメをスコープで大きく見てもらうこともできました。

 野上のコウノトリ保護増殖センターに移動します。幹線道からアプローチに右折する際、野上巣塔方面から1羽のコウノトリが低空で飛び出してきて道路脇の電柱に止まりました。センター前でコウノトリ保護増殖の歴史について説明した後、赤石地区圃場に移動。コウノトリの姿はありませんでしたが、この地区の堤外ヨシ原でこの時期見られるツバメのねぐら入りの話をしました。

 観察会の最後は、円山川河口の戸島湿地管理棟で今年の繁殖状況などの話をお聞きしました。湿地の奥から、コウノトリが飛び出し、美しい飛翔姿を最後に見て頂くことができました。


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